2017/07/27 のログ
ヨキ > 狭く入り組んだ路地を抜けて、漸うコンビニエンスストアへ辿り着く。
常世島の街区の中で、最も周縁に近い店舗の一つだ。

ペットボトルの茶と、少しの菓子と、見慣れたパッケージの煙草を買い求める。

自分のアトリエよりも心地のよい寝場所を手に入れてしまった今、その足取りは帰巣本能に似ていた。

ご案内:「落第街の奥」からヨキさんが去りました。