2015/06/28 のログ
ご案内:「鳴鳴の仙窟」に鳴鳴さんが現れました。
ご案内:「鳴鳴の仙窟」に石蒜さんが現れました。
鳴鳴 > 暗い闇が支配していながら、仄かな明るさに満ちた窖の中に、一人の童女が現れた。
褐色の肌に赤い瞳、黒い髪、ゆったりとした道服。それが突如、闇の中に現れた。
その口元には、何者かへの嘲りが現れていた。
邪仙、鳴鳴。元ロストサインのマスター。その仙人が、自らのねぐらに戻ってきたのだ。
壁面にはこの地上のいかなる言語体系にも属さないような言葉が書き連ねられ、ところどころに、壊れた神像めいたものが散らばっている。
そして、その奥には何かが安置されていた。闇の中に安置された不揃いな多面体、大きめの結晶。置かれていた。
その結晶の手前に、童女とは違う少女がいた。
少女は、闇から生える奇怪な触腕に四肢を拘束されていたようだった。

「やあ、すまないね。散歩が長引いてしまったんだ。そろそろ、自分が誰かわかったかな?」
鳴鳴は愛らしい笑みを浮かべながら、少女の頬を撫で、そう尋ねた。

石蒜 > 「あぁー……」拘束されている少女。かつてサヤと名乗り、今は石蒜と名乗っていた少女は、うわ言のように、声を出した。その音に意味はなく、ただ声をかけられたから反射的に返しただけであった。
少女の着る、黒と赤の巫女装束は少女自身の体液と触手に滴る粘液でビショビショに濡れていた。

仙窟に連れて来られた時サヤの意識が表に出ており抵抗を続けたので、こうして拘束されたまま、未だ純潔を保つ秘所以外、体中を数時間に渡り触手に犯されていたのだ。
絶頂につぐ絶頂の連続に、今やサヤと石蒜双方の意識は混濁し、まともに思考できる状態ではなかった。

鳴鳴 > 「僕が質問しているんだ。答えてよ。こんなに濡らして、いやらしい子だね」
鳴鳴は石蒜、あるいはサヤに言う。いや、今はどちらでもない。二つの意識は混濁している。
「君が自分をサヤだっていうから、また調教してあげようと思ってこうしてあげたのに。
 石蒜なら大喜びしてるころだよ」
薄く笑う。畝傍都の戦闘の後、ここに連れてきたものの、サヤの意識が表に出て暴れはじめたためにこうして触手で拘束して、犯し続けていたのだ。
その間、鳴鳴は外で適当にぶらついていた。だが、少女はいまだ自分が誰であるか思考できていないようだった。
「ほら……君は、誰だ? 答えて? 石蒜、サヤ?」
鳴鳴は少女の耳元でささやくと、濡れて体に張り付いた巫女装束のような着物の中に手を這わせる。
そしてその少女の胸の突起を強く指で捻った。

石蒜 > 「あ、ぐっ……」胸に走る痛みに体を震わせ、辛うじて意識を取り戻す。
「シ、シィ……シュアン、です……ご主人、様……」先に目覚めたのは、石蒜。サヤの魂は、石蒜に染まりきっていないごく一部と、刀の切っ先に宿っていた一部しかない、まだ石蒜のほうが主導権を握る力が強い。
「サヤは……はぁ、はぁ……まだ、動けませんが……直に……。」サヤが目覚めればまた主導権の奪い合いになるだろう。

「今の、うちに……石蒜を、刻んで……ハァ…♥くだ、さい……♥」サヤを鎮めるために必要なこととはいえ、またご主人様に遊んでもらえると考えると、声に艶が混じり、期待に満ちた目になるのは致し方ないことだった。

鳴鳴 > 「君が僕に命令しちゃだめだよ、石蒜。君には全てが赦されている。
 だけど、ダメだ。僕が赦してあげない。君がしっかりしていれば、こんな面倒はなかったんだ。
 悪い子だな、調教されるのにそんな期待してるような目をしてる。そう言う子は、こうだ」
ニッと口を開く。ぎらつく歯が現れる。そして、鳴鳴は少女の身に纏う巫女服に手をかけ、その袂を思い切り開いていく。
そして、拳を握りしめ、その腹を殴りつけた。
「好きだっただろう? 石蒜。君は痛いのが好きだった」
自身も道服を肌蹴ていく。ひどく幼い褐色の素肌が露わになっていく。
その体を少女にこすり付ける。幼い手を少女の未だ純潔の秘所へと伸ばし、その愛液に触れれば、それを絡め取って舐める。

「今から、君の望み通り、君が何であるか刻み込んであげるよ。地獄の快楽の中でね。
 触手じゃない。今度はこの、僕自身で」

少女の秘所の突起に指を触れれば、それを強く摘まむ。
少女の首筋に舌を這わせ、うなじを舐めていく。

石蒜 > 「も、もうしわけありまへぇっ!!♥♥♥」腹に食い込む拳に、快楽の喘ぎを漏らす。石蒜は自身に受けた苦痛を快楽に変換できるが、今は使っていない。純粋に主人から与えられた痛みを喜びとしているのだ。特に鈍痛は好みだった、ぷしゅっと秘所から液体が吹き出す音。

「はいっ、はい!石蒜は、痛いのがぁ……♥大好きですぅ……♥♥もっと、もっと虐めてくださいぃ……ンひぃっ♥♥」
陰核を摘まれれば、そこから走る電流のような快楽と痛みに、弓のようにのけぞり、舌をつきだした。
「あ……は……♥♥は、ひぃ……♥♥こ、今回は、石蒜の不徳でし、たぁ♥きざ、刻んで、ください…♥戻れなく、してぇ……♥♥」喘ぎながら、必死に言葉を返す。うなじを這いまわる舌には、せつなげに体をくねらせる。
しかし、全てが石蒜の責任ではない、あの時鳴鳴が刀の切っ先を防いでいれば、このような事態にはならなかっただろう。しかし、そのような思考を石蒜がすることはない、主人は絶対なのだ。

