2015/11/11 のログ
■ヨキ > 「おこん、あとでこのヨキにもちゅーしておくれ」
(呵々と笑いながら、自分の額を指差す。
一体どちらが年上なのか定かでない二人の様子を見ながら、
じゃがいもにつまみに酒に、と手を付ける。
グラスにジンをどぼどぼ注いで、おこんが掲げた乾杯に応える)
「抜かせ、あれはやらしい気分になってもらうために置いておるのだ。
それなりに掻き立てられてもらわねば困る。
とは言え、寝るも遊ぶも好きにするがいい」
(酒を片手にじゃがいもを食べ切って、
ソファの背凭れにぐだぐだと深く身を預ける。
蓋盛の言葉に、にたりと目を細めて)
「ふはッ。君の保健室とそうそう変わらぬだろう?
ここがヨキのアジトであるからな。
楽しいことは、みんなここでやるのがお決まりだ」
(リンゴ飴を取って、むしゃりと頬張る。
しばらく咀嚼して味を確かめ、うん、と満足げに頷く)
「君もやらしいことして行ったらどうだ蓋盛。
ヨキ独りが蚊帳の外というのはお断りだが」
(至極真面目な顔で宣う。
片手でリンゴを齧り、もう片手は蓋盛同様におこんの尻尾をモフモフと揉みしだく)
「おこんの奴、最後は風紀にも迷惑を掛けたようであるからな。
馳走はするが、仕置きもせねばなるまいな。こやつめ」
(まるでソファの上のクッションのように好き勝手弄りながら、今度は酒を煽る)
「うむ、蓋盛もおこんも、お疲れ様であったな。
ヨキにも誠に充実した日々であった……」
■おこん > そうじゃー、あそこに寝たら最後、倒れるまでえっちしてしまうのじゃぞー。
って、しづきが普通に寝るって言い始めたぁ… 肝っ玉座っとるのう。
(全く動じないしづき先生にちょっぴり驚きながら、じゃがいもをかじる。
次は生ハム的な奴と合わせてみたりとかする。これはこれでいける…!)
ウムー。ロ研もうっかりロケット飛ばしすぎて、本土すれすれのところに着弾したんじゃよー。
また怒られてしもうた☆
(てへぺろーっていうやつをやってみるけれど、発言のヤバさをあんまり緩和できない。)
おう、ちゅーならいくらでもしてやるぞ。 ちょっと待っておれ。
(座っていてもヨッキは大きい。 一生懸命顔を近づけて、
おでこやら耳やらほっぺたやらに何度もキス。
ひとしきりちゅっちゅしおえてからご満悦の表情。)
んふふ、どうじゃ妖狐のくちづけは…身体が熱くなるじゃろう?
身体が熱くなるのはアルコールのせいじゃけどな、ワハハ!
(もちろんそんな効果は欠片もないので、ただ言ってみただけである。
元気よくわらっていたのだが、突如びくりと身体を震わせ、頬を染めた。)
あの、ふたりとも…なにしとる、のかのう…・ これは、その…なんか、わざと?
(冬になってモフレベルが向上した尻尾を、二人の手が揉みしだく。
感触も、タイミングも違う2つの刺激が敏感な尻尾に注ぎ込まれると、
なんだか太もも同士をもじもじすりあわせて、頬を染めたまま二人に尋ねた。)
■蓋盛 椎月 > 「そんな顔で言う台詞じゃあないでしょ。それ。
そんなつまらないことはしませんって。
ヨキ先生と寝るのはそれなりに好きですから、あたし」
蚊帳の外お断り、というヨキの言い草に軽く噴き出して、こともなげにそんなことを言う。
酒気が回り始めたが、ロケットの話を耳にするとうっかりそれが醒めそうになった。
平和で何よりと思ったらこんなところに事案の当事者がいたらしい。
「そんな怪しいベッドがある場所に我が姫君と野獣を二人きりにするわけには……!
