2015/11/24 のログ
ご案内:「女子寮内・サヤと畝傍の自室」に石蒜さんが現れました。
石蒜 > 深夜、石蒜は畝傍のベッドの中で目を開いた。
目覚めたのではなく、ずっと起きていたのだ。

そっと、畝傍を起こさないようにベッドから抜け出す。
忍び足で部屋を歩く、サヤの裁縫箱から縫い針を一本取り出し、風呂場へと向かう。

石蒜 > 風呂場のドアを、ゆっくりと静かに閉める。カチリ、と小さくドアノブが音を立てた。
息を殺し耳を澄ませる。物音はしない。

「ふぅ…。」ほっと胸を撫で下ろす。ここまでくれば少しばかり音を立てても大丈夫だ。
石蒜は畝傍にもサヤにも秘密で、月に一度ぐらいの頻度で、こうやって深夜に寝床を抜けだしている。
するりと寝巻きを脱いで、水の抜かれた浴槽へと入った。
その目的は、自慰行為のためだ。

石蒜 > 「ふーっ……♥ふーっ…♥」期待に息を荒げながら、情欲ににごった目で右手に持った縫い針で男性器の表面をかるく擦る。
「んふっ♥」その感触にびくりと肩が跳ねる。声が漏れないように、左手の親指の根元を噛んで口を塞ぐ。

縫い針の先端はだんだんと下に下り、男性器の根本の更に下、女性器へと伸びる。そしてそこで男性器に負けないほど熱く固くなっている、陰核を針で突付く。
「…♥♥♥!!」腰に走る痛み、そしてそれが変換された快感が背骨を突き抜ける。

石蒜 > 「んふーっんふーっ……♥♥」鼻息を荒くしながら、敏感な部位を針で撫で擦り、突付いて自らを焦らしながら興奮を高めていく。男性器はびくびくと跳ね、すぐにでもはちきれそうだ。
左手を強く噛み締めたせいで、皮膚が破れ出血している。その痛みと血の味もまた石蒜にとっては快感でしかない。

「……ん、くふっ…ん…♥♥♥」暗い浴槽の中で、針がキラリと光る。そして、狙いを定めて…

石蒜 > 紅玉のように充血して光る陰核を貫いた。
「~~~~~ッッ♥♥♥♥」焼けるような痛みが股間から全身に広がる。食いしばった歯が手へと食い込み、付け合せのように甘い痛みをもたらす。
ガクガクと全身を震わせながら、石蒜は絶頂した。プシュッと音を立てて潮を吹き、チーズのように濃く黄ばんだ精液を吐き出す。

石蒜 > 「はぁ…はぁ…♥」血と潮と精液が混ざり合い、薄ピンクの液体になって排水口へと流れていく。
それを石蒜は余韻を楽しみながら眺めていた。しばらくして「あ、うわっ。刺しちゃった。」興奮して予定以上のことをしてしまったのに気付いて、慌ててすぐ隣のトイレからトイレットペーパーをガラガラと引き出して股間に当てた。
まだ出血は止まらず、トイレットペーパーはみるみる赤く染まっていく。
「やっちゃった……どうしよう。」突付いたりこすったり程度の傷なら朝までに治っているだろうが、流石に針で貫いてしまってはサヤにバレてしまうだろう。

石蒜 > 「うぅ~~……畝傍の馬鹿…。」ジンジンと痛む股間を押さえながら、責任転嫁気味に呟いた。
そもそもこうやって自慰をしなければならないのも、畝傍の方から求めてくれないからなのだ、と石蒜は考えている。
初めて交わって以来、なんどか肌を重ねてはいるが、いつも石蒜から言い出してのことだ。
あんまり求めて、やらしい子だと思われるのは嫌だった。それで畝傍が自分を嫌うようなことは絶対ないとは思っているが。

石蒜 > 「畝傍……。」蛇口からお湯を流して、痕跡を洗い流しながら、小さく呟いた。
ご案内:「女子寮内・サヤと畝傍の自室」から石蒜さんが去りました。