鳴鳴 > 「クク、アハハ……いいよ、戻れなくしてあげるよ。
 今更、君がサヤに戻ったところで幸せになんてなれないんだ。僕がそうしてあげた。
 君は罪を犯した。誰も君なんて受け入れてくれないんだ……そんな世界に戻りたくないだろ、『サヤ』?」
嘲笑いながら、耳元でささやく。鳴鳴は石蒜のせいのように言っているが、あの時『サヤのかけら』を防ぐことは鳴鳴には容易にできた。
しかし敢えてそうしなかった。そのほうが面白いと思ったためだ。苦しみ、喘ぐ石蒜/サヤを見たかったのだ。
そして、『サヤ』に対して言葉をささやいた。多くの人間を傷つけ、罪を犯したことを囁く。
「もう君はサヤに戻る必要なんかないんだ。君は石蒜だ」
少女の後ろに手を回し、強く手で少女の尻を叩いていく。何度も、何度も。
そして、触手はひとりでに動き、石蒜を床に寝かせる形となる。鳴鳴もそれに合わせ、覆いかぶさるような姿勢になる。

赤い瞳が輝き、石蒜を射る。闇へと引きずりこもうとするように。
「ほら、見てよ。今日、これで君を犯してあげるから――ひぃ、あはぁっ……!」
小さく笑ったかと思うと、自らの秘所を鳴鳴は弄り始めた。
そうすれば、何かが変わり、その秘所の突起が姿を変えた。女を啼かせるためだけの形状のような、肉の棒に変化した。
石蒜の上に跨りながら、それを見せる。

石蒜 > ああ、『サヤ』が苦しんでいる。ご主人様の言葉で苦しんでいる。
私だけが楽しむのは良くない、ご主人様にも見てもらおう、そう考えて、石蒜が主導権を明け渡す。
快楽と期待に蕩けた表情は、敵意と悔いに満ちたものへと変わった。
「わ、私は……私は……違う、私じゃない……私のせいじゃない…!あなたが……私を歪めたから……!!」拘束を逃れようと四肢に力をこめるが、かすかに体が揺れるだけ。
「あっ……痛……痛い…!違う、私はサヤ…石蒜じゃ、ない……!」尻を叩かれつつも、否定し、涙ぐみながらも鳴鳴を睨む。

そして寝かされ、跨ってきた鳴鳴の股間から、あり得ないものが生えると、それを見る顔が恐怖に歪んだ。「あ、ああ……やめて、やだ!!やだやだ!!やめて……!!」必死で四肢を動かそうともがき、懇願する。
心のなかで石蒜が笑う、期待と快楽、そして憎きサヤが苦しみもがく姿を笑っている。
「どうぞご主人様♥私の純潔、貴方様に捧げます……♥どちらを犯しますか?石蒜のほうだと嬉しいですが、サヤの奴が喚きながら犯されるのも見ものですね。」一生に一度の機会を、見世物にしようと、主人に問う。その顔は狂気と愉悦に歪んでいた。

鳴鳴 > 「酷いことをいうな。よく思い出してごらんよ。あのままだと君は確実に壊れていた。
 それを僕が救ってあげたんだ。君の心をつなぎとめてあげたんだよ? 君は壊れていてもいい、自分を使ってくれといったじゃないか。
 だから、僕は僕の好きなように君を直してあげたんだ。そして、君は歪んだ。
 僕は別に、享楽を成せといっただけで、犯罪をしろなんて言ってなかった。全て、君のせいだよ、『サヤ』
 アハ、アハハハハハ!!」
彼女が歪んだのは鳴鳴の力のためである。そのために心は闇に染められたのだ。
だが、そうであっても全てはサヤの責任であると、鳴鳴は嘲笑うのだ。

「大丈夫、君は石蒜になる。だから、やめてあげない。
 君を犯して侵して凌辱して蹂躙して……君を、再び変えてあげる。
 君が、あの時望んだままに」
隆起したそれを見て怯えるサヤの姿を見て、狂ったような笑いを鳴鳴は上げた。
そして、石蒜の言葉を聞けば、肉の棒が震えた。
「ああ、君の純潔を、僕が蹂躙してあげるよ。女の子にとっては、大切なものだと聞いてるそれを、僕が。
 ……そうだな、僕は石蒜が嫉妬しているのを見るのが好きだからね。
 サヤの純潔を奪ってあげる。アハ、アハハ……!」
そういうと体を動かし、体位を変える。少女は寝かせたままだ。
少女からいったん離れ、その少女の脚を思い切り開く。
「ハハ、こんなに濡れてる。それに、こんなに立たせてる。触手で虐めてあげてたときは、『サヤ』が表だったのに。
 じゃあ、行くよ。――『サヤ』、君が僕に好きに扱われる玩具だって、教えてあげる」
女を啼かせるためだけに特化したような肉棒を、少女の秘所に押し付け、一気に――貫いた。

石蒜 > 「うわああぁぁぁぁ!!!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!やめて!!嫌だぁぁぁ!!!」心を犯す言葉と、これから体を犯そうとしている肉の棒を、拒絶する、必死で拒絶する。手足を動かそうともがき、逃げようと暴れる。だが四肢を拘束する触手がゆるむことはない。絶望を心が支配する。

「アハ♪ご主人様も人が悪い……私は死ぬまでサヤに嫉妬するでしょう……おめでとう、サヤ」石蒜が一瞬だけ顔を出し、笑う。

「あぁぁぁぁ!!!!!やめてやめてやめてやめてやめてぇぇ!!!!」狂ったように、暴れる。石蒜は狂っているし、今自分を犯そうとする童女も狂っている。この空間は誰も彼もが狂っていた。

