2018/01/14 のログ
ご案内:「訓練施設内シャワールーム」に近衛 昴さんが現れました。
ご案内:「訓練施設内シャワールーム」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > そんなわけで一度近衛と別れ、再び合流したシャワールーム。
正直に言えば、かなり冗談だと思っていたわけだが。
後からやって来たのを見るに、いよいよもってこの生徒の倫理感と言うか、何かそういうものがよく分からなくなってくる。

裏稼業でも、こういう事を頻繁に行ってるのだろうか。
だとしたらあまり感心はしないところだけれども。

「はぁ。 とりあえずシャワー浴びるか。
 俺は兎も角、近衛は汗だくなわけだし。」

施設の奥まった場所にある所為か、あまり使われる事も無いシャワールーム。
清掃も手を抜かれているのか、空気がにわかに埃っぽい。
まあ、水を流し始めれば少しはマシになるだろうか。

近衛 昴 > 人目を忍んで彼の後を追ってシャワールームへと入るとろくに暖房もされていないのかひんやりと冷えた空気が身体を撫で上げ、彼の心配事などどこ吹く風で小さなタオル一枚で身体の前面を隠しながら進んでいくとそれぞれ隣あったボックスへと入るだろうか。
裏の仕事で潜入して情報を盗む際などに彼の考えているような手段を講じる事もあるが仕事では一線を越えたことはない、それよりも女性らしからぬ性格と子供っぽさが起因しているほうが大きいだろうか。

シャワーのハンドルを捻ると少しして暖かいお湯が出始め、ここにたどり着くまでにすっかり冷えてしまった身体を温めながら汗を流していこうと。そんな中、気になるのは隣のボックスの存在。前回はそれぞれ少なからずも衣服を身に着けてはいたが、今回は2人とも身に纏うものはない状態。

立ち上る湯気の中、隣へと壁越しに声をかけ始めて

「ふぅ、ようやく落ち着いた。先生、ここまで誰にも見られなかった?もちろん、ボクのほうは大丈夫だったけど」

暁 名無 > 「ああ、大丈夫だ。
 時間も時間だからな、皆殆ど帰り支度してたよ。」

何人かの生徒とすれ違いこそしたが、施設内の見回りと思われている事だろう。
こんな寂れたシャワールームで女生徒と会っているなんて誰も思いもしない筈だ。
と言ってもまあ、別々のシャワーで体を流しつつ雑談してるだけなんだけど。

「それで?俺に協力して貰いたい事って何さ。」

確かそんな様な事を、近衛が言っていたのを思い出す。

近衛 昴 > 彼の言葉にそれなら安心だと答え、こんなところであっているなど知られようものなら二人して面倒なことになりかねないが、そんな危険を犯してでも他の誰かに聞かれる恐れがないここを選んだ理由。

協力内容を問われれば少女が口にしたのは彼の研究内容。変化があの女をデータ化したことで起きたことを突き止めた後、他のデータでも変化が起きるかもしれないと色々と試したが結果は失敗。

十分な密度のデータがないと変化は起きないことが実証されてしまい、女のときのように存在そのものをデータ化したくらいの密度がないと変化をきたさない。
あんなものは早々にあるわけもなく、目をつけたのが実在する動物のデータ、ただ自分で集めたのでは膨大な時間がかかってしまう。
そこで目をつけたのが彼がスラムで行っていた研究。

「先生の研究してるデータを見せてもらえないかなと思ってね。もちろん、こんなところで話しているんだから相応のものもね。」

閲覧したい理由を簡潔に前回のようにデータとして取り込んで偶発的でなく、人為的に変化を起こしたいと続けて。

暁 名無 > 「俺の研究データ?
 ……また唐突な話だな。別に構わねえけど、お前が思ってるような物じゃないと思うぞ。」

俺の研究というと、常世島内での生物分布や生態調査だ。
生物個々の情報も知識としては有しているが研究としてまとめたりはしていない。未だその段階じゃないからだ。
そんなデータを見て、どうするというのだろう。

「ふーむ……まあ見られて困るもんでもないし、そもそも何本かは既に発表してるしな。
 図書室あたりで検索かければ引っ掛かるんじゃねえか?」

それに、わざわざ俺の許可を得るようなものでもないだろう。

近衛 昴 > 「発表済みのほうも後で見せてもらおうと思ってたけど、本当に知りたいのは先生が教えている幻想生物や実在動物との関連性、学校や人として教えられないような部分が知りたいんだ。」

実際の動物のデータを調べて打ち込んだとしてもその方面には素人の自分が行ったのでは不十分なデータ量しか揃えられないだろし、仮に成功したとしても実在する動物と同じかそれ以下では意味がない。
だからこそ、幻想動物と関連のある実在の動物のデータを組み合わせてキメラとして十分なデータを作り上げて取り込もうと。
別々の研究者のデータを組み合わせて齟齬が出る恐れがあるなら、両方を兼ねた人間のデータのほうが結合しやすいというのが少女の考え。

