2015/11/10 のログ
ご案内:「ヨキのアトリエ」にヨキさんが現れました。
ご案内:「ヨキのアトリエ」におこんさんが現れました。
ご案内:「ヨキのアトリエ」に蓋盛 椎月さんが現れました。
■ヨキ > (元はといえば、おこんが張ったバリケードである。
毎年恒例の『常世祭閉会反対運動』があったというので、ならばヨキの家で後夜祭でも、と誘ったのだ。
で、今晩のアトリエはちょっといい匂いがしている)
「――ほれ、芋が蒸し上がったぞ。存分に食うがいい」
(両手鍋の中に、黄金色に輝くじゃがいもがほくほくと湯気を立てていた。
おこんが座るその目の前に、どっかりと鍋を置く。
ソファの前のローテーブルにはバターの容器が据えられて、いくらでもどうぞ、という訳だ)
「そろそろりんご飴も出来上がる頃であるからな。食後のデザートも完璧、と。
いかがかねおこん、機嫌は直りそうか」
■おこん > うむ! いただきます! いやー、悪いのうヨッキ!
ワシもおひふぉをはふがはなふぁ、ふぁふいがおはったひがアッフい!!
(じゃがバターが食べたいだの、この手にもう一度ぬくもりが欲しいだの、
太鼓を響かせたいだのと、お祭りが終わった事を中々認められずに
ダダをこねていたところ、見かねたヨッキに誘われて、
おうちに行くことになったのであった。
かくしてヨッキのお家のソファに座り、出してくれたお芋に対して
丁寧に手を合わせると、容赦なくバターと塩をかけて食べ始める。
口の中に入れた瞬間、美味しさと熱さが大戦争を開始した。
はふはふと口から湯気を出しながら、
『ワシもおいもを食べなければ祭が終わった気が熱い!』と答えたが、
果たしてヨキ先生には伝わっているのだろうか。)
■蓋盛 椎月 > 「フ……まさかあたし抜きで宴会するつもりじゃあないでしょうね」
後夜祭をどこで耳にしたのか、ふらりとその養護教諭はアトリエに現れた。
学園祭の後始末業務を終えてそのまま足を運んだのか、
着崩したレディーススーツのままだ。
「宴と言えば酒!」
有無を言わせぬ調子で、でん、と途中のコンビニで調達してきたらしきビニール袋を机に置く。
ビールや日本酒、ハムやナッツなど酒とつまみがパンパンに入っていた。
打ち上げかなにかと勘違いしているらしい。
■ヨキ > 「うむ、感謝するがよいぞ。
君がそこまで喜んでくれるならば遣り甲斐が……えっ?
あーそうだな……うん……え……?」
(おこんの言葉は、最後の『熱い』だけ伝わったらしい。
おこんの前に置いた冷たい麦茶のグラスに、とりあえず氷をひとつカランと追加する。
縁日よろしく割りばしでじゃがいもを割って、中にバターの塊をねじ込む。
にんまりと笑っておこんの向かいに座り、手製のじゃがバターを食べ始める)
「あッつ……んむ。んまい」
(そこで新たな来客がひとり。
やって来た蓋盛の大荷物に、愉快そうに大笑い)
「ッは……ははは!さすが蓋盛、でかした!
はははは、やはりこうでなくてはな!」
(笑いながら、まあ座れ座れとソファへ促す。
出来立てのじゃがバターセットと、蓋盛の酒盛り一式が並ぶ。壮観だ)
「よし。お待ちかねのデザートも持ってくるからな。待っておれ」
(言って、新たに担ぎ出してきたのは小ぶりのアイスペール。
氷が詰まったその上に、リンゴ飴が乗っている。
灯りに照らされた水あめが、きらきらと光った)
■おこん > あふいかった… いやー、いいのう、流石ヨッキじゃなー。えっへっへ…
(目の前においてもらった冷たい麦茶を飲んで一息つくと、ご満悦の表情。
二人でじゃがバターを食べてご満悦の表情を浮かべる。)
ロケットの指令爆破とか、燃焼実験でグラウンドが灰になったりとか、
占いで使ってた葉っぱが禁止薬物じゃったりとか、色々あったがのう。
無事終わって良かったわい。
(うんうんと頷く。 なんだかんだで先生なのだ。
祭を楽しみつつも、無事に終わった事を喜ぶ気持ちだってある。
9本の尻尾をゆらゆらさせて、お箸で開いて良い温度になったじゃがいもを、
もぐもぐとやりながら呟いた。)
おさけじゃー!!やったー!! しづき大好きー!
お礼にちゅーしようかのう、ちゅー! ウヒヒ!!
(しづき先生&お酒が到着するだけで、最大まで上がってたシフトが更に上にあがる。
バターですっかりグロス仕立てになった唇を突き出して、感謝の気持ちをアピール。)
さらにデザートもある! これはいかんのう…これはいかんのう!
こんな準備をされては我慢なぞできぬ! どこからいこうかのう…!