そして、サヤの純潔はブチブチと音を立てて破られた。
「がっ……!!ぐっ……!!」痛みと、悔しさ、そしてもう取り返しがつかいことへの絶望に、サヤは抵抗をやめ、一筋の涙を流した。

鳴鳴 > 「はは、あはは、あははははは!!」
あまりにも軽々と、情緒も何もなく、少女の純潔は破られた。
「面白い、面白いなあ! 石蒜は永遠に『サヤ』に嫉妬し続けるんだ! 自分自身に!
 どうだ、そう、全て同じなんだ。陰と陽、邪と正、死と正……全部同じなんだよ。
 万物斉同、絶対無差別! 全ては相対的な差別に過ぎない。絶対的な差別なんてないんだ。
 『石蒜』も『サヤ』も、そしてこの僕も。皆同じだ。渾沌は全てを許容する。
 ……そして、故にこそ。永遠に、一つになんてなれないのさ。
 全ては君が選んだことだ。君が選んだ「真実」だ。そうして君は、真人になった。
 こうして僕に犯されているのも、全部君のせいだよ、サヤ。
 だから、いいんだ。君はもう狂ってるんだ。この世界の殻を破らなければ、死んでいくだけだ。
 だから、僕がこうして手伝ってあげる、よッ……!」

狂ったような笑いと共に、艶っぽい声を鳴鳴は漏らす。
少女の純潔、それはサヤの純潔、それを鳴鳴は奪い、いきなり激しく腰を動かし始めた。
鳴鳴の体から混沌がにじみ出るように、闇が深まっていく。卑猥な音を立てて、サヤの奥を突きあげる。
その瞳の涙を唇で拭うと、そのまま少女の唇を奪い、深く深く唇を絡めていく。
触手に犯され何度も絶頂した秘所の奥を、執拗に突き上げ続ける。

石蒜 > 「あっ……あっあっあっ……」サヤの目はもう何処も見ていなかった、嘲笑する声も聞いていないだろう。突かれる衝撃に肺から息が漏れて音を立てるだけだ。

舌も、ただ動かされるままに力なく垂れていたが、途中から自分からもいやらしく動き始め、淫らに絡まり始める。
「……ぷぁ♥はぁ♥サヤは折れっ♥た、みたっ♥いです♥」石蒜だ。純潔を奪われたばかりの膣を蹂躙する痛みと主人を受け入れる喜びに、突かれる度に言葉を途切らせる。
「もうっ♥しばっ♥らくっ♥はっ♥出て…んふっ♥♥来れないっ♥でしょうっ♥♥感っ♥謝っ♥しまっ♥すっ♥ご主っ♥人様っ♥♥♥」喘ぎは段々と高く、大きくなっていく。上り詰めているのだろう。
「一緒っ♥♥一緒に、イきまっ♥♥しょっ♥♥♥う!!♥♥」

鳴鳴 > 「ん、あ、ひぃ、ぁっ……ぷ、はっ……そう、か。ふふ、お帰り、石蒜」
サヤの眼は虚空を見つめていた。既にその心は折れたようだ。
「そう、それで、いいっ……虚飾を払い人為を捨て――君は、真人になったんだ。
 これが僕の、『無為自然』だ――」
かつて古代の中国のある思想家が唱えた説。それを用いて嗤う。全てを鳴鳴は冒涜していた。
石蒜が現れたことを知り、嗤う。笑う。その少女が、膣を蹂躙される痛みを得ながら、自分を受け入れる喜びに打ち震えているのを見て。
幼い膣に締め付けられ、快楽の声を上げる。肉の棒はその大きさを増し、少女の小さな膣を激しく攻め立てていった。
「は、ぁっ……あは、いいよ。一緒に、イって、あげる……」
腰を強く打ちつける。肉と肉がぶつかり合う音が響く。鳴鳴の表情は、その容姿の幼さにも関わらず、酷く淫靡なものだった。
「……ッ、さあ、僕を、受け入れてっ……!」
そして、石蒜の奥に自分のそれを強く押し付けると、闇の脈動と共に、少女の神聖な場所を、白濁で犯していく。
白濁、白いそれであるものの、混沌にして闇である。同化するように。侵すように。
気が触れるほどの快楽があるはずだ。それほどまでに、それは熱いものだった。

「――『万物斉同』」

闇の中で、童女が囁いた。赤い目を輝かせて。
童女の力。それは、自分という存在で対象を侵すことだった。
混沌の一部を注ぎ、存在を蹂躙するものであった。

石蒜 > 「嬉っ♥しい♥嬉しっ♥いですっ♥♥♥」私がご主人様望むものに変わっていくのが嬉しい、変えてくれるのが嬉しい、ご主人様を悦ばせているのが嬉しい。体を貫くような衝撃と痛みが嬉しい。それが、異能を使わずとも快楽へと変わっていくのが嬉しい。それら全てが嬉しくてたまらない。歓喜の涙がこぼれる。

「はいっ♥はいっ♥♥一緒にっ♥♥♥一緒にっ♥♥♥いぃぃぃぃ~~~~~♥♥♥♥♥♥」膣肉が絶頂に震え、同時に侵入してきた精液を、奥へ奥へと飲み込むように浅ましく蠕動する。視界が白く染まり、呼吸すらままならず、引きつったようにのけぞる。石蒜の秘所に存在する、女性が持ち得ぬ器官もびくびくと震え、白濁を漏らした。
「~~~~~~~~~♥♥♥♥♥♥」キモチイイ……ただそれだけが思考をうめつくす。プチプチと細胞単位で自分がご主人様に侵されているのがわかる、私が塗り潰されていくのがわかる。変えられていく喜びと限度を超えた快楽に、頭をぶんぶんと振る。
その肌は、主人を受け入れる秘所を起点に、褐色へと染まっていく。鳴鳴という存在が石蒜を塗りつぶしているのを表すように。

