2015/06/17 のログ
■カミュー > 捲られたスカートの中を、想像だけだったそこを鏡ではっきりと視認して、もう一度顔が火照る。
「はい…。」
スパッツがずらされてしまえば、あとは紐を解くだけでいい…。
しゅるりと片側の結び目を解くと、右足にかかったまま最後の下着がはらりとめくれて
少女のような下腹部に少年の性器がついた、その姿を鏡面にさらす。
半ば立ち上がったそれを見せ恥じらいにうつむく姿は、少年であった。
■正親町三条楓 > あぁ、もう。
我慢など、出来るはずがない。
楓はスカートを持ちながらゆっくりとカミューの太ももに手を伸ばし――
太ももから内股へ、そして股間へ。
その手を伸ばし、撫で、感触を確かめようとするだろう。
「――本当に、本物なんですかねぇ」
■カミュー > 「え、もう見え… ええっ!?」
振り返ろうとして伸びてくる手を視界に捉える。
阻もうとはするものの、その意思に反して手足はうまく動かない…いや、ほとんどただ震えただけで。
太ももに触れる感触を知覚すれば、あのときを思い出してなおさらだ。
抗うことも出来ずに己の大事な場所を弄ばれる。
カミューは十ほどの歳でこちらに来た。
儀礼、礼儀作法についてはその前後で徹底的に仕込まれたが、そのぶん貴族としての性技についてはほとんど扱う機会が無かった。
聖女としては、なおさら。そう、いまだ穢れなき肢体であるのだ。
その包皮につつまれた敏感な部分をぷにり…と触られてしまっては、耐えられる理由はない。
先端が透明な液体で、濡れる。
■正親町三条楓 > その手つきはまるで乙女の肌を這う蛇のようで。
優しく撫でたかと思えば包み込み、揉みしだき。
明らかに快楽を与える動きで。
「ふふ、あくまで確認ですからね~」
見え透いた嘘だが、それでも言う。
もし快感を感じたのなら。
もい快楽を得ようとするなら。
あなたはそんな浅ましい子なのだと。
言外に示しながら。
■カミュー > 少年の男の部分は、楓の手管の前にはまったく無力で
容易く勃起し今にもはちきれそうな様子…腰も微かにがくがくと、震えだしていた。
「確認だけ… そう、確認だ…けぇっ……!」
耐える様子ではあったものの、感覚はカミューに未知のもの…未知に抗う行為は難しく。
先端から白い精をほとばしらせて、正面にあった姿見を白く汚してしまう。
その絵はおそらく、まるでカミュー自身と楓、ふたりの少女を白濁で染めたようにも見えてしまうのだ…。
■正親町三条楓 > 「――あは、確認だけって言ったのに、やらしい子ですねぇ」
ねっとりと、まるで言葉の蜜で少年を汚すかのように言うと。
楓は最初から用意していた細いリボンを取り出し。
「これはぁ、確認ですから。気持ちよくなっちゃダメですからねぇ……」
しゅるりと、少年の男の部分の根元にそれを巻きつけ、縛ろうとしてしまう。
もし縛られれば――とても今のように、白濁を吐き出す事は出来ないだろう。
「さぁ、もう一度、確認ですよぉ」
■カミュー > こういった形での射精はおそらくはじめてで、
ぼんやりとした様子の脳に『やらしい子』という言葉が毒のように染み込んだ。
「え… あ…! 何を…気持ち、よくなんて…。」
リボンを結び付けられる間はほとんど反応する様子を見せず、
もう一度、と言われてやっと自身の様子に気づく。
すこし息を整えると、楓から距離をとろうと足を動かす。
だがいまだに脱ぎかけの下着が膝にかかったままで、その足取りは鈍い。
魔手から逃れられれば、前にある壁の姿見を背にするだろう。
だが二人の間に稼げた距離はそれほど無く、ただ正面に相対しただけ…かもしれない…。
■正親町三条楓 > そこで少年はやっと見る事になる。
上気した顔、妖しげな視線、そして淫猥な表情を見せる楓を。
「――うそつき♪」
鏡の前に逃れた少年を正面から抱きしめるようにすると、優しく口付けしようとし。
同時に再び少年の男の印をいじめ始める。
今度は更に大胆に。包み込み、扱きあげ、先端を軽く穿るようにしながら。
少年に、未知の快楽を教えていくだろう。
