2015/06/16 のログ
ご案内:「常世グランドホテル34階」に正親町三条楓さんが現れました。
ご案内:「常世グランドホテル34階」にカミューさんが現れました。
■正親町三条楓 > 正親町三条楓は平和を愛する。
そしてその平和を象徴するのが、ここ常世グランドホテルであろう。
このホテルの最上層は、コンドミニアム(オーナーが部屋の権利をホテルから買う)のみとなっている。
楓は清楚な私服に身を包み、客を待っていた。
すでにテーブルには料理が並んでいる。
「――ふふ、いらっしゃい」
■カミュー > 「えーと…
お誘いにはお礼申し上げます、楓委員長。」
嫌な予感というか、竜の顎のなかというか。
高級なホテルそのものには慣れているはずだが、このなぜかでてくる冷や汗はなんなのだろうか。
フォーマルな場ということで悩んだが、いつもの羽織や鎧では無く
ワンピース状の聖女の正装を着込み、スカートは長めの物に変更されている。
「それで…ええと、本気なのか。あの約束。」
ござる口調が出てこない…緊張が言葉をかたくさせる。
■正親町三条楓 > 「ふふ――まずは、食事をしましょう?
お料理が冷めてしまいますからぁ」
ローストビーフを中心とした豪華なコースメニュー。
普通なら給仕がつくはずだが、今は下がらせている。
――そう、完璧な防犯、防音。
誰も入ってこれない――密室。
楓は率先して席につくと、料理に手をつける。
シャンパンやワインまで用意する周到さだ。
■カミュー > 「あ、ああ。
そうしよう。」
給仕がいないことを確かめてしまってから、自身で椅子を引きそっと座った。
ゆったりとした襟とスカートがふわりと揺れて、鎖骨がちらりと覗く。
「…ルームサービス、でござるか?
なかなか高級そうだ。」
密室と言う事実からは目を背ける…そむける… 深呼吸しながら、料理に傾注した。
■正親町三条楓 > 「別にそんな緊張しなくてもいいですよぉ」
くすくす笑いながら、カミューのグラスにシャンパンを注ぐ。
このルームサービスも、年会費の中に入っているのだから別に何という事もない。
食事をしながら、カミューに視線を注ぐ。
私服だと、なおの事女性にしか見えない。
シャンパンで喉を潤す。
■カミュー > 「緊張…することも無いはずなのでござるが。
おっと、これは失礼。」
シャンパンを注がれればこちらも立ち上がり、ボトルを受け取ろうとする。
受け取れば丁寧な仕草で楓にも注ぎ返して。
「では…乾杯、かな。」
そう、いまはただの食事であって、何の問題もない。
嫌な予感を振り払い、忘れようとした。これで緊張は取れるだろう。
■正親町三条楓 > 「ふふ、乾杯♪」
食事はリラックスした雰囲気で行われるだろう。
彼の世界の事や、学園の事を話題にする。
まるで『約束』など忘れたかのように――
やがて食事が終わると、テーブルからソファーへ移るよう勧める。
そこにはデザートが用意されており――
■カミュー > それなりの身分らしく、綺麗な所作で食事を進める。
会話は出生などの面倒な個人事情はうまく誤魔化し、物騒な話も避けた当たり障りのない話題に終始した。
勧めに従い、グラスを片手にソファーへと移動する。
酒精も嫌いではなく、上等な酒とあって開けるピッチは早い。
「悪くない食事だった。
……これは?」
すこし酔って、判断能力は鈍りつつあるようだ…。
■正親町三条楓 > 「デザート、ですよ♪」
デザートはラム酒のケーキ。
甘い物好きな楓だ、甘味はもちろん外さない。
――雰囲気の為か、アロマが炊かれる。
甘い、蠱惑的な香りがあたりに満ちる……
楓の頬も紅潮し、瞳は潤んでいた。
酒は意図して抑えたが、雰囲気と興奮に酔っているのだ。
■カミュー > 漂うアロマと、高級なホテルの明かりが静かな夜の雰囲気を色づいて染める。
くん、と鼻をひくつかせてはみるが、何かかわったことには気づいても
それが何なのか、それを判断するには至らない。
「これもまた美味しそうだ。そうか、もう終わりなのだな。
………楓委員長…?」
ふと隣の相手の酔う表情を見て、どきりとする。
カミューにとって女性は異性…そのことを再確認するように。
■正親町三条楓 > 「……んふ、何か?」
そっとカミューに身体を寄せて座る。
その肉体をまるですり寄せるように。
――甘い匂いが部屋を染める。
とはいっても、魔法的なものではなく、ムードを盛り上げる為だけのものだ。
ただ二人だけ、密室でデザートを食べているだけなのに。
ひたすらに官能的な雰囲気が漂う。
■カミュー > 「いや……。」
美女と美少女がそっとソファーでその肉体を寄せ合って、その唇でデザートに口付ける。
カミューの視線はテーブルに向けられているが、どうしても視界に入る隣の動作が気になって。
不意に商店街でアイスのクレープを分け合ったことを思い出し…
今の雰囲気で行えば相当に卑猥な振る舞いであったのではないか、と。
ご案内:「常世グランドホテル34階」に正親町三条楓さんが現れました。
■正親町三条楓 > 「――くす」
