2017/10/17 のログ
ご案内:「落第街/廃倉庫」に近衛 昴さんが現れました。
■近衛 昴 > 薄暗い倉庫内を照らす心細い明かりに照らされるのは木箱に突っ伏した制服の少女と背後から覆いかぶさり少女の体を弄る男。
男の手が衣服の下で動きながら乱れさせ、仰向けにしていよいよ事に運ぼうとすると少女が不可思議な仮面をつけていることに怯み、その瞬間に少女は小さなスプレーを手に男の顔へと噴射して。
催眠スプレーを浴びた男はそのまま少女に倒れこみ、少女は乱暴に横へと男を突き落とすと乱れたい服を最低限直して、先ほどまで体重を預けていた木箱の蓋を開けると眠りこけている男を引き摺りながら押し込もうと。
「…これでよしと。よく効くねこれは」
持ち逃げした金で豪遊している男をいきたままつかまえてほしい生け捕りにすれば報酬を、そんな情報が流れてその筋の者たちが男を捜し始めた、少女もその1人。
屋根を打つ雨の音だけが響く中で時折時計の数字を気にしながら、後は依頼主が用意した運び屋が来るのを待つ
■近衛 昴 > 恐らく男の目撃情報だけでなく少女が捕縛したのも既に流れているだろう、運び屋が来るのが早いか獲物を掠めに来るハイエナが早いか。
そんな考えを巡らせ用心のために着替えてしまおうと男が眠る木箱の上に脱いだ制服を載せ、隠していたバッグからスーツと仕事道具を出せば着替えていくだろうか。
やっぱりこっちのほうがしっくりくると順に袖を通し、ふと首元を閉じるときに肩口を気にするのは男が残した複数の紅い跡。散々肩口や胸元を吸われたせいか私生活に支障がでそうだとため息を吐き出して。
着替えが終われば木箱の上に腰掛けて、視線を向けるのは入り口の扉で
■近衛 昴 > なかなか現れない来訪者にやきもきしていると腰をかけている木箱の中がガタガタと揺れ、中からは怒声交じりの声が響き始めると催眠スプレーを疑いの目で見て。
「もう起きたのか、即効性はいいけど持続性がね…静かにしてッ!」
助けろやよくも騙したなを始めに、出られもしないのに汚い言葉で必死に抵抗する男に踵で木箱の腹を蹴るも火に油を注いでしまい、仕方がなく隙間から再度スプレーを流し込んで黙らせてしまおうと。
後これを何回か繰り返さないといけないかと思うと気が滅入ってしまう
■近衛 昴 > 倉庫の重い扉が開きようやく現れた来訪者に木箱から降りると互いに中身の確認を行い、小さな包みを受け取ると先に倉庫を出たのは少女。
渡された男がどういう結末を迎えたかは誰も知らず、いや知られることなく処理されただろうか
ご案内:「落第街/廃倉庫」から近衛 昴さんが去りました。