やろうとしていることを口にし終え、到底うんと入ってもらえない内容だろう、キメラのデータを作って取り込もうというのだから。

暁 名無 > 「なるほど……大体分かった。
 断る。幾らなんでも危険すぎる。」

そんな事をして万が一近衛の身に何かあった場合に俺は責任が取りきれない。
とても学者としても教師としても頷ける様な事ではない。
第一、そんなものを取り込んで何になろうと言うのか、こいつは。

「トライ&エラーの精神の域外だぞそれは。
 もう少し冷静に考えた方が良い。」

近衛 昴 > 「危険なのは重々承知だ、意思がないものだから乗っ取られることはないだろうけど、どう変質するかボクにもわからない…。」

断るのも当然といえば当然だ、不確かなものを自分自身で試験も何もせずに実験しようというのだから正気の沙汰とは思えない。

冷静にか、ボクは冷静だ、冷静に成功率の高い手段をこうして講じているわけだから。
無力なまま、ただ指をくわえて、再び家族を失うさまなど見たくない、そんな気持ちが少女を突き動かして力を求めさせる。
断るのも彼の自由だ、方法はわかっているのだから手段はいくらでもある、後は何を取り込むかだけなのだから。

「そんなのはわかってる。…わかった。今のは忘れて。」

暁 名無 > 「もっと変化が予見できるものから始めて、
 その能力の特徴を掴んである程度の手綱が取れるのであれば協力しても良いが。」

まったく、向こう見ずというか何と言うか……。
望まない身体の変化によって苦労を重ねている生徒を知っている所為か余計に安易な賛同は出来ない。
ただ絶対にNOというわけでもない。近衛がもう少し能力の制御を行えるようになれば、まあ段階的にだけれども協力は可能だろう。

「……何を焦ってるのか知らねえが、物事には順序ってもんがあるからな。
 同じステージの範囲での試行錯誤が研究の基本だろ。
 お前さんが今言ったのは、それらを蔑ろにすることだぞ。」

王道に近道なしとはよく言ったものだ。

近衛 昴 > 無理な申し出だということはわかっており半ば諦めていたが、条件付けの協力の言葉に顔を上げて頷く見通しは立てると。
能力の制御と変化の予想図それが揃えば協力が取り付けられるのなら安いものだ、制御の訓練はトラブルがあれど順調に継続時間は延びているし、予想図もある程度対象の生物も考えてある。

「本当に?本当に制御できるようになれば協力してくれるの?…ありがと。確かに、ボク焦ってた。手に入れたときに手遅れになってたら遅いって…」

教師らしく研究者としての道を説く横ではまだシャワーの音が鳴っているが、ヒタリと背後に立とうとして彼が気づく前に身体を触れさせながら抱きつこうと

「順序は守るつもり…ボクに払える報酬はこれくらいしかないけど、それでも受け取って貰える?」

暁 名無 > 「ああ、本当だ。
 ただし実験は俺の目の届くところでやって貰うけどな。
 提供者としての責任もあるし。」

俺の与り知らぬところで変質、暴走を起こされても困る。
それで被害が手た場合、その責任を負うのは関係者である俺も含まれるだろうからだ。
予期できる被害は最小限に留めるに限る。

「分かればよろしい。
 お前にだって、お前に居なくなられたら悲しむ奴の一人や二人居るだろう?」

うんうん、と思い直してくれたことに安堵していた矢先。
背後の気配に振り返る間もなく、後ろから抱き着かれた。姿は確認できないが、まあ状況からして近衛だろう。

「お、おいおいこらこら。いきなり入って来て何するつもりだ?」

近衛 昴 > 「意外、そこまでしてくれるなんて考えてなかった。」

まさか責任まで感じてくれるなど考えていなかっただけに思いがけない言葉に気恥ずかしくなってしまい、後の言葉には浮かんだのはたった一人の家族の姿でそれは姉の姿ではない。

彼の身体に腕を回しながら頬を背中に触れさせながら何をつるつもりという言葉に不貞腐れたように背中越しに言葉を投げかけ、この間の夜とはまた違う互いの身体の熱を感じながら降りしきりシャワーの中で立ち尽くして

「何って、それを言わせるつもり?…この間、胸だけって言ったお詫びと協力してくれるお礼…」

暁 名無 > 「意外ってな……仮にも教師だぞ俺は。」

生徒たちがちゃんと卒業するまで成長を見届けるのが仕事だ。
そう無責任な事を出来る立場じゃない。軽薄だけど無責任なわけじゃないんだ。

背中に近衛の頬の感触と、それよりも柔らかく大きな感触を感じ取って否応にも意識が其方へと向く。
この状況下でそんなセリフを聞かされれば、結論は一つくらいしか無いわけで。