いや、野獣じゃないのあたしだけなのか、今。
うわー、なんて恐ろしい場所にきてしまったんだー」
腕で自分を抱きすくめたり、頭を抱えてみたり。
仰々しい所作をとり、芝居がかった棒読み口調で声を発した。
「なんかちょうどいいところにあったからー。
ヨキ先生だけじゃなくてあたしにも妖狐の口づけやってくださいよー。
あー冬毛冬毛~おしおきおしおき~」
胡乱な口調でおこん先生にキスをねだる。
くるくると指でしっぽの毛を巻き取って遊びはじめた。
■ヨキ > 「バカ言え、おこん。蓋盛がヨキの前でしおらしいようでは、そいつは偽物であるぞ」
(おこんに向かって、わざとらしく声を潜める素振り……とは言え、丸聞こえの声量。
じゃがいもを齧るおこんを見ながら、ピコンと思い立って冷蔵庫へ立つ。
取り出してきたのは、イカの塩辛。じゃがバターに併せて載せてやろうという魂胆だ)
「あのなあおこん、くれぐれも本土とトラブルは起こしてくれるなよ。
それ以外はいくらでも力になってやるから」
(真面目な説教をしつつ、おこんの唇が顔に触れるとくしゃりと笑う。
常のヨキとは異なる、母か姉にでも口づけられる子どものような。
ほとんどおこんの前ほどでしか見せることのない、甘ったれたような顔が一瞬過ぎった。
小さくはにかんで口づけられた肌を撫で擦り、お返しとばかりにおこんの尻尾を揉む)
(ふにゃふにゃになっているおこんの頭上で、素知らぬ顔で言葉を続ける)
「はは。今夜は二人まとめて姫君になってもらわんとなあ。
君の姫君、この間は可愛かったぞ。あすこのベッドで」
(借りた漫画の感想くらいの軽さで言って笑う。
ジンの入ったグラスを空にすると、ラムの瓶を開けるちゃんぽんぶり。
長く骨張った四本指で、おこんの尻尾の毛並みをさらさらと梳く)
「全くちょうどいい毛布であるな……触っていると心地よくてな。
ヨキは妖狐の口づけを食らったために、こいつから離れられなくなってしまったあ」
(蓋盛に次いで適当なことを嘯きながら、べたべたとおこんにくっつく)
「蓋盛は何かないのか、そういう妖狐……ではなくて、女医の口づけみたいな奴は」
■おこん > ヨッキもしづきも大事なワシの共じゃからな、無碍にするしないなどという話がありえぬのう!
ヨッキは寂しがりなところがあるからのう。
(うんうん、ってしづき先生の言葉に頷いたりとかした。
蚊帳の外じゃやだって訴えるヨッキを見て目を細めて。)
たしかに野獣ではない……尻尾もないしのう。
(ヨッキのお耳としづき先生のお耳を見る。自分のお耳を触る。
うん。しづき先生は野獣ではない。種族的にヒューマンだ。)
まあそうじゃよなー。 しづきはワシのことホテルに連れてったんじゃぞー。
ゲーセンで遊んどったワシに「お嬢ちゃん、泊まるところないの?」って
優しく声をかけてじゃなー。 気がついたらしづきに愛されておったのじゃぞ。
(ヨッキの言葉に狐耳をぴくぴく。そういえばこんなこともあった、と
事実を捏造してヨッキに教えてあげたい。)
まあなんとかなったから大丈夫じゃよー。 本土の連中には、
ロケット開発をもっともっとすすめてもらわねばならぬ。
ワシの野望のためにもな。 そのためにはちょいとビビって貰う必要があるんじゃ。
(えへへーって笑ってたけど、ぶるぶる身体が震える。
ヨッキが尻尾を揉むたびに、時折小さな声を上げて。)
二人まとめてとはこっちもこっちで剛毅じゃな…
まあでも雄じゃからな。 …ワシの尻尾、毛布じゃないもーん。
(ぷいってそっぽをむいて、しづき先生の方へ。
尻尾から送られてくる二人の手の動きがじわじわと自分をむしばむ。
それをおくびにも出さずに、しづき先生の額に顔を近づけて。)
よしよし、妖狐のくちづけをくらうがよい! んふ、んっ…んーっ…
(おでこ、耳、耳、耳、ほっぺた、首筋…
報復に思いっきりいっぱいちゅっちゅした。)
■蓋盛 椎月 > 「塩辛まで常備してるんですか。
ヨキ先生はつくづく優秀な人材であることだなあ……」
詠嘆を口から吐き出す。
おこんに対し緩んだ表情を向けたヨキを目にして、ほう、と、意外そうに眉を上げた。
「ふうん……
でもきっとあたしのほうが可愛くできますよ。
ねー、おこんせんせ?」
ほんの少しだけ不機嫌そうに口を尖らせて、おこんの臀部を指で突く。むに。
