2015/10/19 のログ
■おこん > ふむふむ、寝るか!そりゃあいい考えじゃのう。ワシ、銀貨の事知らぬからな。
一緒に寝れば分かることもあろうて。 なかなか良い事言うのう、流石彼氏!
(うんうん、って相手の提案に何度も頷いた。 実際のところ、ただじゃれついて、
寝たりとかしたい。えっちな意味ではなく。
百倍くらいって言われると、唇を尖らせて反論。)
もっとかもしれないもーん。ワシすごい年上じゃもーん。
なんじゃ、しづきもお眠の構えか…ワシはどうしようかな。
そんじゃー銀貨くん、お先にじゃぞ!
(えい!としづき先生の左にくっつく形。ぴたりと身体をくっつけ、
相手の体温と匂いに目を細めた。)
これじゃこれ、この暖かさ…やはり人と褥を共にするのはたまらぬ。
ほれ、早く早く!
(銀貨くんを急かしたりしたい。 尻尾でぽんぽんとベッドを叩いて。)
■奥野晴明 銀貨 > 我先にとベッドに飛び込む女性二人に苦笑する。
二人の足から履物を恭しく脱がせ、ベッドの下にきれいに揃えて置いた。
「年上のわりに一番小さいのはおこん先生ですよね。
本当に年上なんです?僕が言えた話じゃないですけど」
人の外見年齢が実際と大きくずれているのは大した話ではない。自分だってその範疇だ。
おこん先生に急かされると、失礼しますと上着のジャケットを脱いで椅子の上に畳む。
そうしてぎしりと、おこん先生の隣に横になった。
ちょうど、蓋盛・おこん・銀貨の川の字になるような共寝。
おこんを間に蓋盛に腕を伸ばしちょうど二人を抱けるように位置を直す。
「蓋盛先生は、だって底なしの体力ってわけでもないんでしょう。
遊んでいて楽しい時もあるでしょうけれどそれでも疲れは溜まります。
自覚がなくても、休むのは大事ですよ」
諭すように紫の目を細めて蓋盛をみる。
おこんのしっぽに控えめに顔を埋め、
「僕のことを知りたかったら今からでもどうぞ暴き立てて構いませんよ。
たいして面白みもない生徒ですが」
ふふとどこか挑発めいて微笑んだ。
■蓋盛 椎月 > 「あっそこ気にするの?
その域に達したら百倍も千倍も大差なくないですか?
数字を大きくすればいいってもんじゃないんですよ?」
口を尖らせるおこん先生に、呆れた笑い。
ベッドに三人揃うと表情を輝かせてはしゃいだ。
川の字やってみたかったんだよね~とのこと。
「ううん、ん~。そうだなぁ……
確かにまあ……どんな食べ物でも食べ続けてたら飽きるからね。
そんなようなものかなぁ……」
諭す銀貨に、どこか納得しきれないような様子で目をそらす。
「やれやれ、説教されてしまった……
やっぱりおこん先生と銀貨くんにはかなわないなあ」
気の抜けた調子でそう言って、二人に身体をぎゅうと押し付けた。
■おこん > えっ…そりゃあワシはたしかにちっこいけど、数千歳で…
本当じゃよ?本当に年上じゃよ? な、なあしづき!