「別に胸だけでも十分堪能出来たし気にしなくて良いんだけどな。
 そもそも、お前さん……まだ、だろ?そういうのはもっと大事な相手とにしなさい。俺なんかじゃなく。」

近衛 昴 > 「…うん、生徒の一部分の成長を見守ってるのが主な仕事とする教師だと思ってた…ごめんね」

どんなことをしようと教師としての矜持をもっているといわんばかりの言葉に対し、台無しにするような言葉を申し訳なさそうに返すだろうか。

「…先生」

ただシャワーの音だけが響く室内で、目の前の据え膳よりも生徒の貞操を気遣いながら尊さへの教えを説き改心する生徒、という場面をぶち壊すような一言が発せられるか。

「…いや、その、もし失敗してそのまま死んじゃったり、乗っ取られて気づいたらしてたよりはいいかなって」 

暁 名無 > 「それは個人的な趣味なので。」

していないとは言わないけど、流石にそれを教師としての職務とは思っていない。
あくまで個人的なものだ。個人的な。
そう返すのもどうかと思うが、そこもちゃんと線引きしてあるのだ。

「気持ちは分からなくもないが……というか本当に処女かよ。」

色仕掛けをしてきたり、やたらとそう言う面での隙の多い姿を見せる割にギリギリのところで貞操は守っていたのか。
そっちの方がよっぽど意外だろう。よく今まで無事だったな本当に。

「まったく、つくづく俺も甘く見られたもんだな。
 お前何かよりよっぽど人生経験豊富なんだぞ、嘗めるんじゃないっての。」

まあ、気持ちは分からなくもないけれど。
巨乳の女の子が誘って来たらホイホイ釣られる様な男だと思われていたのは心外である。ほんとに。

近衛 昴 > 「そういう趣味は教師としてはありなの?…か、変わったこだわりだね」

彼が世界平和よりも巨乳好きだと思っていた少女を心外だと思うのと同じく、無茶ばかりしているのは自分でもわかるけど、隙だらけだからといってそんな悪い男にいいようにされていると思われていた少女も心外だ。

まるで天然記念物か珍獣でも見るような言葉に確かに色仕掛けはするが、自身の身が危うくなれば相手は気絶させるは、手製の爆弾は使うはで切り抜けてきたのにそんな風に見られていたなんて。

もしかしたら彼以外の人にもそんな風に見られているのかもしれないという疑心暗鬼にとらわれ、抱きついていた身体を強引に反転させようとし、まくし立てるように問いかけようと

「ねぇっ!ボクそんなに遊んでるように見える?見えるの?答えてよ!どう思ってたの?ねぇってば」

暁 名無 > 「別に手を出したり盗撮したりしてるわけでもないしな……」

アリかナシかで言えば多分ダメな方だと思うんだけども。
まあそれを今論じるのは場違いにも程があるってもんだ。

「遊んでる様に見えないから訊いたんだっつの!
 あ、おいコラ!そっち向く気は無い……今は駄目、駄目だからっ!」

何だかんだ言いつつ体の方はしっかりと反応をしてしまってる為、懸命に振り返るのを拒む俺である。
近衛は一体何を勘違いしたのか知らないが、そうやってすぐにヒートアップするのもどうにかした方が良いんじゃなかろうか。

「こら、狭いんだからあんまり暴れるなって」

近衛 昴 > 「本当にっていったよね?何本当にって、疑ってたんじゃないっ!」

必死に制止しようとする声などどこ吹く風で、一向に振り向こうとしない彼にこちらから回り込んででも問いつめんばかりの勢いで。

例え彼が逃げようと回り込んで正面を向かせて、どこがそう見えたのか具体的に聞き出さないことには気が治まらないと狭いボックスの中を追い掛け回そうと。

気遣ってくれた言葉よりも少女には後者の以外だったような言い方のほうがショックだったのだろう、まるで子供のように狭い中を動き回れば物には当たるは、互いの身体は触れ合うは、仕舞いには足を滑らせ身体が大きく傾き…

暁 名無 > 「いや、思いの外予想が当たって驚いただけで。
 そうは見えなかったけど、案外処女じゃなかったら失礼だったかなーとかさ!」

執拗に前面に回ろうとする近衛を往なしていたが、身体同士がぶつかったり擦れたりするたびに一部分が膨れていく。
いっそのことボックスの外へと逃げ出そうかと画策し始めた時に、近衛が足を滑らせたのに巻き込まれる形で倒れ込む。

