2016/05/27 のログ
ご案内:「夕陽とつばめシェア中の部屋」に松渓つばめさんが現れました。
■松渓つばめ > 「んっふぅ、良いお湯ぅ」
身体から湯気をあげながら、長いパジャマのズボンと薄桜色の下着、という姿で浴室から出る。
タオルはお気に入り、カエルとライオンの図柄だ。
夕陽とつばめだと、つばめのほうが熱湯好きなので後で入ることにしている。
そうすると出てきた後夕陽は大体パソコンをしていて、覗き込んだり覗き込まなかったり。
リビングを見やる。
フローリングの一角に敷かれた白くてふわふわのカーペットにはこたつ程度の高さのテーブル、
そのテーブルではふわふわに座って夕陽がパソコンを――しているのだろう。声をかけるまでもなく。
ご案内:「夕陽とつばめシェア中の部屋」に言乃葉夕陽さんが現れました。
■言乃葉夕陽 > 「ですねー……あははー……○○さんは……」
ヘッドセット物を付けて何やら楽しそうな声が聞こえます
話しかけている相手はノートパソコン越しの相手たち、
もちろん顔も知らないような人たちで……
ここはとある配信サイト、雑談・ゲーム・はたまた創作など幅広い内容が流れる通称トコ生
夕陽はそこでの配信者……内容は今日は雑談のようです。
カメラを付けてマスクを付け……なるべく身元がわからないように。
上着もYシャツを着て、お風呂あがりでもその辺りの気の配りはしているのでした
つばめが入っている間から始めたようですでに経過時間は25分……あと少しで一枠の時間がすぎるような頃合いです。
■松渓つばめ > 配信、実況、そういうものに縁がない娘。
もちろん……興味を惹かれます。『アレ何だろ?』と。
「夕――」とかけかけた声を飲み込んで。
そこで話しかけるのをやめたのは、自分の知らない世界で楽しそうにしてて寂しさを感じたからか。
……ま、ヘッドセットしてたら聞こえないかもしれないけれど。
だから、というか、結局は、というか。
「あがったよー、って何これ?カメラ?」
ちょっといつもより大きな声で。それも隣にひょいっと座って。
ブラジャーはつけてなく、気持ちばかりにネックにフリルのような何かのあしらわれたランニングのシャツがふわっと揺れる。
■言乃葉夕陽 > !?
びくってしたにも時すでに遅し、ルームシェアをしている友人の……
お風呂あがりの色っぽい姿は全視聴者に公開されしまうのでした。
画面上を覆い尽くさんばかりの言葉、言葉、言葉……
【キター、誰それkwsk、天女降臨?、お風呂上がりいいね、顔生じゃん?】
「み、みなさんおちついてっ……?つ……」
といったところで思いとどまる、本名を言う訳にはいかないと。
「つーちゃん、いつの間にきたの!?あとこれ生、生だからっ」
いまいちよくわからないことを言っているように聞こえるかもしれません、画面には相変わらずの文字がいっぱい流れてます。
■松渓つばめ > 「ん、ナマ?」カタカナで言うなっ。
生魚、生ビール、生キャラメル。たっぷり3秒間虚空を見つめて考え。
「ああっ、生放送?生放送ねー!」画面に映る自分。それを見てようやく合点。膝を打つのだった……。
「へえ、この流れてるの見てる人のコメント?何か天女で埋まっちゃった、いや照れるよねえ」むしろ喜んでるようにすら……
「えっとそれで夕……」と振り返る。
目が合って。
彼女はダメダメダメ~って言ってるように見えた。ふぅん、と笑って。ぱっと話を変える。
「なーんかルールみたいだしマスクしちゃうよっ、みんな天女のスクショ終わったー?」
ヘッドセットをしてないので音声は聞こえていないけれど。
ここは夕陽ちゃんの領域だから土足じゃダメ、靴を脱いであがりましょう。と。
■言乃葉夕陽 > ほっ……なんとか難は逃れたようです。
よく見ればあと2分……この間を二人で放送しきってしまいましょう。
でもなんでしょう……ちょっと喜んでるのが……なんかちくりとします
「こ、このこは私とルームシェアしてるつーちゃんっていいます、前に少しだけお話した……」
そう画面の前のみなには説明するでしょうか、まだまだ様々なコメントが流れています……
【ねぇねぇ二人はどこまで進んだの?、女二人でどこまでしたー?】
中にはちょっと変なコメントも飛んでいますが
■松渓つばめ > となりで喋ってる顔、それと画面とを順番に見る。
あんまり自分が喋っても良くないから。主役は夕陽ちゃんなのだ。
時々【天女のつーちゃんおっぱい見せて】みたいなコメントが流れてくるのが、タハハものだよね、と思う。
そういうのは学園でプールにでも来れば見られるぞ諸君。……ああ全国放送か。残念。
ほんの数分、と、ちょっとぽやっとしながらコメントを眺めてる。
【どこまでしたー?】
キスまでかな、まあ……
【キスしてよ】
おや?唇が動いていた? 少しぼんやりとしたまま、横目で見る。祭りの火消しにおおわらわ。
自分はと言えば、そんなコメントにあの感触と味を思い出してしまったのか。
(良いじゃん?)