「アハ、アハァ……♥♥♥♥ああ、ご主人様……また私を、歪めて……くれたんです、ね……。ありがとう、ございます……♥♥」絶頂の余韻を味わいながら、息も絶え絶えに、自分の変化への、感謝。

鳴鳴 > 「クク、アハ、アハハハ……! ああ、君を染めてあげた。君侵してあげた。
 君は、僕だ。だからこそ、もう何も縛られなくていいんだ。君は君の享楽を得ることができる。
 もう君は全ての価値観、存在が、大いなる「道」の前では全て矮小なものと知った。
 『無為自然』だ。君はあるがままにいていい。自然のままに、全てを侵して!」
石蒜の体が褐色に染まっていく。鳴鳴と同じ色に。
「君も僕と同じ、Nya■ラト■■teプだ。そして、この地上に存在するすべて、この宇宙全て。
 皆、皆、同じだ。誰もそれに気づいていないだけなんだ。大いなるものの前には、全ては等しい」
自分勝手な『無為自然』と『万物斉同』を語る。当然正しい解釈などではない。かつての偉人の言葉を嗤っているのだ。
狂った論理。だが、それが「狂っている」判断を下す価値観さえ、無意味だと鳴鳴は嗤う。

一気に肉棒を抜き、未だに射精を続けるそれで、石蒜の褐色の肌を白く染めて行った。
どこまでも黒い、白で。
「……ほら、綺麗にしてよ。今日からは、これが君の食事なんだから」
けらけらと笑いながら、鳴鳴は石蒜に馬乗りになり、その肉棒を鼻先に突き付けた。

「……フフ、僕は君を愛してる。身勝手に無慈悲に。そして、君もそれを受け入れた。  これから永遠に、君の中の『サヤ』は君の中で、犯されていくのさ」

石蒜 > 「ご主人様が……私……。全てが、無価値……。ああ、わかりました、わかりました……!!」同じ存在に変えられた、だから理解できる、同じなんだ、私とご主人様も、その他の全ても。そしてだからこそ、だからこそ!
全ては無価値なんだ!世界の何処を探しても知る価値も見る価値も考える価値も楽しむ価値が喜ぶ価値が悲しむ価値が怒る価値が触る価値が味わう価値が斬る価値が作る価値が直す価値が壊す価値が治す価値が繋ぐ価値も繋がれる価値も教える価値も残す価値も、ない。砂一粒の価値すらない。
生に意味などないと知り、答えなどどこにもないと泣く、所詮それが人間だ。
だからご主人様はいつも笑っているんだ、この無価値な世界を嘲笑っている、この無価値な世界にしがみついて足掻く人間を、命を、神々すらも嘲笑っている。

                        神
秩序と混沌、人間の考えた単純な対立構造すら超えた真なる混沌。星々の間より地上に下り静かに這い寄るもの。まさにご主人様/私は、這い寄る混沌なのだ。

褐色に染まった自分の肌と、それを彩る白を、恍惚として見つめる。私の肌も、この白もご主人様のもの。私はご主人様に全て塗り潰されたんだ。
目の前に突き出された、白濁を吐き出す黒ずんだグロテスクな肉棒、鼻孔を満たす青臭い臭い、全てがご主人様のものなら愛しい。
「はい♥お掃除させていただきます♥♥」舌を突き出し、丁寧に舐め清める。
「あ、はぁ……♥♥」舌の上に溜めた精液を、口を広げて見せる。
「くちゅ…♥ぐちゅ……♥♥ んっ♥♥♥♥」そして、よく噛んでから。ゴクリと飲み込んだ。その証に、口を大きく広げて、残っていないことを示す。
「石蒜は、ご主人様のもの、何時いかなる時でもご自由にお使いください♥♥それが石蒜の幸せです♥♥サヤも、きっとそれが幸せだといつか気付くでしょう。」とろりと蕩けた目で、愛しい主人を見つめる。そして、大きく口をあけて、おかわりをねだった。

鳴鳴 > 「……そう、そういうことだ。僕は君、君は僕だ。
 ……それでもなお、君が君であろうとするなら……。
 全てに意味がないと知ってもなお、そうするのなら……。
 君はきっと、僕を本当に喜ばせてくれる存在になるだろう。
 君は、そうなれるのかな。『サヤ』」
呟く。石蒜に向けていったわけではない。
それは嘲笑であり憐憫であり希望であり懇願であった。
「生に意味などないと知り、答えなどどこにもないと泣く。
 そう、それが人間だ。そして」
――故にこそ、僕は人間が大好きなのだと。口には出さなかった。
ただ、この童女にとっては、全ては自分のためのもの。
自分が嗤うための、玩具に過ぎなかった。

「アハ、アハ……もちろんだ。君が願わなくたって、そうしてあげるよ。
 今日から君が口にするのはそれだけだ」
石蒜が肉棒を舐め、精液を舐めとり、それを全て嚥下したことを示せば、口角を吊り上げて嗤い、頭を撫でた。
「おかわり? ……いやらしい子、だなっ!」
そして、大きく口を開けた石蒜に向けて、そのグロテスクな肉棒を突きこんだ。
少女の頭を掴み、少女の口を使うように頭を前後させようとする。

石蒜 > 「ご主人様、サヤはもう何も聞いてません。それに完全に折れましたし、何も出来ませんよ。」この状態で、自分以外に鳴鳴の意識が向いたことに、口をとがらせ、不満気に言う。私だけを見ていて欲しい、せめて今だけは。そう願う。


「あは、下さい、逆流しちゃうぐらいたっぷり♥ハッ♥ハッ♥」餌をねだる犬のように、息を荒げる。
「んばっ♥~~っ♥♥~~~~~~っ♥♥♥♥」荒々しく、肉棒が口を犯す。
呼吸もままならない中、舌を絡め、口をすぼめて主人を喜ばせようと努力する。酸欠に陥り、視界が白くなり、思考にもやがかかる。それがたまらなく気持ちいい。