「あっぶな……いっ!」

反射的に近衛の下敷きになろうと身体を割り込ませ、冷たい床の感触に思わず顔を顰める。

近衛 昴 > 「お、思いの外?そうは見えなかったぁ?やっぱり、思ってたんじゃないかっ!」
傾く体と視線に近づいてくる床に衝撃を覚悟するもその瞬間彼の身体が割り込んできてクッションとなって受け止められ、もうダメだと閉じていた目を開くと彼を跨ぐように覆いかぶさった状態になっているか。
先ほどまでの暴れていた様子はすっかり失せ、身体と身体の間に感じつ熱く固い感触を感じながら見上げるようにして顔を近づけようと。

「ボクだって子供じゃないんだよ。それは今の先生もよくわかってるんじゃないの?」

子供のようでは相手にならないといっていたのに2人の間で感じるもの反応を認めさせるように言葉を口にしながら更に顔を近づけようとし、互いの吐息が掛からんばかりまで近づけてしまおうと

暁 名無 > 「いてて……大丈夫か、近衛。怪我は無いか?」

上体を起こせばこちらに馬乗りになっている近衛の姿がすぐに目に入った。
当然ながらお互い全裸だし、体勢が体勢だけに非常に際どい事になっている。
まずい。何かこの状況は非常にまずい。

「いやまあ、確かに子供と言い切れない年齢ではあるけれども。」

さっきまでムキになって暴れ回ってたのに何を言うか。
そんな言葉をギリギリ呑み込んで、間近に迫った近衛の顔を見つめる。

近衛 昴 > 「はぐらかさないの…こっちも初めてなんだからね」

顔を近づけて唇を触れさせようとする最中に発覚する事実、以前バーのビップルームのことが完全に記憶がなく、本人は初めてだと思っているが既に2度目だという彼しか知らない秘密にどう反応するか。

顔を近づける間も片方の手は彼の胸板を擦るように撫で回そうとし、もう片方の手は彼の指と自身の指を絡めようとして、彼曰く彼に対して非常にまずい状況は更に進行しつつあって。

そんな状況に彼はどう出るか何とかこの状況を打破するか、それとも流れのままに任せてしまうのか

暁 名無 > 「はぐらかしてなんか……いや、ちょっと」

どうしても事に及びたいのか、と面喰う。
流石にこの状況で突き放すわけにもいかず、もう近衛の気が済むままに任せてしまおう。
一度キスしてしまえば案外恥ずかしくなってそこで終わるかもしれない、と淡い期待を胸に、俺は目を瞑った。

シャワーの音だけが狭いボックスの中で響いているのがやけに耳につく。
バーでの一幕や人口呼吸の件についてはノーカン、あるいは単に覚えてないのかと半ばあきれながら俺は近衛の唇を待った。

近衛 昴 > 一度目は酔っていて覚えておらず、二度目の人工呼吸は不可抗力だからカウントしておらず、彼に合わせて暫くの間唇を重ねていこうと。シャワーの音だけが鳴っている静寂の中で唇をそっと離れさせるとこのまま馬乗りのまま間が空いて。
彼にとってはこのまま諦めてくれるか、それとも最後まで進んでしまうかの瀬戸際だったが、実際はどちらでもなかった。

なんだろう、不思議と初めてという感じがしない。こんなものなのかと拍子抜けさえも感じてしまい、感覚で最初のときのことを覚えているのか言いようのない感覚に首をかしげて

「なんだろう、何か違う…う、ん、なんか、盛り上がらないというか…」

ここまでしておいて物足りなささえも感じてしまうのは最初のときに舌を絡めるほどの口付けを交わしたからなのか、それを覚えてない少女には運命的な何かのようなものを感じるとどこから仕入れたかわからない知識を信じていたの、これといった刺激を感じず物足りないとさえ思ってしまう自分に困惑して。

明らかに熱が浮かされていたのが、冷めていくような雰囲気を彼も感じ取れるだろうか。

暁 名無 > 「……ふぅ。な、なに?盛り上がらない?」

この期に及んで何を言ってるんだこいつは……。
正直そんな言葉が口を突いて出そうになる。ギリギリで踏み止まったけども。
勝手に一人で盛り上がっておいて、こちらが覚悟を決めれば急に冷め始める。
身勝手にも程があるだろうと言い様の無い理不尽さに腹が立って来て。

「……ま、大して好いても居ない相手となんてそんなもんさ。
 ほら、さっさと退いた退い……ぁっ。」

早い所離れてこの場を出よう。
そう思って身体を捩れば、中途半端に熱を持った下腹部が、近衛の股座を擦り上げる。
不意打ち気味の快感に、思わず声にならない声を上げてしまって慌てて空いてる手で自分の口を押さえた。