あちこちにキスをされればくすぐったそうに身をよじって笑い、
彼女を抱きしめて頭を撫でながら、先程はしなかった口への接吻。
柔らかい頬と唇がふれあう。
「医者だったら予防接種ぐらいは出来たかもしれませんが生憎とあたしは医者ではないので。
昔は医者になりたがったこともあったんですけどねー。
ま、似たようなもんか? 医者も養護教諭も」
ただの口づけですけど、などと言いながら、ヨキの巨躯に収まるようにして身を預け
腕を取り、手の甲に一つキスを落とした。
■ヨキ > (おこんの力強い言葉に、目を細めて笑う)
「うむ。おこんには存分に甘えさせてもらうと言ったからな。
ふふ。それでこそおこんよ」
(蓋盛がおこんをホテルへ連れ込んだ、という経緯に、
へえ、と目を丸くして楽しげに)
「それはそれは……ってそれは、蓋盛が悪い大人というよりは、
君が完全にチョロいな……逆に化かされたのではないか……」
(むしろおこんが心配になるレベル。
おこんの真面目な言葉を聞きながらに、様子を窺うように尻尾を梳いたりくしゃくしゃと指の中に絡め取る。
そっぽを向かれると、大げさにええ、と声を上げる。
それでも悪戯っぽくにやにやとしながら、おこんの蓋盛への口づけを眺める)
「ふふん。ヨキの冷蔵庫は酒飲みの味方であるからな。
伴を欠かさぬよう、よく躾けておるわい」
(蓋盛を横目に見ながら、塩辛とバターをまとめてじゃがいもに載せる。
うまい。半ばデレデレとしながら目論見の成功を喜んで、酒を煽る)
「医者になりたがった、か。
君の若さでどれほどの波乱万丈があったやら知れぬな」
(蓋盛の身体を抱き止めて、ブーツを脱ぐ。相手の背後から正面へ腕を回し、緩く抱く形。
手の甲への口づけを受けて、その首筋に鼻先を埋めるようにして口づけ、唇で柔く食む)
■おこん > しおから……しおから? これ、じゃがバターに使うのかのう?
いやいやヨッキ、いくらなんでも塩辛とじゃがバターが合うわけがウマァー!?
(笑いながらヨッキの出してくれた塩辛と一緒にじゃがバターを口にいれたが、
吠えるしかなかった。 あまりに美味しかったのでぺろりと平らげてから、
飲み物を一口。)
おー、しづきは超カワイんひぃ…んもう、おしりつつくー。
んぁ…しづき、それ、だめ…んーっ…♥
(お尻を突かれて小さく声を上げる。唇を尖らせていたけれど、
しづき先生にそっと抱きしめられて頭を撫でてもらうと、
あっという間に表情が蕩けた。 そのままキスまでされて、
小さな身体がふるふると震える。)
ち、ちがうんじゃ…ワシがちょろいのではない、しづきが手練なんじゃ…
これを見よ、今やワシはしづきに抱きしめられてすっかり腑抜けておる…
恐ろしい手腕よのう…あと尻尾さわるの、変な気持ちになるからやめてぇ…
(まさか妖狐のくちづけがここまでのものとは。 しづき先生に抱きしめられ、
ヨッキに尻尾を揉みしだかれる。 もはや打つ手なしだ。
どさくさまぎれに訴えるけれど、ヨッキはやめてくれるのだろうか。)
■蓋盛 椎月 > 「そうなんですよ~この人めっちゃチョロくて。
誰かちゃんと首輪つけてあげたほうがいいんじゃないですかね。
その危なっかしいところも、おこん先生のいいところなんですけど」
くつくつと笑って、塩辛をぺろりと一つ呑み込む。
「一生懸命生きてりゃだれだって波乱万丈になりますよ。
お二方だってそうでしょう?
きっとこの場にたまたま三人揃ってるってことが、ひとつの奇跡なんだ」
うんうん、と一人頷く。
変な気持ちになるそうですよ、と、ヨキに悪戯っぽい視線を向けて、
彼に頬を寄せて、そこに口づけをもう一つ。
依然としておこんの尾をまさぐりながらヨキに寄り添うその様子は、
さながらペットを愛玩する仲睦まじい恋人同士にうつる。
■ヨキ > 「ふふふ、見たか狐。このヨキ、伊達に人の姿でメシを食らっておらなんだ。
こうして君の胃袋をがっちり鷲掴みにしてやるわ」
(塩辛入りじゃがバターに舌鼓を打つ様子を見ながらほくそ笑む。
蓋盛にいいようにされるおこんに、意地悪く笑って手を伸ばした。
尻尾を撫でた動きと同じように、手のひらがおこんの太腿の上を這う)
「ヨキが甘えるおこんは、蓋盛に骨抜きかァ。三すくみか、ヒエラルキーか?
