2018/08/27 のログ
ご案内:「廃ビル群」に追影切人さんが現れました。
■追影切人 > 「…あン?」
フと眉を潜めて。左目を覆っていた眼帯をズラせば、黄金色の虹彩を持つ義眼を露にして。
「――ツクヨミ、ちょいと検索…スラム方面…違う、そっちじゃねぇ、もうちょい南…あぁ、そうそうそっち…おい逆だ馬鹿!」
何やら独り言を呟いているが、少年の左目に埋め込まれた義眼が淡い光を放ち、何やら義眼の前面にディスプレイのようなものが浮かび上がる。
それ越しにスラムの方角を眺めていたが…面倒臭そうに舌打ちを一つ。
「…特撮っぽいのと変な女はいいとして…ありゃ新手のパンデミックか…?どんだけバリエーション豊かなんだよ面倒臭ぇな」
遥か遠くのソレを”観測”したらしく、義眼の前の展開されたディスプレイに映る光景を眺めて溜息。
正直、こちらにお鉢が回ってくる前にあそこの二人に始末しておいて貰いたいものだ。
■追影切人 > 「…ま、いいか。俺じゃなくても連中が何とかすんだろ…ついでにあっちみ見とくか」
義眼ツクヨミで先ほどの派手な銃撃や砲撃があった辺り。こちらは距離が比較的近いのでよく”見える”。
「……ふーん、あの金髪小僧が鉄火の支配者か。で、あっちの仮面は…知らねぇ顔だな」
と、呟いてしばし眺めていたがバレると面倒なのでツクヨミを解除。義眼の前に展開されていたディスプレイが消失し、淡い光を放っていた義眼も沈黙する。
そのまま、眼帯で左目を覆い隠しながら一息。わかった事は矢張りパンデミックのバリエーションが増えている事か。
「ゾンビにワイバーンにスカイシャークに…さっきのはレーザーキャノンか?…早めに大元を含めて始末しねぇとキリがねぇだろうに」
上はモタモタしているのか狙いがあるのか分からないが。まぁ自分にはどうでもいい事か。
ご案内:「廃ビル群」に追影切人さんが現れました。
■追影切人 > 「さーて。やる事はやったし帰るか…。」
こっちを逆探知されても面倒だ。そのまま廃ビルを後にして外に出れば…ああ、忘れる所だったと。
無造作に担いでいた西洋剣を振るって――今、少年が出てきたビルを含め、纏めて周囲の廃ビルを5棟ほど”刻んで”おいた。
当然、派手にバラバラになったビルは倒壊して行くが少年には破片すら当たらない。
「よーーし、少しスッキリしたし満足満足…」
言いつつ、今の一振りで負荷が掛かったのか、ボロボロになった西洋剣を打ち捨てて。
そのまま、かったるそうな足取りで派手な証拠隠滅をしつつ立ち去るのであった。
ご案内:「廃ビル群」から追影切人さんが去りました。