近衛 昴 > 「ゴメン、違うんだ、なんというか、初めての感じがしないっていうか…ボクやり方おかしくないよね?」

自分でもよくわからない、やり方がおかしいのかと問いかけてしまうほどに困惑してしまう。
何かが引っかかっているが思い出せない、そんな気持ち悪さを感じながらおとなしく彼の上から降りようとするが、不意に動いた身体に少女も腰を浮かせて抜けさせようとするが彼の下腹部が引っかかるように触れてしまう。

彼と同じように上ずった声を上げて腰を跳ねさせ、腰を落とした先には抜け出そうとする彼のそそり立つ彼のものがあり、落ちるのが先か抜け出るのが先か…

暁 名無 > 「くっ、これだから狭いとこは……!
 ま、近衛!ストップ!もうちょい踏ん張れ、今はまず──!」

身動きの取りにくい状況に悪態を吐いて誤魔化そうにも痺れるような快感を受けた身体はますます固さを増す。
一瞬近衛の腰が浮いた隙を突いて身体を抜き出そうとするも、それよりも近衛の身体が落ちてくるのが早く、
俺の制止の声も半ばに──

「……~っ!」

『初めて』に相手をさせるには我ながら如何なものかと思う大きさのそれが、近衛の中へと一瞬で呑み込まれていった。
半勃ちとはいえ前戯もなしに入れるには自慢じゃないが大きいと思うんだが。

近衛 昴 > ドンと腰を落とした瞬間、体内に押し入ってくる異物感に一瞬だけ気持ちよさを感じるもすぐさま身を裂くような痛みにかき消され、痛みに身体が完全に落ちてしまって半ばくらいで止まっていたのが完全に体重任せに押し込んでしまう。

「~~~~っ!?あ、あぐ、い、痛い、痛っ!」

準備もろくにできていない状態で標準以上の大きさの質量を自ら押し込んでしまい、声にならない悲鳴を上げながら彼の身体の上で悶絶してしまうだろうか。
こんなときまで事故を引き起こしてしまい、ちゃんと思い出せなかった天罰といえば天罰をその身に受けることになってしまい。
ようやく息を吐き出すと彼のものを引き抜こうと両手を彼の身体に突きながら腰を浮かそうとするも、ゆっくりと僅かに腰が上がるだけで直ぐに力尽きて落ちるを何度も繰り返し、ついには潤んだ瞳で彼に助けを求めるだろうか。

「はっ、あ、ぐうぅっ!ひぐっ、はっ、せん、せんせい、助け、て…」

暁 名無 > 「わ、わかった。落ち着け。一旦落ち着け。
 死にはしねえから、とりあえず痛みが納まるまでじっとしてろ!」

涙目で助けを求められれば、ひとまず近衛の身体を抱き寄せる。
半端に動かれればただ刺激になってこちらの怒張が増すばかりで泥沼だ。
何もしなければ自然とこちらも萎えてくるし、そうすれば抜く事も容易だろう。

「まったく……こんな事でまで事故るなんてな……。」

宥める様に近衛の背を撫でながら、ゆっくりと自分の昂ぶりを鎮めて行こうと。
………あんまり鎮まる気がしないんだけども。

近衛 昴 > 抱き寄せられる最中もこんなに痛いものだとは考えてもいなかったと恐る恐る身体を寝かせ、言われるがまま落ち着くのを静かに待とうとするが、落ち着かせようと背中を撫でる指の動きがくすぐったさとも違う刺激にゾワリと肌が粟立ってしまい。

肌の感覚がいつもと全然違う風に感じてしまい、触れられてしまうたびに彼のものを包み込みながら次第に収縮しながら狭めてゆき、鎮めようとする彼に相反するように話さんばかりに締め付けてしまうか。

「はぁ、んくっ、はぁ、少し楽になって、ひゃんっ!せ、背中触っちゃ、ダメ、ひうっ!」

暁 名無 > 「よしよし……まったく、ごめんな。俺がさっさと動かなかったばっかりに。」

背中を触るなと言われれば大人しく手を離す。
変に刺激を与えない方が良いのは、近衛も同じだったか。
ひとまず沈黙が何だか気まずいので声をかけて様子を見ていたが、ふと水がしたたり落ちるのが見えて。

ぽつん。

停められていなかったシャワーの湯気が天井で冷え、水滴となって落ちるは近衛の背中。

近衛 昴 > 最中から手が離れるとようやく大きく息を吐き出して一息入れることができ、痛みには大分慣れてきたのか後は自然と落ち着くのを待とうとするも不意に背中へと落ちる水滴、背中に落ちた瞬間腰が浮き落としてしまうも先ほどよりも痛みは少ない。

その代わりに体内ではっきりとその大きさを主張する彼のものと体内の壁が擦れるたびに刺激が身体を走りぬけ、段々と痛みと快感の比率が逆転してゆき、ゆるゆると動かそうとしていた腰の動きは段々とこのストロークの幅を広げてゆこうとして。

