2015/07/05 のログ
■ヴィクトリア > ……っ、ふ……ぁ
【声が漏れてしまう、どうしても
涙混じりに身を委ねているのがわかる
だというのにもっと、貪られたかった
……そもそも、彼女は他人を本当に心底頼ったことはない
正確には、不安で……身を預けられる状態になるほど気を許せたことがない
だから今、そういう状態だというその事自体が嬉しかったし、どうしていいかわからないぐらい感極まっていた】
……ボクの、ボクがお前に全部預けたがってる……んだ
こんなの、初めてで……おかしくなりそうだ
【どうされてもいい、そういう返事だった
……どうしてそんなことになったのか、そこまで安心しきっていたのか
それは彼女自身わからなかった】
■犬飼 命 > 「考える必要はねぇよ、身を任しちまえ……。
全部いただくからよ」
その顔を見て安心する。貪りつくしても大丈夫だと。
少しだけ心配はあった、やりすぎて陵辱した奴と同じことをしていたかもしれないと。
狼となって青頭巾の少女を食べてしまおうと。
胸からお腹へと睨める部位を下げていく。
下腹部、まだホットパンツで隠された場所。
顔を近づけて匂いを嗅いで吟味する。
そして手をかけて。
「脱がすぞ……」
ホットパンツを脱がしてヴィクトリアの秘所を露わにする。
■ヴィクトリア > ん……
【こく、とうなずく
真っ赤になって肯定の意を示す
ホットパンツを脱がせば、可愛らしいレースの下着はすでに濡れている
ヴィクトリアはこれだけ感極まってしまった上で愛撫を受けてしまえば、そうなるような人形だ
感情も含めて、可能な限り犬飼が望んだ通りになってしまうし……何より今は自分もそれを望んでいる
優しくされたら……抗えない】
■犬飼 命 > 「……ぁ」
てっきり色気のないスポーツタイプのものだと思っていた。
精一杯の女らしさなのだろうか。
そう考えると愛おしくなってくる。
不思議なものだ。
気が付けば下着越しに秘所に顔をうずめ貪っていた。
溢れてくる蜜を舐めても舐めても無くなることがない。
その上、犬飼の唾液で濡らすこととなり、下着は水浸しになってしまった。
「……ヴィク」
使い物にならなくなった下着を脱がす。
露わになった秘所に指をあてがい解していく。
初めてじゃないだろうにしてもこの体格差となれば気になるものだ。
水音が部屋に響く。
■ヴィクトリア > ……っく、ふ……
【声を出すまいと、半脱ぎのパーカーの袖を噛んで必死に抑えるも効果はあまりない
ヴィクトリアは自身でも知らないくらい敏感で快楽に正直に優秀にできている
嬲られれば面白いように反応し、常に犬飼が予想するより少し上の様子を示してしまう
指で弄れば、目をつぶって真っ赤になる
ヴィクトリアは……自分でも嫌になるくらい快楽には抗えない、そういう人形なのだから
とはいえ、今は感情も犬飼だけを見ている
その敏感すぎて優秀すぎる性能と感覚を、幸せすぎておかしくなるんじゃないかと思うような気持ちで感じていた
……まだ、序の口だというのに】
■犬飼 命 > 予想以上の反応に驚くが、このまま続ける分には都合が良かった。
水浸しになった右手を見て十分に解れただろうと認識する。
ようやく自らの肉棒を露わにした。
これからの行為に期待をしているのか、犬飼の思った以上にそそり立っていた。
体を起こしヴィクトリアを抱きかかえる。
改めて自身の肉棒とヴィクトリアの体と比較をする。
こんなのを挿れたら壊れてしまうのかと思う。
ヴィクトリアの体を持ち上げ、体を密着させる。
秘所に肉棒の先端をあてがう。
耳元でぼそぼそと何かをつぶやく。
はっきりと伝わったはずだ。
「愛してる」の言葉が。
ゆっくりと抱えていた体を下ろしていき。
肉棒を挿入していく。
■ヴィクトリア > ボクもだ……愛してる
【愛されたことがない
誰かの一番にされたことも、身を預けられたことも……そもそも、安心すらろくに出来たことがない
だからいつも取り巻きを作るし、すぐに人に声をかけるし、代理のやつにはふられた
人を傷つけるばかりで何か与えてやれないし、わかっていても奪い取ってでも欲しい何かはいつも届かない
それがこんなにも安易にいくらでも与えられる