鳴鳴 > 「……そうだね。サヤはもう何も見ず聞いてもいない。口にも出さない。かつての渾沌のようなもの。
 今は、君だけを犯すことを考えよう。自分自身に嫉妬する君を。
 でもそれは、僕が判断すること。君がいうことじゃ、ないっ……!」
不満げにいう石蒜に、仕置きするように激しく口の中を突いていく。
石蒜が呼吸困難になろうとも、意識が消えそうになろうとも、関係ない。
舌が肉棒に絡み、口がすぼめられる。その快楽に、肉棒が震えている。
鳴鳴の体は、快楽に悶えていた。
「ん、ぁあっ……じゃあ、出すよ。君の食事だ。しっかり味わうんだ。
 零したら、だめだから、ねっ……!」

そういうと、肉棒がまた大きく震え、跳ね、その大きさを増す。
脈動し、鳴鳴の混沌、白い混沌が溢れだし、青臭い臭いと共に、石蒜の口の中に溢れていく。
途方もない量だ。出した瞬間に口から溢れるほどのもの。とても零すなというのは無理な話であった。
鳴鳴は手を伸ばし、石蒜の二つの胸の突起を強くひねった。

石蒜 > 「~~っ♥♥♥~~~~~~~~~~えぼっ♥♥げほっ♥♥~~~~♥♥♥」喉の奥まで突き込まれ、えずきながら、懸命に受け止める。喉の中で膨らむのを、消え入りそうな意識の中で感じる、もうすぐ出る。零さないで飲まないと。ご主人様の言葉に、なんとか頷く。

「んんっ~~~~~~~♥♥♥♥♥っ~~~~~~~♥♥♥♥♥♥」喉の奥に吐出された白濁を、必死で嚥下していく、ごくり、ごくりと喉が膨らむ。
だが、あまりの量と酸欠から呼吸を優先してしまい「げはっ!!ぷはっ……はぁっはぁっ」途中で吐き出してしまう。

「あ、ああ、申し訳ございまひぇんっ♥♥♥♥」慎ましやかな脂肪の頂点でピンとたった乳首をつままれ、痛みと快感の叫びを上げる。
「こ、零してしまいましたぁ♥♥♥♥」喘ぎながら、なんとか言葉を紡ぐ。

鳴鳴 > 「駄目じゃないか。零すなっていったのに」
最後まで出し切るもの、当然全て飲めるはずもない。元々酸欠に近い状態だったのだ。
それをわかっていながら、鳴鳴は言う。そして、石蒜の頬に向けて、勢いよく張り手を放つ。
無論、本気で怒りを得ているわけではない。そもそも、そう言った感情が本当にあるのかせ怪しい。
そしてもう一度叩く。彼女の反応に期待するように口をゆがませる。
「どうだい、僕の精液の味は。これからいつもこれを飲ませて、食べさせてあげるよ。君の唯一の食事だからね。
 でも、零した子にはお仕置きしなくちゃね。これから長い時間。ずっとイカせ続けてあげる。
 君がやめてといってもやめてあげない。僕が楽しいから」
不意に、触手が一斉に蠢き、石蒜の体位を無理やり変えていく。
鳴鳴に後ろ向きに尻を突きだすような形だ。鳴鳴は彼女の尻肉を大きく開き――
「……今度は、こっちだ」
一気に、後ろの穴を貫き、相手の事など気にせずに腰を振り始めた。それと同時に、石蒜の口や秘所に目がけて、触手が着きこまれる。鳴鳴の一部だ。

石蒜 > 「ごめんな゛っ♥♥ざいっっ♥♥♥」頬を張られ、歓喜の声を漏らす。道理に基づけば理不尽極まりない仕打ちだが、道理に意味も価値もない。ただ快楽を与えてくれるから、求められた役割を演じているだけだ。それが理不尽であればあるほど、惨めになる自分をネタにマゾヒスティックな快楽に浸れる。

「とても、美味しいです♥♥もっと石蒜にご馳走してください♥♥石蒜はご主人様の精液袋です♥いくらでも注ぎ込んで下さい♥♥」快楽に蕩けきった顔で、浅ましくねだる。売春婦とて、このような台詞喜んで言わないであろう。

「あは、お仕置き♥お仕置きぃぃ♥♥♥♥」くるりと回され、ご主人様が視界から消える。尻たぶを開く手に、期待が高まる。自分のそれも滾るのがわかる。
「あはっ♥♥」不浄の穴は既に触手によってほぐされており、柔らかく広がって主人を迎え入れることだろう。
「がっ♥♥♥んぶっ♥♥♥んっ♥♥♥~~~~~♥♥♥♥」口と膣にも触手を挿入され、3つの穴から生み出される快楽に、白目を剥く。
キモチイイ、脳までも犯されるような快楽。それを享受する。

鳴鳴 > 「ふふ、もうこんなにほぐされてるんだ。前は処女だったくせに。いやらしい。
 ねえ、ここで何度イッたの? ここを犯されて何度?
 ほら、答えてよ。答えられないの? ならお仕置きの追加だね」
答えられるわけがない。鳴鳴の触手によって石蒜の口は塞がれているのだ。“腐条理”であった。
だがそれでもなお、答えよと命じる。そして、鳴鳴は、大きく手を振りかぶり、石蒜の尻を何度も手で打つ。
そして容赦なく、後ろの穴を巨大な肉棒で犯し続ける。口の中の触手は何度も精液を吐き出す。
膣内に入れられた触手も暴れ回り、子宮口を執拗に責める。
「ん、は、ぁっ……んん? ふふ、こんなことされて、ここをこんなにしてるんだね。
 君はどうしようもない変態だ。僕も驚きだよ。
 ほら、僕がこうしてあげる」
鳴鳴の本来の考えなら、何かを性的倒錯とするような考えに意味はない。全て享楽に基づいているのなら、どれもこれも正しく、同時にどれもこれも無価値である。
ただ、自分が楽しんでいるという事実があるのみだ。
だが敢えてここでは石蒜を変態だと石蒜を喜ばせるために。何度も何度も染めるために。石蒜の滾ったそれを、鳴鳴の柔らかい手が包み、激しく前後に扱き始める。
容赦のない快楽を与えんと責めを続けていく。交わるたびに、混沌が彼女を犯すはずだ。