「きゃんっ!?はぁ、ん、あれ?…んっ、んくっ、あ、あぁっ!ダメ、はぁ、腰止まらない…」

寄り添うようにしていた体勢を起こすと自ら腰を上下や前後に動かして行こうとし、豊かな両胸が彼の目の前でたゆたゆと揺れるのも構わずに快楽を貪り始めてしまおうと。

暁 名無 > 「お、おい近衛。」

大丈夫か、と声を掛けようとするも帰って来るのは嬌声にも似た声。
痛みが落ち着いた代わりに敏感になった上に未体験の快感にすっかり呑まれてしまっているようだ。
……いやまあ、ハマりそうなタイプだとは思ってたけどまさか、こんなあっさり……。

「じゃなくて、おい。何やってんだ、抜くんだろ、ほら。」

半ば我を忘れかけながら腰を動かす近衛に声を掛ける。
そんな風に動かれると折角鎮め掛けていたものが再び熱く硬くなってしまうから、と理由も添えて。

近衛 昴 > 痛みに吐き出すように漏らしていた声は段々と艶やかな色へと染まってゆき、一度長いストロークでより強く腰を落とすほどに快楽が強まることを知ってしまうともうその虜となってしまうだろうか。

「はぁっ、んあぁっ!もう、もうちょっとだけ、んんうっ!はぁ、中で、大きくなって、きてる?」

前のめりだった体勢は段々と背後へと体重をかけ始め、より彼のもので体内を擦り上げて感じる刺激が最も強い箇所を探り始めようとし、室内には熱の篭った吐息と甘い嬌声、粘膜同士が絡み合う音を響かせてしまおうと。

暁 名無 > 「まったく……ちょっとだけ、だぞ。」

如何にも仕方なく、という風に告げてもう流れに身を任せることにした。
何しろ近衛が完全に退かないと俺も起き上がれない状態だから実際仕方ない。
近衛の中で大きくなる自分自身に呆れつつも、声を抑える事も無く善がる姿に、まあ良いかと自分に言い聞かせる。

「それにしても、さっきからぶるぶると……」

改めて目の前で揺れる胸を見れば。ふと、思い返してみれば正面から見たことが無かったのを思い出して。

近衛 昴 > 暫くの間思い思いに腰を上下にグラインドしていたが、流石になれない行為にへばってしまったのか背中を仰け反らしたまま胸を上下させてしまい、乱れた息を繰り返す間も視線が向けられたままの両胸はゆらゆらと揺れてしまうだろうか。

「はぁ…はぁ…凄く、疲れるね、これ、はぁ、見てるだけじゃなくて触っても…いいよ」

乱れた息を整えながら彼の両手首を掴もうとし、自身の両胸へと掌を触れさせて真下から掴ませてしまおうと。
まだ直ぐには自力で動き出すのは苦しいようで暫くこのまま休もうと

暁 名無 > 「もうへばったのか……ってそりゃそうか。
 そもそも疲れて汗かいたからシャワーに来てたんだものな。」

ゆっくりと近衛の胸を揉みながら苦笑する。
果たしてこんな初体験で良かったのだろうか、と思わなくもないが近衛本人は満更でも無さそうだし……。
それよりも生徒と関係を持った事をバレないようにしないとならないのが面倒だ。

「よし。……確かここが弱かったよな近衛は。」

先日の夜の事を思い出して、柔らかな胸を揉みながらその先端を指先で軽く捏ねてみる。

近衛 昴 > 両胸に指を食い込まされながらこね回される間動きたくても動けずにいたが、ピンと突き出した胸の先端を指先で捏ねられてしまうと全身から力が抜けてしまうほどに甘い刺激に酔いしれてしまい、再度腰を上下に動かし始めてしまうだろうか。

「ひゃあっ!ちょ、先生、そこダメ、ん、んんっ!はぁ、も、もうすこしで、何かきそう…」

腰を上下させる動きは大きな動きから段々と小刻みに激しさを増してゆこうとし、言葉も出せず荒い息だけを繰り返しながら何度も何度も腰を打ち下ろし、こみ上げてくる大きな波が限界を迎えてしまうと一際大きな声を響かせながら大きく背中を反らしてしまい達してしまうだろうか。

「も、だめ、んっ、んっ!あくっ!ッ!!んはあぁあぁッ!!…はぁ、はぁ、いっちゃった…」

暁 名無 > 「おいおいもうイッたのか……?
 俺の方はもうちょい粘れるってのに。」

まあ、初めてだからこんなもんかもしれない。
懸命に腰を動かし、そして達した近衛の姿を、何故だか微笑ましく思いながら見ていてからふと我に返る。
自分はまだ達せそうにない。はてさてこれから俺の方から動いてよいものかと考えて。

