2017/10/19 のログ
ご案内:「◆特殊Free(過激描写注意)1」に近衛 昴さんが現れました。
ご案内:「◆特殊Free(過激描写注意)1」から近衛 昴さんが去りました。
ご案内:「歓楽街/裏通り」に近衛 昴さんが現れました。
■近衛 昴 > まだ雲に覆われた日が高く上っているというのに何組もの男女が建物に消えていく、そんな歓楽街の一角を1人で歩く少女。
制服姿で1人歩く姿は異様と見えるか興味を引くか。少女の狙いは後者、少し前からずっと後をつけてくる背後からの足音に不適に笑みを浮かばせると、追跡者に焦っているかのように演出するために足早に裏路地へと逃げ込んでいこうと。
後を追う男はいかにも不良な出で立ちの生徒で少女が逃げるのに気づくと後を追って路地裏に入り込むもそこには誰もいない。
ビルとビルに挟まれて隠れるところも逃げ込む場所もないのに姿はなく、あるのは先ほどの少女が持っていたバックだけが落ちており、男はそれを確認しようと不用意に近づいてゆく。
そんな男を眺めるのははるか頭上にワイヤーでぶら下がっている少女、同じ制服姿だが腰の端末に仮面を付け、右手の爪は男に狙いをつけているか
■近衛 昴 > ここを狩場にしたのは理由がある。歓楽街ならは裏に精通した強者に出会う危険性も少なく、この姿のほうがよく獲物が釣れると。
バッグの中身を確認しようとする男の背後へと一気に降りると左腕で首を固め、鉄爪が鈍く光る右手で腰に腕を回すように抱きしめてしまおうと。
「動くな、少しでも騒げば…わかる?」
耳元で小さく囁きくも警告を無視してそれでも抵抗しようとすれば右手が腰から臍までを撫で肌に鋭い爪痕を刻んでいき、肌に切れ目をいらられて声を上げようとする男の口を即座に右手で塞いで2度目の警告。
そして男へ異能を持つかどうかを問いかけて、それに頷いて答えろと囁くと男は首を立てに振り、口を塞いでいた手を離すとどんな異能か答える様に要求するも帰ってくるのは罵詈雑言。
そんなこと聞いていないと少女は臍から肩口まで右手を撫で上げると男の衣服は細切りにされて赤く染まってゆくか。
■近衛 昴 > 今度は口を塞がなかったので路地裏には男の悲鳴が響き、爪に付いた鮮血を確かめる少女は再度質問を繰り返す。
涙や鼻水でグシャグシャになった顔の男はようやく観念したのか許しを請うように態度を変え、口にした異能は獣化、しかも姿が変わるだけのもので何の恩恵もない。
自身の運の無さに嫌気がさすも、もっと運が無いのがここまでされたのに落胆されている男だろう。
最後に無事に裏通りから生きて帰りたいならここであった事を忘れろ、誰にも口外するなと釘を刺して手前へと男を突き飛ばすか。
ようやく解放された男は両足をもたつかせながら何度も転び、必死に明かりが差し込む通りへと逃げ出してゆく。
■近衛 昴 > 今日はこれで3人連続ハズレ、有効な異能でなかったりコピーができないような固有のものであったりと散々な結果で。
爪に付着した血液を払い落としながらまた荷物を纏めて表の通りで釣り糸でも垂らそうかと思っていると背後から響く怒声、振り返れば今日一番最初に襲った男が応急処置を済ませた姿で立っており、手には鉄パイプが握られているか。
そしてなにより背後には仲間と思われる男が2人、泣いて許しを求めていた姿が懐かしいくらいに威勢よく吼える男は下品な欲望を垂れ流しながら仲間と襲ってくるが、少女は冷静に指先から自らの血を口へと含み跳ぶ
■近衛 昴 > ビルの壁と壁を交互に蹴りながら高さを増すと一番手前の男の顔を着地しながら地面へと叩きつけ、2人目が鉄パイプを振り下ろすよりも早く懐へと潜り込んで顎目掛けて蹴り上げれば、見えない力に引き抜かれるように男の体が宙を舞うか。
目の前の光景が信じられないのかがむしゃらに鉄パイプを振り回して突っ込んできた男を避けながら僅か数センチまで近づき、背後のビルの壁と挟み込むように腹部へと拳を打ち込む。
肉に食い込み、骨が軋んでいく感触を手に感じながら拳を振りぬくと壁に叩きつけられたような格好のまま、男はズリズリと体を壁に預けるように倒れてゆく。
「ふぅ…ジャスト1分」
まさか仕返しに来るとは予想外だったが、素人相手の喧嘩なら十分すぎる程に今の自分の力が通用することが証明できた
■近衛 昴 > 血に塗れ白目を向いて転がる三人とそれを見下ろす少女。
思わぬ実戦ができたのはいいがこんな状況ではこのまま狩りを続けることはできず、場所を変えようと男達を残してただの学生の姿で表の通りへと消えていくだろうか
ご案内:「歓楽街/裏通り」から近衛 昴さんが去りました。