■カミュー > 楓の表情に心臓が跳ねた。
その動揺が、さらに距離をとる機会を失う。もともと密室に逃げ場などないのかもしれないが。
「うそ…んむぅっ、んぷっ…!」
互いに最後に食べたデザート…ラムの香りをさせる柔らかな唇を舐る。
ディープではない、親愛を高めるかのような触れあい。
だが同時に下では淫魔のような蒸れた振る舞いが行われていて。
一度は萎えた少年のそこは再び立ち上がり、手淫によってびくりびくり、と脈打たたせる。
■正親町三条楓 > 部屋に充満した匂いも気にならないほどに。
お互いの汗の臭いと体臭に包まれ。
「ん……ん……」
蕩ける少年の唇に、そっと舌をもぐりこませる。
まるでサキュバスのように、じゅるじゅると唾液を交換しながら、激しいキスを体験させ。
再びたちあがったそこを、容赦なくしごきあげる。
――射精を封じられた少年の苦痛を、まるで楽しむかのように。
■カミュー > アロマの香り、汗の香り。ワインにラム。
背にした壁に塗りたくられている、精液の香り。
雑多な香りが交じり合って淫らな夜の部屋を形作る。
こちらからも楓の口内に舌を伸ばす。
歯の付け根を嘗め回すような、互いの全てを味わいつくさんとする舌肉同士の交わり。それは縮小した男女のまぐわいのように。
「あ…、あぁっ、んっ…!」
少女のような声が、楓の指先が上下する動きに合わせてこぼれ出す。
一度は覚えたその快楽、子種を吐き出すそれを再び繰り返そうとして
……細いリボンに阻まれる。阻まれ続けて
キスと悪戯に自制を失った唇から、一筋のよだれと熱い吐息が落ちた。
■正親町三条楓 > 「――ふふ、いい事を思いつきました~♪」
そのまま、ゆっくりカミューを押し倒そうとする。
押し倒し、足を開かせ――
「ここを調べれば――男の子かどうか、分かりますよねぇ」
一際妖しい声を出しながら、手を伸ばした先は。
少年の、きゅっと窄まった肛門――
■カミュー > 「いい…ころ…? …ちょっ、何… んんっ。」
押し倒そうとする動きには、抵抗する…だけの力はある。
ただ判断力はほとんど鈍っていて、制御をはなれた指は楓の服に、もしくは胸に手をかけてしまうかもしれない。
もつれ合って、カミューは再びソファーの上に倒れこむ。
その体が仰向けに沈みこみ、開脚した姿勢に。
「…えっ、そこはどちらの性でも変わらない…っ。」
すこし焦る様子で、伸びてくる手を掴む。かろうじて上手くいった…が。
すでに楓のその指先は菊の花に触れるか触れないか、の場所にあるような気がした。
■正親町三条楓 > 「んっ……」
ただでさえ薄い私服は、掴まれれば用を成さず。
大きく揺れた胸は露出し、カミューの前に差し出されるようになる。
「んふ――」
だが、楓はむしろ胸を少年へと近づけ――
「あは――本当に、そういう知識はないんですねぇ」
押しとどめられた手は動く事は無かったが。
指先で触れるか触れないか、微妙なタッチで菊門へと伸ばし。
■カミュー > 「あっ、いや、ごめん…!」
肌蹴るとまで思っていなかったため、反射的に謝罪の言葉がでて…
さらに近寄ってくるその豊満な巨乳に息を飲み込む。
「………。」
欲情を感じているのか。それとも、己の慎ましやかなものとは違う豊かさに嫉妬を感じるのか。
どちらも感じているようで、混乱するような感情はまとまらない。
ただ、どちらにしろとる行動はひとつ…慎ましさを混乱に忘れさせられ、片手は再び…楓の胸に―――。
「そういう…知識?……ふぁっ。」
吸い付くような襞に触れられて、押し留めたはずの手が…逆に誘うように手前に引きよせる。
力が入ってしまったため、だけの反射的な行動だが…勢いではいるなどということはなくとも、その距離はかなり近くなったのだろう。
■正親町三条楓 > 「ん、あ……」
ほう、と熱い吐息を漏らし。
胸に伸びてくるカミューの手を愛おしそうに見ながら。
「ふふ、いいんですよ――」
優しく、妖しく、誘う。
片手は菊門をとらえる。
指でなぞり、軽くつぷつぷと出し入れし、まるで解すようにしながら。
「男の子なら――この中に、ありますからねぇ♪」