デザートが、終わる。
さて、それは宴の終わりを意味するのか。
否。
蠱惑的な香りと。
退廃的な雰囲気が支配する中で。
「――約束、覚えてますよね」
吐息がかかる程に顔を耳元に寄せながら囁く。
■カミュー > そしてクレープの記憶から、その後の恥辱に思考を至らせているさなか。
耳元でまさにその思い出しつつあった『約束』について囁かれて…
どきりとする。あのときの感覚を思い出す。あのときの淫猥さをあらためて自覚する。そして…
「ああ…。
見せる…という約束、だったか…。」
あの時は野外だったが、密室であれば何のおかしなところも無い。
侍女や神殿の巫女相手と共にいるようなものと思えば。
そう己に言い聞かせて、自身のスカートを淑女のようにそっとつまむ。
静かに持ち上げられていく空色の布から、今日は鎧に包まれていない…滑らかで白いひざがあらわになってゆく…。
■正親町三条楓 > 「――あは」
そっとカミューにしなだれかかり。
その首に手を回し、顔を寄せ。
まるで恋人のように、絡みつきながら。
そのスカートをうっとりと見つめている。
部屋の雰囲気は、官能的どころか淫靡といえるほどに、甘い。
■カミュー > 「わ…。えっと…?」
身長は同じくらいか、カミューのほうがすこし低い。
そんな体格差で絡み付かれてすこし驚き…腰がびくりと震える。
反射的にくすぐられることを警戒するのは、しょうがないのかもしれなかった。
ただ、そのせいで…めくるスカートをつまむ手が乱れ、大きくめくれあがる。
その下には腰を包むホットパンツと、さらにスパッツが楓の前に露になった。
もしかしたらその下にさらに下着もあるのだろうか。
防御力の高い組み合わせはしっかりと準備をしてきた証か…どれだけ役に立つのかはもはや分からないが。
カミューはしばらく隠すとも続けるともせず、硬直していた。
■正親町三条楓 > だが、今回はくすぐらない。
ただ、体温を交換し、甘い吐息を漏らしながら。
カミューのそこを、じっと見つめる。
心なしか、瞳は妖しく光り、仕草を見つめている。
楓の服装も、意外なほど薄い。夏だからか。
お互いの体温はどんどん高まっていくだろうか。
■カミュー > 「その…ど、どこまで脱げば…?」
はっとして、もう分かったんじゃ…?という思いをこめた目線を向ける。
見た目には股間が膨らんでいるようなそうでもないような…女性でもおかしくない、ような感じはするが。
そのことは流石に自覚しているのか、答えを待たずに鼠径部が見えそうなほど短いホットパンツのボタンを指で触れている。
すでにそこは外されていて、スパッツの記事に包まれたへそ下が露出していた。
■正親町三条楓 > 「――見せてくれるんでしょう、男の子だって印」
もちろん、全部ですよ、と。
その大きい胸を思いっきり押しつけ、甘ったるい媚びるような声で。
契約遵守<ミスラ・ジャッジ>はまだ効果を失っていない。
その『約束』を履行させようと、じわじわと彼の身体を火照らせようと。
■カミュー > 「……ん…っ!」
楓が異能を発動すれば、再び『あの』…全身を這い回るような媚毒の感覚が少女、いや少年の肢体を振るわせる。
眉尻が下がり、瞳は潤んで…相手の言葉に抵抗する様子は無く、ただ黙してホットパンツを膝まで下げ、スパッツ姿になった。
もうそれまでの格好とは違い、肌にぴったりとフィットしているため腰つきや股間の形がはっきりとわかる。
よく見るとスパッツの下にはさらに女性用のレースと紐の下着がつけられており。
遠めでなければ、恥骨の盛り上がりではなく小さめの男性器がその2枚の薄布を持ち上げていることがわかるだろう。
■正親町三条楓 > 「――ふふ、ちょっと見えにくいですね」
楓は少年をそっと誘おうとする。
その先には――壁にかかった、大きな鏡。
楓はこう言っているのだ。
『自分でも見なさい、どんな浅ましい格好をしているのか』
鏡の前に立ち、少年が男の印をさらけ出す姿を眺めようと
■カミュー > 「え…?」
スパッツを下ろそうとして、股間の上ぎりぎりまで下げたあたりでそう言われ。
膝にかかったままのパンツが動きを阻害して抗うすべを持たずに、鏡の前に立たされる。
立たせればめくったスカートが降りてしまう。楓がそれを持ち上げない限り。
鏡に映る姿はもともとの、聖女然としたものだろう…
ただし今そのスカートのなかはほとんどがずり下げられていて。最後の砦たる紐パンが半ば見えてしまっているはずだ。
「あ…。」
聖女の格好そのものには疑問を覚えたことは無い。
ただ…その露出しているという下半身の心もとなさが、落ち着かない感覚を快楽に変えてしまう。
頬に手をあて、顔を赤らめるその姿は相変わらず少女のようで…。
■正親町三条楓 > 「――くすくす」
楓は妖しく笑う。
あぁ、ここまで来れば分かるだろう。この少女が、どれだけの毒婦だったのか――もっとも、判断力が残っていれば、だが。
落ちたスカートをゆっくりめくりあげ――そのまま持ちながら、続きを促す。
「さぁ――」
ちろりと、少年の首筋に舌を這わせながら。