ああ、悔しいな。止める訳がなかろうて」
(訴えは丁重に受け取った上で棄却した。
酒のグラスに冷やされた指先が、おこんの足の隙間を焦らすように滑る)
「彼女に首輪を着けるのは、君の役目ではないのか、蓋盛?
全くもって、可愛い化け狐だ」
(続く蓋盛の言葉に、小さく笑む)
「三人揃って、波風忘れて痴れ者になる夜だとも。
蓋盛、君もせいぜい耽っていくがいい」
(おこんに触れていた指先が、するりと離れる。
そちらを蓋盛へ任せるかのよう、己の腕は再び蓋盛の身体を抱き竦めた。
蓋盛の頬を撫で、指先に顎を添え、その頬へ、唇へ口づける。
顔を寄せた蓋盛の匂いを、微かに鼻を鳴らして嗅ぐ。
手のひらで相手の太腿を撫で上げ、するりと上衣の中へ滑り込ませる)
■おこん > えっ、そんなことない…おこんちょろくない…
く、首輪とかぁ、そういうのはダメじゃ…なんていうか、そんなのされたらぁ…
(そんなのされたらメロメロになってしまうといいそうになるけど我慢。
多分この二人なら首輪なんて無くても自分をいじりまわすのは可能だ。
しづき先生のしなやかな指が尻尾をいじりまわすたびに、腕の中で震える。
ぎゅっと鼻先を相手の身体に押し付けるみたいにして、必死に我慢しようとした。)
ヨッキ、おそろしいやつ…!っひっ、ヨッキまでっ…!
たすけてくれてもいいじゃろっ、ん、ぁ、んんーっ…♥
(ヨッキがいじわるする。 冷たい指が自分の太ももをなぞると、
背筋をぴんと張って。 強い刺激にフラフラになりながら、小さく唸る。)
のう、ふたりともぉ…あのベッドが寂しそうにしとるぞ…?
(残っている尻尾で大きなベッドを指す。 こうしてじゃれついているのもいいけれど、
ことがすごくなる前にそうしたほうがいいんじゃなかろうかという意見を出して。)
■蓋盛 椎月 > 「つけようかな、とはちょっと考えたけど、あたしは誰かに首輪をつけるほどの
甲斐性はないみたいなんで……
むしろ嵌められるほうが楽ですよ、きっと。
……ひょっとして、三人ともそう?」
手をひらひらと広げる。
酒気を帯びた息を吐きながら、おこんの狐耳をはむはむして濡らした。
「助けて、ねえ。あたしには誘ってるようにしか見えないんですけど」
二匹の犬にじゃれつかれているみたいだ。
そういえば、狐と犬は仲間だったか、と、獣の男の手の感触に、
ふ、と息を漏らし……愉快げに目を細める。
「んじゃ、噂のベッドの実際のところを確かめてやるとしましょうかぁ。
三すくみらしいし、今夜はヨキ先生にかわいがっていただくと致しましょう」
ひょいと、おこんを抱え上げて立つ。
ふとももに吸い付くようにくちづけて、ベッドへと向かった。
■ヨキ > (完全にダメそうなおこんの顔をまじまじと見て、はっと笑う)
「仕方ないな。そんなに首輪が気になるようなら、試してみるか?
ヨキと揃いの、とびきり頑丈なやつを。何しろ継ぎ目も鍵穴もないぞ」
(指先で自分の首輪をこつこつと鳴らしてみせて、人差し指をくるりと一回し。異能の気配。
今晩だけ、まるでペアみたいに鈍く光る金属の首輪を、おこんの首へ巻きつけてやろうとする)
「ふふ、余程あのベッドが気になるようであるな、おこん?
一度目で寝るとえっちな気分とやらになるならば、
二度目はベッドを離れても忘れられぬようにしてやろう」
(おこんを抱き上げる蓋盛の後からソファを立つ。
最後に残った酒を飲み干し、ブーツを手にのたりとベッドへ向かう)
「……何だ蓋盛、君も首輪を嵌められる側かね?