そして、その門を指でこじあけようと――
■カミュー > 「………。」
無言。
無言でただ…揉む。揉みしだく。
豊かな胸もまた、カミューの世界では聖女の象徴…。嫉妬がじっとりとした視線をそこに向けさせる。
彼女が聖女とかそういうものかどうかは、さておいて。
お碗をなぞる様に柔らかな楓の乳に触れ、
押し、引き、支え、指先を滑らせて先端を転がす。ひととき正気に返り手を離そうとしたところに、誘う囁き。
「…いい、のか。」
口から漏れるその呟きは誰に聞かせようという意図でもなく。
「中にいったい…何が……あるっとぉっ!?」
指が侵入する動きに、表情を歪めて力をいれ、耐える。
括約筋が押し留めようと指を包み締め上げて…だが阻むには至らない。
その奥、こじ開けナカをかき回されて問いかけがただの悲鳴に変わる。
■正親町三条楓 > 「――ふふ、いいんですよぉ、『確認』しても」
あくまで確認だと。
そうやって、彼の罪悪感をこそげ落とし――
自分の胸へと導く。
その手が触れ、指先が踊るたび、甘い吐息を漏らし。
快感に肌が上気していく。
「――んふ」
ふにふにとした柔らかい感触。
カミューのなかをこじ開けて進んだ指は――彼の前立腺をとらえ。
「これ、ですよ♪」
優しくそこを刺激しながら。
出したくても出せない、快楽地獄へと彼を導く。
■カミュー > 「確認…そう… 確認させた、んだからこっちも…いいんだ。」
そんな理屈は無い、無いが…酔いが都合のいい意見を後押しする。
劣情は無い…無いがゆえに、胸に触れ続けている必要も無い。
こぼれそうな楓の胸のふくらみの境目をなぞった後、カミューの手もまた楓の肌の奥を探るように潜りこんでいくのだろう。
背筋、わき腹、腰、腹…美女の体を味わうように。
そうして触れ合うそのさなか、男性の秘所にたどり着かれて。
「…あっ、あ、あ、ああぁぁぁああっ、あ!」
びくんっ、と腰をはねさせ勃起したちんちんが上下にぶるぶると揺れる。
だが、出ない。出せない。
弾けそうな感覚が寸前で体内に止まり、全身を暴れまわる。
少しだけ落ち着けば涙がこぼれ、とろんとした懇願するような表情で…楓を見た。
■正親町三条楓 > 妖しく光る目。
その瞳は、獲物を捕らえた事を確信した。
「――ねぇ、『約束』してくれますかぁ」
甘えるように言いながら、手にあわせて身をくねらせる。
まるで誘惑するように、もっととねだるように。
「私の騎士になって――私のために、その身を捧げてくれるって――」
指が踊る。
窄まりを穿りまわし、暴力的な快楽を与え。
「そうしたら――最後まで、出させてあげますよぉ」
そう。
契約遵守<ミスラ・ジャッジ>は誰も逃がさない。
■カミュー > 「騎士に…騎士、には――」
戸惑うように、葛藤するように言葉が区切られる。快楽に屈するのか…
「仕える騎士には、なれない。
…でも、騎士ごっこは、してやれる。」
何かどこかの琴線に触れたようで、わずかに目に光が戻り。
今度の契約遵守<ミスラ・ジャッジ>は…意識して、弾かれた。
体勢を入れ替えようと、逆に押し倒そうと、カミューは手に力をこめ…
「…だから、無礼を許せ、わが姫―――?」
■正親町三条楓 > 「え――?」
驚愕の表情。
それは、滅多に見せない彼女の本性。
ここまでして、破れた事など――
しかし、異能が無ければただの女。
彼女はあっさり組み敷かれ。
「い、いや、何を――!?」
化けの皮がはがれ、慌てる。
しかし、その目に映るのは――
本気を出した、聖女の騎士。
■カミュー > 「姫相手だというなら、別だ…。 かわいがってやる。」
つたない手つきで楓の体を撫で回す続きをしながら、その唇に再びの優しいキス…からのディープへの変化を振舞う。
少女で、少年。だがオトコの部分をあれだけ刺激されれば本能が目覚めぬはずも無く。
指先はとめるものが無ければ楓の下腹部の下着の奥へまで侵食していくだろう。
「そう…もう、最後まで、我慢できない。」
その表情は先ほどと同じ、とろんとした懇願する表情…だが、上から見下ろされると不気味な怪しさも備えていて。
