2015/08/26 のログ
ご案内:「ヨキのアトリエ」にヨキさんが現れました。
ご案内:「ヨキのアトリエ」におこんさんが現れました。
ヨキ > (――夕刻。
 いかにもチャラい格好のヨキが、デスクの前の大きなチェアに座っている。
 特に時刻を気にするでもなく、スマートフォンなぞ弄っている)

「……さて。おこんの奴、本当に来るやら」

(アトリエに、ヨキの自宅と判るような表札らしい表札はない。
 鉄で作られた花のレリーフが玄関先に掛けられて、それだけが金工作家の居所を示す目印だ)

おこん > (こんこん。 小さなノックの音。
 そっとドアを開けると、不安げな顔を覗かせる。)
ヨッキ、その、あの……わ、ワシは手慣れているとはいえじゃな、
なんかすごくこう…イヤではないんじゃけど、
なんかすごい事になりそうな気がしてきたんじゃよ。
じゃ、じゃからその…今日は、優しくというか、こう…
ほんのちょっとだけ親密な感じのことをするとか…?
(入ってくるなり早口でしゃべり、胸の前で手をもじもじ。
  もちろん怯えていないわけではないが、
 相手が強く出れば出るほど弱く…すなわち、相手に望む形を取ってしまうのが、
 相手と褥を共にする”化け狐”の特性なのだ。)

ヨキ > (するりと扉が開く。優しく優しく微笑んだヨキが、長い腕で滑るようにおこんを招き入れる)

「――優しく?もちろん。何なりと君の望むとおりに。
 今夜のヨキは君の恋人で、主人で、そして奴隷だ」

(化け狐――そして鎖のない首輪を嵌めた猟犬、互いに忠実ともなれば。
 尋ねるでもなく、おこんの小さな身体を両腕でひょいと抱き上げる)

「……こうして見ると、本当に小さいな、君は。
 人形みたいだ」

(おこんが抱えたまま、隣室の寝台まで向かおうと歩き出す。
 自分の顔より若干高い位置にあるおこんの首筋へ、鼻先を埋めて匂いを嗅ぐ)

「ふふ。……この家なあ、風呂はおろかシャワーもないんだ。
 ご婦人からの評価は、天地に分かれて真っ二つさ」

おこん > ウム! ヨッキは紳士じゃのー。
(ひょいっと抱き上げてもらうその動きはとても自然で、手慣れてすらいる。
 それに抵抗すること無く持ち上げられると、なるほど、身長差はたしかに、
 彼が言うように人形かなにかのようだ。)

んふふ、それに人形みたいに美しい上に、人形には無い愛嬌があるからのう。
おぬしが望むなら、いかなる衣装も着こなしてみせるぞ?
それこそ、ふらんす人形みたいなやつとかのう。んふふ…
(首筋に触れるヨッキの鼻先は、少しくすぐったいし恥ずかしい。
 んぁー、と小さく声を上げるも、抵抗したり身動ぎはしない。)

…それって、その…えっちしてべとべとになったあと、どうするんじゃ?
まさかそのまま帰らせておるのか…?
(それってなんかすごいヤバい恥ずかしいレベルが高いのでは?
 頭のなかの日本語が怪しくなるくらいに動揺する。
 視線を巡らせてみても、たしかにそういうのはなさそうだ。)

ヨキ > 「あはッ、は。いいな。一度人形と寝てみたかったんだ。
 人形は綺麗だ。ヨキに何も口答えせんからな」

(一瞬、剣呑な笑い顔を見せてから――冗談だ、と笑う。
 『えっちのあと』について問われると、さあ、とわざとらしく目を細める)

「異邦人の中には、そのまま帰る娘も居るぞ。
 地球の娘は奥ゆかしいからな……

 ……なんてな、安心したまえ。近所に風呂屋がある」

(実際のところそういう問題ではないのだが、ヨキにとってはその程度の話らしい。
 隣室へ運んだおこんを、ふかふかの寝台の上にゆったりと横たえると――

 自分も膝から寝台へ上がり、四つん這いの格好でおこんの視界を遮る)

「ようこそ。ヨキの塒へ」

(見下ろした笑顔は陰が差して、胡乱ですらある。
 眼鏡を外し、徐におこんへ唇を重ねる。他愛のない、挨拶のように)

おこん > ふふ…そういうのもいいのう。 ワシはぼーっとしておるだけで、
ヨッキに可愛く可愛くしてもらうんじゃ。 髪も、衣装も、ぜーんぶ…
人形のように愛でられるというのも、それはそれで好みじゃのう。
(んふふ、と含むように笑ってから、ヨッキの言葉に一瞬目を丸くして…
 胸をなでおろした。)

人が悪いのう、ヨッキ。 とはいえ、風呂屋まではそのままということじゃな。
まあ…恥ずかしいが悪くない。 あまり外にかけられて髪ががびがびになってたりしなければじゃが…
(答えながら、そっと寝台の上においてもらって。四つん這いだと体格差は
 より顕著に感じられて、ヨッキが普段よりも大きく思える。
 そのままそっと唇を重ねると、くふんと小さく笑って。)

少しの間だけお邪魔させていただくぞ…♥
(ぺろりと小さく舌なめずり。そのまま、軽く頬同士をすりあわせてご挨拶。)

ヨキ > (すべすべとした頬を合わせる。
 そのままおこんの唇へ、頬へ、首筋へ、胸元へ、人間の口付けと獣の甘噛みを重ねてゆく。
 素手の指先がおこんの浴衣の衿元をついとずらして、その柔らかな腹の上に顔を寄せる)

「……『そとにかけられて』?ふ、ははッ。無駄なことを。
 まったく生き物というのは難儀をするな。
 それについても、ヨキほど便利な男はあるまい。

 女の壷を満たしたとて何も成さんよ。
 試した。ぜんぶ。

 ―――『人も獣も』。」

(『だから安心しろ』と、向き合った目が深く深く笑う。
 低く通る声が、徐々に熱を孕む。
 熱を孕んだ喉は声を殺して、息遣いだけがただ響く)

「……ふ。邪魔をするのは、こちらの方だ」

(指先がおこんの身体の上を這う。
 左手がひどく愛しげに――服のうちへ滑り込む。

 ゆっくりと、夜は更ける)

ご案内:「ヨキのアトリエ」からヨキさんが去りました。
おこん > んふ、っ…ヨッキは、ワイルドじゃなー、なんというか…えっちというより、
まさに交尾って感じじゃ。 おぬしと相まみえた女がめろめろになるのもわかる…
(キスと甘咬み。人と獣。ふたつの攻め方をされると、小さな身体がぴくんと震えて。
 ヨッキの言葉にふふ、と笑い声を上げ、そっと抱きつく。)

んふふ…まあ、まずは試してみんことには、な…?
(大きな手が浴衣の中に入ってくる。 それに抗うことなく、
 甘い声を上げて、ヨッキにもっととおねだりするように身体をすり寄せた。)

ご案内:「ヨキのアトリエ」からおこんさんが去りました。