おかしいんじゃないかと思うくらいに
実際、この行為がこんなに感じるものだなんて……思わなかった
前回のアレは気持ちいいというより気持ち悪いのをごまかすための快楽でしかなかったし
なにより……生物として雌だったっていうだけだった
少なくともそう考えないとやってられないくらいだった
それがどうだ……いまは声も抑えられないぐらい全身が喜んで震えている
犬飼のそれを全身で受け止めるように全部受け入れていく
そうなってしまえばヴィクトリアの体は優秀すぎてどうしようもない
いま犬飼とつながったばかりだというのに、快楽を双方にフィードバックすることに暇がない
大きさ、感じるところ、感じ方、すべて容赦なく吸い取るように調べつくしていく
だが、この場においてそれはある意味互いを知る手段でもあれば、重なりを確認する意味でもある
そして、ヴィクトリア自身、犬飼にすべて投げ出したくて仕方なかったし、犬飼を可能な限り感じたかった】
……っ、あ………………んん……
だい、じょうぶ……言ったろ、ボクは……どうしようもないぐらい雌だったって……
【いつもの自嘲気味だが、これはむしろお前を受け入れられて嬉しい、という意味だろう】
■犬飼 命 > 「全くだ……てめぇはどうしようもないくらい、俺だけの雌犬だ」
あっさりと犬飼の肉棒をヴィクトリアの身体は受け止めた。
それだけじゃない、まるで自分専用かと思わせるぐらいの具合の良さだ。
ヴィクトリアの身体を持ち上げ引き抜き、降ろすことで挿入を繰り返す。
挿れるたびにまるで学習したかのように纏わり付いてくる。
あまりの気持ちの良さに深く挿入するたびに大きく息を漏らす。
このままヴィクトリアの身体に溺れてしまいそうな勢いだ。
肉棒が膨張していく、すでに持ちそうにない。
体を強く抱きしめると最奥で白濁を吐き出す。
大きく脈動しヴィクトリアの膣内を汚していく。
入りきらない分は外へとあふれだす。
ヴィクトリアの頭を撫でる。
これだけでも大量に吐き出したというのに肉棒は萎える気がない。
「まだ……いけるか?」
返事も待たずに挿入を再開し始めた。
■ヴィクトリア > 【ヴィクトリアは、自身では知らないとはいえ、どうしようもなく優秀な愛玩人形としての機能を備えている
そういった意味で、彼女と交わることはサキュバスのそれと何も変わらない
違うのは……その優秀さと快楽はすべて相手に向けられるということだ
特に、互いに愛を確かめ合っているならば】
……っあ、ふ……んんっ
あ……っあ、ふああああああっ!!
【犬飼のものを絞り上げるようにまとわりついては吸い尽くすように嬲っていく
その機能を惜しみなく晒し、愛しい人のために尽くす
無論、それは彼女にとっても快楽であり幸せだ
互いに嘘みたいに快楽が高まっていく、もちろん……犬飼が望んだように、全てが望んだように進んでいく
もちろん同時に達するし、犬飼の幸せは自分の幸せであり、犬飼の快楽は自身の快楽だ
だから、それはヴィクトリアの望みでもある
犬飼に抱かれたい、感じたい、感じて欲しい
だから、うなずいた
もう本当に幸せすぎておかしくなりそうだった】
っあ……おかしくなるまで、好き放題に狂わせて欲しい……
犬飼のモノだって……どうしようもなく刻まれたい……
幸せすぎて狂いそうなんだ……
■犬飼 命 > 「てめぇ……逆だろうが……っ。
俺を狂わせようとしやがって……。
もう止まらねぇよ……」
ヴィクトリアを貪ることしか頭に浮かばない。
それほど魅力的なものであり、溺れていた。
体位を変える。
後背位、まるで獣が交わるかのように腰を叩きつけていく。
そのたびに頭が痺れていく。
もっと味わいたい、もっと貪りたい、もっと滅茶苦茶にしたい。
奥に何度も打ち付ける。
ヴィクトリアの尻を叩くかのように腰が動く。
壊れてしまうんじゃないかと思う、それでも止まらない。
自制が効かない。再び限界が訪れる。
「……ヴィクッ!」
首元に噛み付く。
歯型を残し、自分のものだとマーキングするかのように。
密着し、再び注ぎこむ。
二度目とは思えない量が注がれる。
それでもまだ萎えていない。
肉体は疲れて果てているというのに。
■ヴィクトリア > っん……ぅ、くふ………………んんっぅ……ん!
