2017/11/27 のログ
■鈴ヶ森 綾 > 「そう?今でもまだ絡繰人形か何かじゃないかと疑っているんだけ、ど!」
タンッ、肉と肉がぶつかり合う音が路地に響く。
互いの激しい動きにいつしか着物は大きくはだけ、袖を通した部分だけが引っ掛かった状態になっており、
肩から胸にかけた部位は完全に露出している。
大きく晒された肌には僅かな発汗と紅潮が見られ、女の興奮の度合いを推し量る事ができる。
そもそも、精気を吸うのに粘膜同士の接触が最も効率が良いのは事実だが、
それならば口吸いだけで事足りる。
結局の所、彼女はこういった行為を楽しんでいるという事に他ならない。あくまでも、自慰の範疇としてだが。
「胸がそんなに好き?」
局部を交じらわせたまま上体を倒し、少年のシャツの前を開かせて胸を押し付けていく。
そうして胸部の柔らかさを手以外にも伝え、前後に腰を揺すって自らの快感を貪っていく。
■笹貫虎徹 > 「…ああ、人間味が薄いみたいな事は言われた事がある気がする…けど、ね!」
路地裏に響く卑猥な水音。首と左手を拘束されているとはいえ、その他は拘束されていない。
もし、逃げようと思えば逃げられる可能性もゼロではない…のだが。
窒息と快楽の交互責めに、少年なりに少々翻弄されながらも、その目は彼女の様子を観察する。
(…汗に、体の紅潮…興奮はしてる。つまり楽しんではいる…と)
ただ、彼女は妖怪だ。精気は糧になるが、性行為は効率的な摂取手段…そして自慰行為でしかないのだろう。
ボンヤリとそんな結論を見出しながらも、肌蹴た彼女の半裸の姿に男根は彼女の中で大きさと硬さを増して。
「…嫌いな男は…そんなに居ないと思うなぁ。大きさの好みはそれぞれ…ありそうだけ、ど!」
下半身が繋がったまま、彼女が上体を倒してこちらのシャツの前を広げる。
自然、そのまま密着されれば胸がこちらの肌に直に押し付けられる形だ。
体は素直なもので、それだけで更に男根が元気になる。ついでに、こういう密着体勢は何か悪くない。
右手で、上体を倒して密着上体の彼女の体を固定しつつ、そろそろ最初の射精が近い。
そもそも、余裕そうだが性行為は初なのだ。まだペース配分が掴めていない。
「…アヤ、そろそろ出そ――あ、無理もう出る…っ!」
言いつつ、下からガンガン突き上げて程なく射精してしまおうか…だが、射精を終えても男根は硬く元気なままで。
■鈴ヶ森 綾 > 「はっ…精々、変なモノにお仲間だと思われないよう、気をつけなさい。」
幽霊は自分を見える者の元に寄ってくるとも言う、
少年の場合、それより遥かに厄介なモノを呼び寄せかねない。
そんな印象を抱かせる少年に対し、それを素直に告げた。
「なんなら吸ってみる?生憎、何も出はしないけれど。」
自らの手で挑発的に胸を揺らし持ち上げて見せ、
相手の眼前にその豊かな膨らみを差し出す。
とはいえ、少年側もそれなりに上体を起こさなければ舌先すら届きはしない距離だ。
無論、そうすれば今度は自らの手で文字通り首を絞めるはめに陥るのだが。
「えぇ、構わないわ、…ん、くぅっ…」
絶頂を予告する言葉から殆ど間を置かず、咥え込んだ男根から吐き出されるしなだりを肚受ける。
そしてその瞬間に合わせて一際強く糸が絞り込まれ、
それまでで最も長い窒息状態に少年を襲う。
こちらも軽く達したようではあるが、互いが余韻を味わうような間も取らず、
さらなる快楽を求めて構わず腰を打ち付け続ける。
■笹貫虎徹 > 「……アヤって、何だかんだそういう警告してくれるんだなぁ」
小さく笑って。彼女は妖怪で、精気を糧とし人を襲う事に躊躇いも何も無いだろう。