「……まあ、いいか。
 ほら、動けるようになったら退いてくれよ、近衛?」

近衛 昴 > 「はぁ、ふぅ、そんなこといっても、もう、限界…先生、まだでしょ?今度は先生がして…」

そのままパタリと倒れこむように覆いかぶさって甘えるように胸板に頬ずりしようとし、退いてくれと言われれば名残惜しそうに離れると先ほどまで繋がっていた部分は少女の鮮血に薄く彩られ、フラフラとまだ残る異物感に覚束ない様子で立ち上がるとボックスの奥の壁に両手を付いて背後で立ち上がろうとする彼へと視線を向けようと。

お尻を突き出すような格好で声に出さずに口の動きだけで彼に向けて『きて』と伝えようとし、ボックスの中へと彼を誘い込もうとする姿に子供っぽさはなく、そんな誘惑に彼はどうするのだろうか

暁 名無 > 「……まだ続ける気か?
 いや、……うん、乗り掛かった船というか、もう乗っちゃった船だな。」

やれやれ、と長いこと床に横たわって硬くなった身体を軽く解しながら近衛を見遣る。
胸だけでなく尻の肉付きの良さもこうして見ると中々に魅力的ではあるなあ。前にも一度見たけれども。

「明日足腰立たなくなっても知らないからな?」

小さく溜息を吐きながら、俺はいきり立ったままの逸物を見下ろした。
出すもの出してしまわないともう収まらないと言いたげに硬くなったそれを、近衛の腰を掴んで一気に捩じ込もうとする。

近衛 昴 > 「いいから…先生の好きにして」

背後へと彼が立つと後ろへと向けていた顔を戻し、腰を掴まれるとお尻に感じる固い感触の先端が下へと向いたかと思うとさっきよりも質量を増したような気がする彼のものが一気に付きこまれ、両胸が壁へと押しつぶされてしまい、両足の先はつま先で立つようにピンと伸ばされてしまうだろうか。

「ひぐッ!あっ、ぅあ、ああぁッ!はぁーッ、はぁーッ、さっきと、全然、違う」

自分で動くのとは感覚がまったく違うことに困惑しながらも彼のものを全て受け入れてしまい、知識の上では知っていたが実際に体験してみると感じる背徳感は凄まじく、ましてや教師と生徒という立場を思い出すとより昂ぶってギチギチと更に少女の中は窮屈さを増してゆくだろうか

暁 名無 > 「そりゃあ、初めてで手探りで動くのとは違うさ。
 ほらほら、まだまだ行くぞっ!」

小柄な身体が浮いてしまいそうな勢いで腰を打ちつける。
とはいえ既に一通りの抽送はされた後で、こっちも既に充分昇り掛けていたところだったのだから言うほど長くはもたない。
背筋にぞわぞわとした快感が背骨を抜けて腰に集まって来ると、俺はさらに強く腰を動かした。

「どうだ、大丈夫か近衛っ?
 イきそうになったら言えよ……ッ!」

近衛 昴 > 「あッ!、おおッ!激し、い、やあぁ、立って、られない、うああぁッ!あぁッ!頭、おかしくなる」

自力で動いていたとき以上に奥まで届いてくる激しい突き上げに打ち付けられる度に肌を打つ乾いた音が響き、打ち上げんばかりの突き上げに一突きごとに爪先立ちになってしまい、両膝は立てられないのかガクガクと震えて殆ど彼の両手ともので支えられた状態になってしまうか。

更に激しさを増すピストンについ先ほど達してしまったばかりだというのに再度昂ぶり始めてしまい、唇をかみ締めながらこの快楽の波が一気に押し寄せてくる時間を少しでも長く続けよと耐えるが長くは持ちそうもなく、我慢するのも限界が近づいてきたのか声は獣の鳴き声のように聞こえるほど余裕がなく、両膝はいつ落ちてもおかしくないほどに笑ってしまい、見開いた瞳の端からは涙が流れるほどで

「も、もうダメ、またいくッ!、イッちゃうのッ!呼んで、最後、名、前で、ひぐうぅッ!」

暁 名無 > 「名前!?
 ……す、ばる……昴っ!よし、俺もイくぞ……!」

近衛の腰を抱え込む様にしてピストンを続けていたがそろそろ限界が近づいてきた。
名前を呼んでくれと懇願され、一瞬近衛の名前を思い出す多面い冷静になってふと気づく。

……流石に生で中に出すのはマズイよなあ。
しかも今回の相手は生身の人間だし……。

「イクぞ、昴!……お前も、もう一回イけっ!
 ほらっ、初めてのセックスで二度もイっちまえよっ!」

息を切らしながらも強く腰を打ち据える。
ギリギリまで粘ったが、堰を切って溢れ出す間際に近衛の中から逸物を引き抜く事には成功した。
そのまま近衛を抱え、シャワールームの床へと大量に白濁を吐き出して、俺は大きく息を吐く。