石蒜 > 酸欠、過剰な快楽、悦楽、それら全てが石蒜の脳を、体を、心を犯していく。
何度も何度も短い期間に絶頂を迎え、ぐねぐねと体を揺らす。
しごかれる陰茎からは、通常の人間からは考えられない量の精液を鳴鳴の手が上下するたびにすさまじい勢いで吐き出し続ける。
もし石蒜が人間を辞めていなければ、あまりの快楽に気が触れ、心臓が停止していることだろう。だが、真人の体はそんな安寧を許さない。規格外の快楽を淡々と脳に、精神に送り続ける。
私をご主人様が塗り替えていく、いや私なんかもうない、全ては同一なのだから。『万物斉同』ご主人様の言葉を思い出す、全てが無価値なら、全てを笑い、享楽に暮らす他はない。
九万里の夜空を行く鵬にとって光届かぬ地上は黒一色。
悪が為されようと、善が為されようと、誰が生きようと死のうと、きっと時代のうねりすらどうでもいい。
世界は黒一色なのだから。白と黒が流転する太極すら漆黒だ。そんなもの、何の意味は無い。
その悟りに達した時、石蒜の瞳が漆黒に染まった。それは全ての意味と価値を虚無に塗りつぶす、冒涜的な黒。

鳴鳴 > 「あは、ひはは、あひ、あは、ひゃは、あはははは!!」
快楽を得る。快楽を貪る。最上へ。最下へ。
絶頂を続ける。石蒜ななんどもなんども絶頂する、無限に続く機関のように。地獄のように。
「そうだ、君/僕は気づけたんだ。達したんだ。僕/君と同じに」
全ては同一だ。九万里の彼方を飛ぶものにとっては、どんな存在も同じだ。
例えそれがどんな性質であろうとも、意味はない。同じことだ。
無価値だ。どのようなことをしても。だからこそ、それに気づいたものは享楽に生きる。
それは絶望ではない。諦観でもない。ただ、そうであるということだけ。
絶望するという価値も、諦める価値も、もはやない。
だからこそ全てを嗤い、笑い、享楽の果てを目指すのだ。
人知を超えた射精を続ける石蒜。その精液は、地にあふれ、鳴鳴達の脚を、腿までも沈めていく。
「僕たちのしていることが、誰かにとって悪であろうと、そんなことはどうでもいい。
 同じなんだよ。結局、相対的な差別の下でしか見ることができない。
 だから、享楽なんだ。自分以外の楽しみなど、捨ててしまえばいい。
 そして、君は気づけた。
 僕が君を犯すこともよい。君が僕を犯したっていい。僕を貪ってもいい凌辱してもいい殺してもいい。
 それが――君の享楽であるならば。
 全て、赦されているのだから」
石蒜の瞳が黒く染まるのを感じれば、高らかに笑う。
至高のとき。至福のとき。
ああ、人を、導いたのだと。

石蒜 > 口を犯していた触手が、離れる。「げほっげほっ!」咳き込んでから、大きく息を吸う。酸素が肺を、脳を満たしていく。
「ええ、ええ!ええ!やっと、気付けました。随分かかりました。私/ご主人様は、やっとご主人様/私の境地に。」この触手も私/ご主人様だ、ならば、と軽く念じると、四肢の拘束は解かれた。精液で満たされた地面に降り立つ。
もはや一部がひっかかっていただけの巫女装束を脱ぎ、漆黒に染まった瞳で私/ご主人様を見る。その頬に手を伸ばす。
「交代しましょうか、私/ご主人様の受けた享楽、私/ご主人様にも、味わって欲しい。」その口を、自らの口で塞ごうとする。

鳴鳴 > 「……ようこそ。ここが僕たちの「大道」、「太極」だ。そして、同時に存在しないものだ。
 君/僕は気づいた。僕/君の境地に。
 僕は君、君は僕……さあ、共に、享楽を」
石蒜/ご主人様が触手の拘束を解く。そう、当然である。既に同一のものなのだから。
鳴鳴は彼女が白濁の海に降り立つのを見て、笑った。その黒い瞳を見て、身を震わせる。
「……ああ、僕/君の与えた享楽を、君/僕が僕/君に与えてくれ。
 それでこそ、全てが一つになったといえる。
 ん、う、んんっ……!」
石蒜が鳴鳴の頬に触れ、口を口でふさぐ。鳴鳴はそれを拒まない。
甘く、熱く、その舌を絡ませようと舌を伸ばしていく。淫らに、淫らに。

石蒜 > 「ん……ぷぁ、達してみると、意外とあっけないものですね。まるで単に目を閉じていたのを、開いただけみたい。」少し荒々しく、かつて主人であり、今は同一となった存在を白濁の海に押し倒そうとする。

鳴鳴の子供のような割れ目に指を差し込み、すくいとる。
「私/あなたをあれだけ浅ましいと罵っておいて、濡れてるじゃないですか、あなた/私も。」目の前で指をこすりあわせてその粘度を見せつけた後、淫靡にそれをなめとった。

「ア、ハァ♥私/あなたのもう1つの初めても、受け取って下さいよ。ね?」
左手で鳴鳴の胸を弾くように愛撫しながら、右手で自分のそそり立ったモノを、秘所にすりつける。さきほど大量に射精したというのに全く萎えておらず、むしろ挿入への期待から先走りを漏らしている。