隙をつくような、それでも素早すぎないゆるりとした動きで、夕陽ちゃんの耳たぶめがけて、唇を――
■言乃葉夕陽 > 画面を見ているから気配に気が付きません
つーちゃんがとなりにいるからヘッドセットを外してマイクを一緒に使っていて……
「もうちょっと、○○さんってば……恥ずかしいからー」
そのコメントの主に反応している、すごく……無防備に。
(あの時だって……あれは……)
もやもや、思い返すと赤くなってしまいます
【ゆーたん、うしろうしろ】
後ろ……? 思った時にはすでにつばめちゃんが耳へと……していて
「ひゃっ……!?」これまた可愛い声が漏れます
■松渓つばめ > 「むにゅ」と、声か、音か。自分はもうマスク外しちゃってて。
パソコンのスピーカーからは無機質な合成音声と普通の人の声が混ざって。
ああ、後何十秒だろう。そんなことを考えながら……耳たぶが柔らかくて、多分美味しいのだ。
「んんっ、ふ」
こっち向いたら唇にしちゃうよ?と気を送る。気って。バカ。
それから、自分の下着をたくし上げお腹、肋骨のあたりまでカメラに入れながら。
つばめは裸を見られることに抵抗は無いが、その意味くらいはちゃんと解っている。
おとなりのワイシャツのボタンを下から外しかける――外れたらもちあげてやろうとして。
「ほら、おっぱい見せてって言ってたし」少し唇を離して囁く。
ああきっと私もうおかしくなってるんだ。と冷静などこかで思いながら。
■言乃葉夕陽 > 「つーちゃん、いきなりっなに……を!?」更に振り向いて驚くことになるでしょう
もう画面なんて気にしてる余裕はありません……あまりにも突拍子もない事にあっちもこっちも混乱してしまいます
誘われるままに向けた顔……きっと手早いことですからマスクなんて直ぐ取り払われてしまうでしょう
そして……自分のほかの人には晒したことがないような姿。
Yシャツの下はお風呂上がりだったからか何も着ていません、危ないところはさすがに手などで隠されたか見えませんでしたが……
画面上は狂喜乱舞です、
残り15秒……なにかをするなら、ばっちりと映ってしまう
■松渓つばめ > やっぱり、異能でも魔術でも無い気功なんて嘘だったのね、と超常を普通に操る身ながらに納得した。
「にひ」と笑ってしまった。そして、すぐに、『顔バレしないように』してあげていた。
わざと唾液と真空の音をさせ、それから舌で唇をなぞって。
今度は自分にもしてほしそうに、ノックを、つんつん。
彼女の顔が逃げないのが嬉しくて、気づくか気づかないかで最後までボタンを外し――
コメントは相変わらずだけれど、何か声が少なくなってる気がした。画面のむこうは、ちょっと神妙な顔でも並んでいるんだろうか?
それで15秒。カメラには前を開けられてギリギリで胸を隠す姿と、そこにキスをしながら、自分の、4ミリもない小さな先端のすぐ下まで下着をめくった娘。
配信が終わっても、やめなかった。……ほしかったから。
■言乃葉夕陽 > もう……残り時間、何をできるわけでもなく、
なし崩し的に……唇を許した、許してしまった……かつてのあの心地よさが、フラッシュバックしてしまったから。
後々報告されてたら運営から短期放送禁止は無理も無いことだろう
…‥でもとめられなかった、とめたくなかったから。
少しだけ躊躇った後、深く唇を重ねる、いつしかの感じと同じように。
きっとこれを許してしまえば……後には戻れないよねって、そういうことはわかっていても――
甘美な誘惑には逆らえなかった。
■松渓つばめ > 彼女はお風呂の後歯を磨いてる。それはしってる情報で、だから、ほぼ自分のクチと同じ味が。 するんだと思っていたけれど。
前は自分から夕陽ちゃんに、お酒と共にいとしさを伝えていってた。だからと言うように、ついばんでは、吸って、軽く舐めては、離れて。
そんなことを何度か繰り返す。
もう自分の服をあげてる理由は無いから、自由になった両手を夕陽ちゃんの肩に添え、身体を少し寄せながら。
■言乃葉夕陽 > 不思議と……甘いような……味……
ゆっくりとだけど、ついばんでくるのが焦らし、焦がれて……
身体を寄せられると支えきれず後ろへと、押し倒されていってしまう
ゆっくり……ゆっくりと、背中が地面についた瞬間、焦らしが……いてたまれなくて
抱き寄せるように、口内に舌を割り入れるように……自分からキスしてしまう
熱に冒されたように体が熱い、あたまのおくからぼーっとする、いいにおいがする
■松渓つばめ > 「あ」と自分ではあまり使わない声を出していた。
細胞が歓喜に震える。迎え入れるように、タラップを降りてきた往年の恋人に抱きつくように、舌をつないだ。
倒れこんでしまったのは意外だったけれど、ちゃんと背中を支えた。でも、だからこそ、身体を寄せすぎて胴をまたぐようにしてキスをしていた。
……背中と、指の間に隙間があった。
ちょっと立てて、指で軽く背筋をなでる。ワイシャツが少し湿っている。汗?
どれくらいそうしてたのか。ゆっくりと唇を離した吐息の代わりに「他もいい?」って聞いていた。