■正親町三条楓 > 「ひ、いや、んぅぅっ――!」
そこに居たのは式典委員長でも毒婦でもなく。
ただの一人の、快楽に喘ぐ少女。
必殺の異能を封じられ。
最早何も止めるものはなく、ただ少年の愛撫と快楽を受け入れる。
「あ、あ――」
そう、彼女は少年の、何かを目覚めさせた。
その事に恐怖するも――もう、遅い。
抵抗もできず、身体はすっかりできあがり。
■カミュー > ぷは、と二度目のキスを堪能する。
相手の感応も高まるが、己のものも同時に昂ぶっており。
リボンに戒められたままの少年らしい男の象徴が痛いほど張り詰めていた。
「確認、だからな。」
全身を撫で回しながら…片手は楓の割れ目を確かめるように触れ、撫で回し。
なれないどころかやったことも無い愛撫、その手本はさきほどの目の前の楓自身のものだった。
やがて耐え切れなくなったのか…楓の股間を覆うそれを絞るように上に引き上げ…そして、取り去らんと腕を振る。
■正親町三条楓 > 「あ、やぁ……!」
抵抗、できない。
既に愛撫で出来上がっていた身体を晒し。
――それでも、少年の前から動けないでおり。
すっかり俎板の上の鯉だ。
■カミュー > カミュー自身もまた、胸をはだけさせて…薄く肉が付き、先端の尖った聖女の証をさらけ出す。
戸惑う楓の胸に自身の胸を重ね合わせ、カミューの先端が楓の股間に触れるようにあわせる…。
「ええと…こう、か…?」
だがそんな行為をしたことがないカミューには姿を真似することしかできず。
互いの表面を擦り合わせる程度にしかならなかった。
■正親町三条楓 > 「――――」
あ、その部分は変わっていないんだ。
ちょっとがっかりしながらも。
「――ん、こうですよぉ」
少しだけ気を取り直し。
――挿入を手伝い、導く。
■カミュー > 「んっ…。」
二人がつながる。
今までの行為も未知だったが、これもまたカミューには知らない事。
入れただけで何かがでそうになる、が…リボンはまだ健在だ。
出る直前のはりつめた固さを保ったまま、ただ腰を振る。
■正親町三条楓 > 「ん、く、あぁっ――」
悔しい。
こんな少年に弄ばれ、いいようにされ――
けれど、そんな意識も快楽に塗りつぶされていく。
リボンは健在だが、その激しい動きに段々と解けはじめ。
やがて少女と少年の意識が溶け――
■カミュー > 「あ、ああぁぁっ…!」
リボンは解け、ついに果てに至る。
何度も何度もじらされた感触に、意識がとびそうになる。
もはや一つの生き物のように絡み合って、相手を強く抱きしめる。
部屋にはアロマのほかに、卑猥な匂いが強く満たされつつあった。
■正親町三条楓 > 「はぁっ、はぁっ……」
荒い息をつきながら、ぐったりと身を預ける。
――そして、屈辱に身を震わせる。
(まさか私が、こんなに弄ばれるなんて……!)
しかし、顔には出さない。そんな余裕もない。
ただ荒い息を吐きながら。少年を抱き返すくらいしかできなかった。
■カミュー > 「…はぁっ……。っは…。」
カミューの息も荒い。荒く…熱い吐息を吐き出している。
その瞳はまだ、熱を留めていて…。
抱き返されれば三度目の、キスを返すだろう。
だが受け入れてしまえば…もう一度繰り返される行為からは逃れられない気がする…。
■正親町三条楓 > 「え、あ、また……!?」
キスし、ぐったりとする身体をひっくりかえされ――
屈辱的な格好で、二回戦がはじまり。
必至に逃れようとするも、無様に喘いだまま――
■カミュー > 「…楓。」
その拍子にカチリ、と何処かのスイッチが切れ、ナイトランプの明かりが消える。
ベッドルームはまだ使われていない。
部屋には月明かりに二人のシルエットが見えるだけ―――
■正親町三条楓 > ――翌日。
正親町三条楓は講義を休み一人自宅に閉じこもった。
身体中キスマークと噛み跡だらけで、人前に出れる状態ではなかったからだ。
楓は聖女の騎士に復讐を誓うのであった。
ご案内:「常世グランドホテル34階」から正親町三条楓さんが去りました。
ご案内:「常世グランドホテル34階」からカミューさんが去りました。