近衛 昴 > 「ああぁッ!ダメ、も、もう、ひっ!?んあぁああぁッ!あっ、ぅあ、あぁ…」

悲鳴にも近い声を盛大に響かせながら達してしまうと痙攣するように身体は何度もビクついてしまい、同時に体内の彼のものが引き抜かれると膝から落ちてしまうも抱きかかえられた少女はぐったりとしていて。

乱れた呼吸で空気を取り込もうと必死に胸を上下させ、顔はどこを見ているのかわからないほどに虚ろではあるが恍惚の笑みを浮かべているだろうか。

頭の中が真っ白染められたまま自然と顔を彼へと近づけ、今度はバーでしたように余韻に浸るようにゆっくりと艶かしく舌同士を絡ませるような口付けを求めるだろうか。

口付けを彼が受け入れれば記憶の隅にあったバーの光景と重なりあって思い出すことになるが、真実は継ぎに合うときまで黙っていようと心に秘めるだろうか。

暁 名無 > 「何と言うか、見てる方が冷静になれるイキっぷりだったよな……。」

射精後の妙にスッキリした頭でそんな事を考えていたら。
いつぞやの濃厚な口付けを受けて静かに目を閉じる。
舌を絡ませているうちに再び下腹部に血が集まって来たのを感じて、慌てて意識を逸らそうと試みつつ。

「ん……はぁ、ふぅ……す、昴……?」

恋人になった訳でもないのに熱烈過ぎやしないか、と少しばかり心配になって声をかける。
先日の事をフラッシュバックしているなんて夢にも思わない。いやまあ、思い出されてても何も困らんのだけど。

近衛 昴 > 最初に唇を触れるだけでは物足りないはずだ、それ以上のことを既に知っていたのだから。
再び硬さを取り戻し始めてしまうことになるのも構わず首に両腕を絡めるようにし、何度も何度も貪るように口付けを交わしてようやくうっとりとした表情で唇を話すと銀糸が糸を引いてしまうか。

「んッ、んむ、ちゅッ、んはぁ、ぷはぁ…本当に、ありがとね」

不安げに声をかけてくる様子に気恥ずかしそうに笑みを浮かべてお礼を口にするが彼には協力に対してだけに感じるかもしれないが、もう1つあの時ストールをかけてくれたことへの御礼も含まれているのは今は秘密で。

暁 名無 > 柔らかな肌が擦れ、甘い香りが鼻をくすぐる。
舌で口内を蹂躙されるもなるべく抵抗せずされるがままでいた。
そろそろ酸欠になってこようか、という頃合いでようやく近衛の気が済んだのか、まだ顔の距離が近いままだし体は密着したままだ。

「……ああ、えっと……どういたしまして?
 というか、礼を言うのは実験が上手く行ったときにして欲しいもんだ。」

そもそもこうして身体を重ねる事だって、本来なら事後報酬として受け取る算段だったというのに。
いや、事後でも流石に性交まで持ち込む気は無かったけども!

「まったく、もう一回ちゃんとシャワーを浴びて暖まっとけよ。風邪ひくぞ。」

近衛 昴 > 「いいの、今で。後でわかるから…」

お礼の言葉に不思議がる様子に意味ありげな笑みを浮かべながら身体を離し、フラフラとまた下腹部に残る異物感に再度身体をシャワーで洗い流そうとボックスに消えていくだろうか。

忠告には元の子供のように間延びした返事するも、笑みの秘密は後日ストールと一緒に明かそうと考えながらシャワーを浴びてゆく。
シャワーを浴びた後帰路に着くことになるが足腰が立たない状態で帰るのも苦労するが本当に苦労するのは翌日、自業自得ではあるが誰かに悟られないように普段どおりに振舞うのに苦労したというのは後の話で

暁 名無 > 「やれやれまったく……帰る時は気を付けて帰れよ!」

再度隣のボックスでシャワーを浴びる音が聞こえ始めれば、俺ももう一度暖まっておくかとシャワーを浴び直して。
ついでに足元に散らばせた精液たちも流してしまおう。

「はぁー……ま、いい運動にはなったかな。」

年始の食生活で少し贅肉の付いた腹回りを撫でるが、きっと近衛には何処が太ったのかと咎められる気がする。
そうして暖まった後、近衛に少し遅れる形で帰路に着いたのだった。
後日、ストールを渡される事になるのだがそれはもう今更過ぎる気もする。

ご案内:「訓練施設内シャワールーム」から近衛 昴さんが去りました。
ご案内:「訓練施設内シャワールーム」から暁 名無さんが去りました。