「1、2の3で行きますよ?じゃ、1!」予告を裏切って、いきなり全てを差し入れる

鳴鳴 > 「ぷ、はぁっ……そうだろう。あっけないものだ。仮に答えというものを見つけようとするのなら、ほんの少し視野を広げるだけでいい。
 そうするだけで、君のように……あ、あっ……!」
白濁の海に押し倒される。白濁の中に体が沈み、びくびくと全身が震える。

「ひ、ぁ、ん、ぁっ……仕方、ないじゃないか。僕/君は君/僕なんだ。浅ましく手、当たり前だ」
秘所に指が差しこまれ、愛液を掬い取られる。そして、それを見せつけられれば、少し顔を背ける。
まるで、恥ずかしそうにしているようだ。それは、鳴鳴/石蒜であるゆえか、それともそういうふうに演じているのか。
否、そのような問いにこそ、意味はなかった。
既に彼女も真実に気づいている。

「い、いいだろう……ん、ぁひゃ、ぁっ……♥ 僕/君の初めて、を、うば、えっ……」
甘い声が漏れる。小さな胸が弾かれ、体が跳ねる。そして、そそり立った肉棒が幼い秘所に擦り付けられる。全く萎えず、むしろ先程よりもより隆起しているようにも見える。

「く、は、ぁっ!? い、いきな、りっ……ひぃ、ぁ、ああっ……!!」
痛み。石蒜が受けた破瓜の痛みを鳴鳴が襲い、それと同時に征服される快楽もその身に受ける。
みちみちと、初めては奪われ、予想外のことに、膣内は驚いたように反応し、強く肉棒を締め付ける。

石蒜 > 「アハッ♥お、男の快感って、凄まじっ♥♥」入れただけで腰が砕けそうになる快感を覚えた。気を抜いたらすぐに射精してしまいそうだ。
「初めて、だったんですねぇ。なんですかあんなに偉そうなことっ♥言っておいてっ♥人を詰っておいてっ♥自分も処女のくせにっ♥もう感じてるじゃっ♥ないっですっかっ!」暴発しないようにこらえながら、腰を前後させる。先ほどまで石蒜/鳴鳴の主人だった鳴鳴/石蒜を、好きなように犯すのは、とても倒錯的な快楽をもたらす、恥ずかしがる仕草も、突然突かれて驚いた反応も、全て私/あなたの劣情を滾らせる。
それが演技かどうかはどうでもいい、享楽を沸き立たせるなら関係ないのだ。それが、私/あなたの、「道」。

「ふふ、私達で子供って出来ちゃうんですかね?んくっ♥出来てたらっ♥嬉しいですねっ♥一緒に産みましょうかっ♥♥」パン、パン、と肉同士がぶつかる音が仙窟に響く、そろそろ限界が近づき、鳴鳴/石蒜の体内で肉茎が膨らむ。

鳴鳴 > 「ひぃ、ぁ、ふあ、ぁぁっ♥ う、うるさ、ん、ひぃっ……! は、初めてなんか、じゃ! ん、あああっ♥♥ 感じて、なんか……ひ、ぃぃっ!」
鳴鳴に似合わない鳴き声を上げる。顔も赤く染まっている。
鳴鳴/石蒜にとって、全ては享楽だ。たとえ、自分が何かに倒されたとしても、それが面白ければ、それでよいのだ。
先程まで鳴鳴/石蒜だったものが、主人だったものが、石蒜/鳴鳴に好きなように犯される。罵られて、好きなように扱われていく。
言い知れない快楽、享楽があった。倒錯していた。さきほどまで、こちらが犯していたのに。
膣内は別の生き物のように肉棒に絡みついていく。まさに雌の体だった。射精をねだるように。

「く、はぁっ!? ひゃ、う、ぅっ♥ そう、だ、なっ♥ ともに、産む、かっ……ん、あひあ、ああっ!! だ、めだ、も、うっ……!」
肉棒が膣内でふくらみ、鳴鳴/石蒜の体が跳ねる。膣内が強く締まった。

石蒜 > 「ん、くっ♥♥出る、くぅぅぅ~~~~~~♥♥♥♥♥」最後に、力一杯鳴鳴/石蒜に腰を押し付け、奥の奥で、大量の精液を放つ。

「ああっ、ふぅ、ふふっ♥」流石に疲れ果ててか、つながったまま、鳴鳴/石蒜に覆いかぶさるように横になる。
「今頃、ここと、ここで」鳴鳴/石蒜と石蒜/鳴鳴の子宮のあたりを指でなぞる。「お互いの精液がお互いの卵子と出会ってる頃でしょうか、精一杯受精しようと必死で卵子を追いかけてるでしょうか。そうだといいですねぇ♥」
「ああ、楽しかったし気持ち良かったですよ、鳴鳴/石蒜♥」親しみを込めて、微笑みかける。

鳴鳴 > 「ひぃ、あひゃ、ひあ、ひあああああっ♥♥♥」
奥で、子宮目がけて、大量の精液が放たれる。自分/相手がそうしたように。
情けなく、彼女の前で絶頂する様を見せつけていった――

「ん、は、ぁっ……♥」
繋がったまま、石蒜/鳴鳴に覆いかぶさられる。体がびくんと震えた。
「……ああ、そうかもしれないね。ここで、新たな宇宙を生み出すものが、出会っているかもしれないね」
相手の子宮のあたりに触れながら言う。ぴくんと、自分の秘所がまた反応するのを感じた。
「……僕も楽しかったよ、石蒜/鳴鳴。まさか、こうなるとはね。本当に、本当に楽しいよ。享楽だ。
 ……ハハ、アハハ、アハハハハ!」
鳴鳴は以前のような態度に戻っていた。そして高らかに笑った。そして、石蒜/鳴鳴を抱きしめた。
「そう、僕は予想もしないことが起きるのが、大好きなんだ――」
口元を吊り上げて、嗤った。