その一言も気紛れなのだろうが、そんな警告のような一言は完全に冷酷非情ならまず出てこない。
別に情が云々と言うつもりもないが、人に紛れて現代に生きるからこそか。
「…いや、そうなると俺の首が締め付けられるんだけど――まぁ、吸いますハイ」
自分の手で、挑発的にその豊かな胸元を揺らして持ち上げてみせる妖怪美女。
眼前に差し出されたソレは、届きはするが上体を起こそうとすれば首が絞まる。
…が、構わず上体を起こして先端へと吸い付いて行こう。当然、ギリギリと首が絞まるがお構いなし。
首が絞まって呼吸が苦しくなりながら、彼女の胸を口や舌でタップリ嬲って行こう。
「…ぐ…ぁ…っ…!!」
射精したその瞬間、彼女が糸を一際強く絞れば。今までで一番強い呼吸困難。
流石に、胸を吸う余裕もなく口を離しながら、口をパクパクさせて…だが、ギリギリ耐え切った。
間髪入れず、構わず腰を打ち付けてくる彼女に…右手で彼女の腰をまず掴む。
そして、…ブヂィッ!!と、左手を覆っていた糸をぶち破ってしまう。
右手より酷い血塗れの左手。彼女の白い肌に塗りたくるようにあちこち触って愛撫しつつ。
彼女の腰にまだまだ負けじと、こちらからも力強い動きで…さっきよりも強く突き上げていく。
今の射精で精気を一気に吸われたのだが、萎えるどころかむしろ活性化しているように元気だ。
もし、本当に骨の髄まで頂くならそれこそ一日潰さなければいけないくらいに、その精気は溢れんばかり。
■鈴ヶ森 綾 > 「あん」
胸の先端を吸われるとわざとらしい、いかにも作った喘ぎ声が漏れた。
窒息寸前になりながらも胸に吸い付こうとする様子は滑稽半分、可愛さ半分といったところか。
必死な少年の頭を思わず一撫でしてしまう。
しかし余裕綽々というわけでもないのか、舌の動きに合わせて少しばかり擽ったそうに身を捩らせる。
「言ったはずよ、まだこんなものでは…!?」
驚いた。
自分の糸は、引っ張る力に対しては極めて強靭だ。
それを無理やり引きちぎるとは、なんという無茶だろう。
しかしながら驚いてばかりもいられない。
萎えさせるどころか力強さを増し、両手まで自由になった少年の動きに応じるように、
こちらもさらに行為をエスカレートさせる。
結局、この少年の精気を一夜の内に吸い尽くす事はできず、
夜明け近くに彼の戒めを解いてその場を退散する事となった。
なお、吊るされていた男はそのまま放置されたが、何時の間にか糸が切れており風邪を引いただけで済んだ。
■笹貫虎徹 > 「…むぅ」
流石に、性行為に関してはそもそもの場数が違う訳で。わざとらしい作った喘ぎに若干だが不満げ。
とはいえ、こちらも窒息寸前なのに胸に吸い付いたりする辺り、変に無茶をしているわけで。
…しかし、何で頭を撫でられたのかは謎だ。ただ、彼女も余裕なだけではなく、くすぐったさに身を捩じらせてはいたが。
「…うーん、流石に痛い。まぁそれはそれ。こっちだって一度や二度じゃ満足出来そうにないしねぇ」
左手は確実に負荷で折れたりしているかもしれないが、元々骨や筋肉、神経は人より遥かに頑強に鍛えられている。
大した事ではない、とばかりに笑ってみせるその姿はある意味でぶっ飛んでいるか。
ともあれ、両手が自由になったこちらと、まだまだ行為をエスカレートさせていく彼女。
結局、朝が来るまで…戒めを解放されて彼女が退散するまで持ち応えたタフさだったとか。
ちなみに、男の方は最後まで放置。それより、事が済んだ後に初体験が妖怪美女だった事に何とも言えない表情だったりしたとか何とか。
ご案内:「歓楽街/路地裏」から鈴ヶ森 綾さんが去りました。
ご案内:「歓楽街/路地裏」から笹貫虎徹さんが去りました。