くは………………ッ、ぁ……ふ
だっ、て……犬飼…………が、全部感じ…………ッたく、て……!
【犬飼の動きに合わせて、信じられないような快楽を送り込む
そういう意味では本当に優秀な人形だった
ヴィクトリア自身が蕩け望んで犬飼を悦ばせたいと望むほどにお互い快楽は高まっていくし容赦なくなっていく
こんな、こんな……不安なんて全てどうでもいいと思える時間があったことをヴィクトリアは知らなかった
すべて委ねていい、快楽に思っていい、自分と他人の境が曖昧になる
そんな幸せがあっていいのかと
不安だけに苛まれ、常に怯えていた子猫は、だからこそ初めての幸せにとてつもなく溺れていた
犬飼のためだけの自分で構わない、そう思うほどに】
いぬっ……か………………犬飼ぃ………………!
【涙とよだれをこぼしながら、責められて居ながらにして犬飼をむしろ責めているような絡めとるような
そんな少女は……とてつもなく愛おしくて快楽だったし、それは精神的にも肉体的にも幸せに溺れられた】
■犬飼 命 > 「はぁ……っ!
……もう動けねぇぞ……っ」
息を切らしながら対面で抱きかかえる。
萎えることのない肉棒を挿入したままで。
動くことは出来ないがこのままヴィクトリアを感じていたい。
このまま一つになっていたいと。
頭を優しく撫でて額にキスをする。
ひどく疲れてはいるものの心は満たされた気分で居た。
安心感なのだろうか。
二人で居ること二人が一つになっていることがそのような気分にさせていた。
「離さねぇからな……ずっと一緒だ」
■ヴィクトリア > ……っあ…………!
んぅ…………ッ
【肩で息をしながら身を寄せ、犬飼の汗の匂いを嗅ぐ
本当に幸せでどうにかなってしまいそうだ
女であることをあんなにコンプレックスに思っていたのが嘘みたいだった
だって今……こんなに犬飼と一緒になっている……
さらに、その彼に自身を快楽として感じてもらえているとなれば
もうなんだっていいくらいだった
つい先日、精神的にぼろぼろになるようなことをされたのと同じだというのに
結果は全く違っていた
ここまでなにもかも感じることだなんて知らなかった
だから、顔を寄せ、初めて自分からキスをした】
うん……ずっと一緒だ
■犬飼 命 > ヴィクトリアからキスを求められたのは初めてであった。
こちらからしなければならなかった。
それほどヴィクトリアは自分に自身が無かったのだと。
少し安心した……。
疲労感からかまどろみが襲う。
ゆっくりと目を閉じて、離れないように抱きかかえて。
つながったままこのまま眠りにつく。
これからはずっと一緒なのだから。
離れることはないのだから。
起きたら何を話そうかなどと考えようとした。
それも眠りの闇へと引きずり込まれていった。
ご案内:「犬飼宅」から犬飼 命さんが去りました。
■ヴィクトリア > 【犬飼に抱かれるだけでなくこちらからも抱きつく
他人の袖を引くことさえも恐る恐るだったボクが、だ
それが、体の芯が痺れるほど感じている、正直、感覚がないんじゃないかと思うほど
そういう感覚
つまり、ボクが他人のために傷つけられていい、傷ついていいという「そういう感覚」だ
……ボクはそんなことすら知らなかった
いつも傷ついていたから
たったそれくらいのことも知らなかった
いつだって傷つくのが怖かったし傷つかない方法しか探せなかったし傷ついていいなんて思えなかった
だから、いまは犬飼が愛おしい
どうしようもなく、自分のことみたいに自分以上に犬飼が愛おしい
そんな思いを抱えながら……犬飼とともに眠りに落ちていった】
ご案内:「犬飼宅」からヴィクトリアさんが去りました。