(デザート。お酒。おいも。おつまみ。持ち寄られた食べ物の数々に目をやる。
幸せいっぱいといいたげな蕩けきった顔になりながら、
どれからつまむべきかといった顔で二人を見た。)
■蓋盛 椎月 > 「おじゃましまーす。もうしてるけど。
いやー、今年もすごかったですね……。
見ました? エクストリーム書道部のアレ。
これだけの催事は常世学園ならではって感じ……」
イエーイとヨキにピースを送り、
いざなわれるままにソファへと腰を下ろし、グラスに持ってきた焼酎を注ぐ。
ボルテージの上がったおこん先生の口をハンカチで拭いて、おでこにキスをした。
「あたしも芋いただきまーす。……あっつ……!」
じゃがバタと焼酎を交互に口に運ぶ。芋焼酎。
悩ましげな顔をしているおこんの口目掛けて切ったチーズを一欠片ぽいと投げた。
■ヨキ > 「ヨキがてんてこ舞いしておるうちにそんなことになっておったのか……よく出禁を食らわなかったものだ。
とにかく、今宵は生徒も居らんでな。我ら教師のヒミツの後夜祭という訳よ。ふふふ」
(したり顔。
お祭り気分を高揚するために仕入れてきた安っぽいトレイを手に、
じゃがバターを口へ運ぶ。
到着した蓋盛にテンションが否応なしにぐいぐい上がるおこんの様子に、
笑いながら冷蔵庫を漁る)
「あとは……ヨキの秘蔵っ子でも出してやるとするか」
(ビールにエール、ジンにラム。
小ぶりなボトルを両手いっぱいに掴んで、奥から引っ張り出してくる)
「ほれ、こいつらも好きなだけ開けるといい。
酔い潰れたとて、ベッドは向こうにあるでな」
(独りで眠るには余裕たっぷりの、セミダブルほどのベッドを顎で示す。
ヨキにもおくれ、と蓋盛へ強請って、チーズを拝借する)
「おお、エクストリーム書道部な。
あやつらは本当、生半可な運動部も真っ青であるからな……
全く、今年も何だかんだと盛り上がったものだ」
■おこん > 見た見たー!ムックみたいな奴が墨壺にどぽぉってなってたやつじゃろー。
そのあとクレーングルグルーってなって字書いてたやつ。
よく生きてたもんじゃよなー。 んあー、でこちゅーされたー!
なんじゃよー、そうか、お口にちゅーはまだ早いんじゃなー?
(ちゅーしてして―!って待ってたら、おでこにちゅーされた。
ふにゃふにゃと笑顔になっているうちに口もふきふきしてもらうと、
グロス仕上げは無くなっていつもの唇。)
んぁー………ほっ! うむ……んまぁーい!
(口を半開きにしてどれを食べようかと考えていたけれど、
ぽんと口のところに放り投げられるチーズ。
思わずひょいと口で捕まえてもぐもぐ。うまい。表情が緩む。)
ヨッキもお酒もってきたー!うひょーい!これはなんか…
なんか色々はかどる?ってやつじゃな! ウム!
(最近生徒に教えてもらった新しい言葉を必死に使いながら、
すごい嬉しい感をヨッキに示す。 さっとエールを受け取りながら、
ヨッキの示すベッドを見た。)
寝てしまっても…よいのかのう? じゃなくて、あのベッド、
なーんか寝るとえっちな気持ちになるんじゃよなー。
まあ今日は遠慮なく使わせてもらうけどのう!カンパーイ!
(うひょー!!って大はしゃぎな感じでエールを掲げて二人に示す。
そのままぐいぐいと飲みながら、おつまみやじゃがいもに手を出す。
しづき先生の持ってきたチーズとヨッキのじゃがいもを一緒に食べると、
うますぎてなんかちょっと笑えてきた。)
■蓋盛 椎月 > 「大人の秘密の会合……フフ、ときめくものがありますね。
ほお、こんなに酒を隠しているとはけしからん……
すべて我々の腹に没収していかなければ」
ひひ、とヨキに合わせるように唇を吊り上げて悪い笑いを作る。
チーズやじゃがいもに表情をグニャグニャにしているおこん先生を
微笑ましげに眺めた。
「えっいやらしい気分になるベッドって怖い。
その手の雑誌かテレビ番組に投稿できるレベルでは……
おこん先生が寝るならあたしも寝よっかな~」
りんご飴もこうするとなんかオシャレな感じ~などとのたまいつつ
ひとつ手にとってがじがじと齧り出す。
「次は何しでかすか、回りの期待のほうもエスカレートしてますからね。
おこん先生はおこん先生で相当エクストリームだったみたいですけど……
ともあれお疲れ様でした~。
スレスレな事案もありましたけど今年はつつがなく終了して何より……
平和が一番ですねえ」
年寄り臭いことを言って、りんご飴片手に
我が家のように遠慮無くだらーっとソファに身を預けた。
手持ち無沙汰になったもう片方の手をおこん先生の尾とかにニョロニョロと伸ばす。