似たり寄ったり、類は友を呼ぶという奴か」
(上着を脱いでソファの背凭れに引っ掛け、さて、とマットレスの上へ膝を突く)
「後夜祭はまだまだ長いぞ」
(照明を背にした顔が、にたりと薄く笑った)
■おこん > ひうっ…♥ ワシ、ワシはちがうもぉん……誘い受けじゃないもん…♥
(狐耳を食まれるだけで甘ったるい高い声が漏れる。
小さな手でぎゅっとしづき先生にしがみつき、大きく息を吸う。
ペースに飲まれてはだめだと自分に言い聞かせた矢先、
そのままひょいと持ち上げられた。)
し、しづきぃ…これ、ぜったいヤバいやつじゃよぉ…
の、のう、ヨッキもそう思うじゃろ?
(おこんは悟った。 このあとすごいえっち空間が展開される。
あの二人もそうだが、大変なことになるに違いない。
二人にうったえかけた。)
ちがっ、首輪じゃなくて、っ、あぁぁぁ……♥
(ヨッキの手で、金属の輪っかが首輪に嵌められる。
ペットの証を取り付けられてしまった。逃げられない。
とろんとした表情を浮かべると、身体から力が抜ける。)
あの、あの…ふたりとも、優しくして…
(必死に声を出す。後夜祭の準備として、
できることは最早それしかなかった。)
■蓋盛 椎月 > 「われわれはみな人であり獣でもあるようなものです。
そんな三匹が揃ってしまったからには、起こることはひとつしかないでしょう」
破滅と背徳と官能の輩は、どうにも誰かを飼う側には向いていないらしい。
おこんをベッドの上に下ろすと、ヨキに倣って、ジャケットを脱いでそのへんに置く。
「せいぜい無茶苦茶に混ざり合いましょう。後先考えずね」
まぁお似合いですわと、おこんに嵌められた頑丈そうな首輪をこつこつと爪でなぞる。
こんな簡単に愉しくなってしまう彼女のことは、結構羨ましい。
寝台に寝そべると、茹でたほうれん草みたいになってしまった狐娘を挟んで、
ヨキに対抗するように、歯を剥いて獰猛に笑った……。
■ヨキ > (蓋盛の腕の中で蕩けるおこんの頭を、くしゃくしゃと撫ぜる。
どこまでも恋人同士とそのペットのような図。
甘ったるい声を余さず聞きながら、この上なく優しい顔を作ってにっこりと笑い掛ける)
「優しくして、などとは人聞きが悪いな、おこん。
まるでヨキと蓋盛が鬼のようではないか。
首輪だけで足りぬなら、鎖を付けてやったっていいのだぞ」
(脅すような言葉だが、声と顔はこれ以上なく柔らかい。
ベッドの上へ横たわるおこんの上へ、四つん這いの形で近づく)
「みな四つ足のけだものだ。
人の言葉なんぞ忘れるがいい」
(蓋盛と無言のうちに視線を合わせる。
同族のアイコンタクト。
大きな口で避けるように笑って――
最後の声を振り絞ったおこんの口を、唇で塞ぐ。
そうして、夜は長い)
■おこん > し、しづき……? しづき、?
(なんだか普段のしづき先生とは違う。
何だかなまめかしいオーラが立ち上っている。
必死に呼びかける。 首輪をそっと爪でなぞられると、
自分の身体でないのに、まるで直にそうされたような刺激が走る。
ぽすん、とベッドに置かれ、肉食獣のような笑顔のしづき先生を見た。)
ヨッキも……あ、あぁ……♥
(頭を撫で回してくれるヨッキを見る。 よしよしされてはいるけれど、
なんだか扱いがペットのよう。 だけれど、それが心地よくて仕方がない。)
鎖、鎖いやじゃ、ワシは……ち、ちがうっ、ワシはけだものではないっ…
ワシはペットでは――――♥
(しづき先生も、ヨッキもけだものと化していた。
必死に訴えかける言葉は、ヨキの口に飲み込まれていく。
そうして、おこんもけだものの仲間入りをした。)
ご案内:「ヨキのアトリエ」から蓋盛 椎月さんが去りました。
ご案内:「ヨキのアトリエ」からヨキさんが去りました。
ご案内:「ヨキのアトリエ」からおこんさんが去りました。