2015/07/02 のログ
ご案内:「ビアトリクスの個室」に日恵野ビアトリクスさんが現れました。
日恵野ビアトリクス > 自室に入る。鍵を締める。荷物を置く。

身体をベッドに投げだ……そうとしてやめ、
まとっていたベージュのワンピースを脱ぐ。ウィッグを取る。
コルセットを外す。パッドを外す。
そうしてようやくベッドに腰掛けた。

日恵野ビアトリクス > 《踊るひとがた》でごまかした化粧崩れは元通りになっていて、
そこにいるのは半裸になったいつものビアトリクスの姿。
魔法は今度こそ消えていた。顔は熱に浮かされて赤い。
すぅ、はぁ、と呼吸を整える。

かばんに突っ込んでおいた茶トラ白猫と三毛猫のマスコットのストラップを
簡易包装に入れたまま取り出す。中身を確認して、
それを机の引き出しのうちのひとつに突っ込んで、鍵をかけてしまう。

日恵野ビアトリクス > 「…………………………」
日恵野ビアトリクス > 「おなかすいたな……」

あとで食堂にでも行こう。
けれど今は何もしたくない。
心地いいとも心地悪いとも言えない疲労に満たされている。
少し眠ることにしよう。

ご案内:「ビアトリクスの個室」から日恵野ビアトリクスさんが去りました。