(銀貨くんの言葉に震える。 最近おこんのオリジンを塗り替えようとする動きが、
きっと水面下であるに違いない。必死にしづき先生に訴えた。)
んふふ…ワシの尻尾は特別じゃぞ。お手入れも欠かさぬし、
なにより9本もある。存分に抱きしめたりするがよい。
(銀貨くんが尻尾にそっと顔を埋めるのを感じながら、
楽しそうな調子で答える。 あんまり激しくもふもふされたら危ないけど、
今ぐらいなら全然平気だし。)
面白みもなにも、ワシはおぬしのことを知らぬと言っておるだけじゃ。
これから仲良くなる相手の事を知りたくなっただけよ。
(しづき先生の彼氏であるからして、一曲ありそうなのは間違いない。
のんびりした調子でお返事。)
あっ、しづきもなんかひどいこといいはじめた…
だって、ワシはインフレに耐えられないんじゃよ…数千歳が関の山じゃよ…
(二人に挟まれて、一番ちっちゃいポジションに収まる。
二人に抱きしめられる形になると、暖かくて心地よい。
満足気に目を細めながら、くふんと息を漏らして。)
■奥野晴明 銀貨 > 年齢が本当かどうかはどうでもよさそうに慌てふためくおこんの姿を眺め、
その尻尾の感触に頬ずりする。これはなかなか心地が良い。
「僕たち、仲良くなれそうですかね。それならよかった。
僕もおこん先生のことは知りたいです。あなたから見た蓋盛先生のことも、もっと」
頬ずりするついでに軽く唇だけでしっぽの先を食む。ちょっとした悪戯心だ。
「僕だって蓋盛先生にはかないませんよ。
さぁ、もうお昼寝の時間。後は夢の世界でお話ししましょう。
あなたが寝入るまで僕が見てますから、安心して」
ぽんぽんと二人をあやすように軽く掌で体を叩きながら子守唄代わりにか細い鼻歌を歌う。
何かのクラシックの曲のようだがあやふやな音程ではっきりしない。
軽く瞼を閉じてはいるが銀貨は眠る気配がなかった。
■蓋盛 椎月 > 「別に年下でもいいんじゃないですか……
ほら、何? 税金対策と思って?」
おこん先生の必死な訴えに、尻尾を指でぴしぴしと弾きながら
あまりにもいい加減な返し方をして、
「……でも多分ほんとうに一番子供なのはあたしですよ」
そうぽつりとこぼした。
おこん先生はたまに子供っぽいだけでちゃんと大人だし、
銀貨くんだって成長の途上にある。
うまくやっている、とは今いない同僚に言ったが、
実際のところ、そうでもなかったらしい。
「すきだよ、ふたりとも……」
疲れを吐き出すようにそう口にすると、目を閉じた。
■おこん > うむ、ワシももっと知りたい。 お昼寝の時間といわれると、
たしかに眠くなってくるものじゃのう…。 んんっ、んっ…!
(尻尾の先を食まれて、ちょっとだけ声を上げる。
だけれど二人に包まれる暖かさにはかなわない。
次第にまぶたが重たくなってくる。)
い、いやじゃ…ワシは年下になりとうない…
(年下であるとなってしまったら、ただのロリだ。
そんなアイデンティティが崩壊してしまうようなことは避けねば。
頑張って抵抗しようとするけれど、眠気の方が強い。)
銀貨くんも、しづきもよい子じゃのう…
(それだけ言い残すと、すぐにすやすやと寝息を立て始めた。)
■奥野晴明 銀貨 > (のじゃロリというだけで別にもう十分な感じもあるけど
それほどまでに年嵩であることにアイデンティティがあるのかこの人)
心中でへぇそうなんだ~というように平坦な考えをしながら
もむもむとしっぽを食んでいたが、とくにいやらしいことはしない約束なので
そのうちあっさりと口を離した。
「いいじゃないですか、たまに子供になったって。
もともとみんな子供だったんですから」
蓋盛のこぼした言葉をそうすくいあげる。
随分と彼女は弱っていたらしいことを、この時まで気づくことが出来なかったことを内省する。
すきだよという言葉には、そっと上体を起こして蓋盛の頬に唇を寄せた。
「おやすみなさい、ふたりとも」
そうして二人が寝入るのを邪魔せぬように、微動だにせず相変わらず体を小さなベッドに寄せ合って横になっていた。
結局銀貨は二人が起きるまで瞼を軽く閉じたまま、一睡もしなかった。
ご案内:「保健室のついたてのむこう」から奥野晴明 銀貨さんが去りました。
ご案内:「保健室のついたてのむこう」から蓋盛 椎月さんが去りました。
ご案内:「保健室のついたてのむこう」からおこんさんが去りました。