石蒜 > 「そう考えると、ふふ。また中でおっきくなっちゃいそう。出来てるかなぁ、出来てるといいなぁ……♥♥」二人の、同一の存在となった二人の子供はどう生まれてくるのか、きっと可愛いに違いない、私/あなたとあなた/私の子供だもの。

「私/あなたも、まさかこうなるなんて、さっきまで主人と下僕だったのに。ふふ」クスクスと笑う、段階をいくつも飛ばして、同一になってしまった。夫婦や親子よりも遥かに強い絆、自分になる。抱きしめられれば、こちらも腕を回して抱きしめる。
「鳴鳴様」その口調は普段の石蒜のもの、同一の存在といっても、呼び方の癖は抜けないようだ。「まだ私が犯されてない場所が残ってますよ。」
右手を鳴鳴から離して、漆黒の球体と化した自分の目を指さす。「ね、ここ。舐めて下さい、愛撫するみたいに、いやらしく。」淫靡に嗤う。

鳴鳴 > 「そう、僕と君は同じだ。万物斉同なのだから。君が主人として僕を求めるのならそれもいい。逆も然りというわけだ。
 すべては、享楽のためにある」
抱きしめられつつ、赤い目を光らせて笑う。
「なんだい、石蒜。ほう、まだ犯していない場所?」
そして、石蒜が差した場所を見て、嗤う。膣内がまた反応してしまった。
「ああ、そうだった。君の全てを、犯すといっていはずなのにね」
静かに言うと、さらにその身を石蒜に密着させる。そして、赤い舌を伸ばす。
「ん、んんっ、れ、ろっ……」
混沌の舌が、石蒜の瞳に迫る。体をこすりあわせながら、黒い眼球を舐めていく。
舌を這わせて、普通舐めるような場所で無い所を、その隅々まで舐めていく。
右目も、左目も。じっくりと、混沌で犯すように、舐めていく。

石蒜 > 「まだ鳴鳴様の下僕でいる方が楽しそうなんです。きっと私は誰かに仕えてるのが、一番性に合ってるんだと、思います。」同一の存在なのだから、自分に仕えるようなものなのだが、矛盾している。だが混沌とはそういうものだ。私が求めるからそうするだけのこと。然り、全ては享楽のため。

「あぁ、あぁぁぁ……」背筋がぞくぞくする。人間の最も大事な感覚器官を、そして今混沌を溜め込み変異した器官を舐められる。それは全てを相手に委ねる行為。少し力を入れられるだけで、すぐ近くの歯を使えば簡単に目が潰れる。
だがそれを承知で相手に委ねる。それは完全な屈服と信頼。
熱い息を吐いて、目への愛撫を堪能する。

鳴鳴 > 「ん、んっ……」
噛みつけば一瞬で潰れるような場所を舐める。
よほどのことが無ければそんなことはさせない。だが、目の前の少女はそれを求めていた。
同一なのだから、わかるのだ。混沌を内包した瞳を舐める。その最中にも、いまだつながったままの膣内が何度か締まった。
そして、唾液を糸引かせながらようやく舌を眼球から離し、石蒜に口づけ手、その口内をたっぷりと凌辱した。

「ならば、そうするといい。僕にとっては立場も何も、同じことさ。
 それで新たな享楽に繋がるのならば、なんでもいい。
 僕は君だけど、僕は前のように君を好きなように扱ってあげる。僕の享楽のままに。
 ふふ、瞳を舐められて感じるなんて、本当に、いやらしいね」
混沌がそう囁いた。

石蒜 > 「ちゅぷ……ん、れろ………。」口内への陵辱が終わり、唇が離れると、唾液で出来た銀の橋がかかった。ああ、初めて会った時も同じものをみたな。とぼうっとそれを眺める。指で銀の橋を絡め、舐めとった。

「ええ、好きに使ってください。私はあなたですけど、私が玩具なのは変わりませんから。でも、たまには攻守交代させてくださいね。」
繋がっているから、同一だからわかる。「でも、舐めて感じるのも、相当変態だと思いますよ。」鳴鳴の膣内で、その存在がびくりと震えた。

鳴鳴 > 「ああ、構わないよ。君は僕なんだ。そして、君は僕の玩具だ。
 いいよ、君が僕にお仕置きしてもね。たまにはそういうのも面白いはずさ。
 僕を凌辱して啼かせてみて……」
石蒜にそう囁く。
「ハハ、当たり前じゃないか。君が変態なら僕もそうなんだよ。ん、ひゃ、ぁっ……。
 じゃあ、次はまた僕の番だ。搾り取ってあげる」
嗤いながら、石蒜を白濁の海に押し付け、馬乗りになる。つながったままだ。
二人には触手が迫っていた。
「じゃあ、今日はこうしよう。そう言う日だ。
 今日は僕たちともども、犯し犯されるんだ。
 そう、全てを内包した混沌のように、全てを受け入れよう。
 僕たちの享楽のためにね――」
そして、触手たちが二人に一気に襲い掛かった――

石蒜 > 「私がお仕置き?ああ、とってもそそりますね。マゾヒストが攻めに回ると、凄いらしいですよ?」情欲にとろけた目でささやき返す。

「私達は同一ですものね、犯しながら、犯されながら相手の快楽も流れこんできて、ふふ……病み付きになりそう♥」また鳴鳴の中で、石蒜が震えた。

「ああ、素敵……今日は記念すべき日ですし、絶対に忘れないよう、刻み込みましょうか……♥♥」体の力を抜き、襲い来る触手に全てを委ねた――

ご案内:「鳴鳴の仙窟」から石蒜さんが去りました。
ご案内:「鳴鳴の仙窟」から鳴鳴さんが去りました。