2018/06/18 のログ
ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「作法というほどではないですけど、水分補給と、出た後の保湿が必須ですね。
 うっかりしてると脱水症状で倒れちゃいますから」

自身に限らず、フィンランド人は日本人と同じかそれ以上にシャイだ。
でもサウナに入るときは男女の別なくはだかになる。
本当に”裸の付き合い”だ。

「ダメとかダメじゃないとかではなくてですね……
 その、ほら、人が来たら不味いじゃないですか!」

ダメではない、というとこれはまた語弊がある。
うまく言い訳ができず、苦し紛れにそれっぽい理由を述べるが、
背中を彼女の細い指が這っていくと、くすぐったさに似た感覚にゾクゾクとしてしまう。
そうやってもだえるうちに、脇腹の傷に触れられる。
超えにすらならない反応をするが、かといって突き放すこともしない>

鈴ヶ森 綾 > 「水分補給と保湿ね…本物の銭湯みたいにここでも牛乳が売っていればちょうど良かったのに。」

その後も何分ぐらい入るものなのか、水風呂と交互に入るようにするべきか、などと相手を質問攻めにしていく。

「ふーん…人が来なければ、別に構わないのかしら?」

意地の悪そうな口調で囁いた後、一旦指を離すと言葉通りにタオルを用いて背中を洗い始める。
しかしその動きは先程よりさらに危うさを増し、背中だけでは飽き足らずに時折乳房やお腹、太腿の辺りにも泡に塗れた手が伸びてくる。
さらには触るばかりではなく、逆に彼女の背中に豊かな胸を押し付けたりと、お巫山戯や悪戯の範疇を明らかに越えた動きをし始める。

ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「そうですね。
 牛乳や珈琲牛乳を飲むのはこの国の良い文化だと思います。
 この時間は自販機くらいしかありませんからね」

そのあとも質問攻めにあうが、一つ一つ丁寧に答えていく。

「い、今の回答だとそういうことになりますけど、
 えっと、だから、その……」

彼女の囁きに、本当はそういうことではなくて、と反論したいが、うまく言葉にできない。
そして一度指が離れて、背中を洗われると、一安心したように一息つく。が。

「……んっ」

そんな安心は束の間だった。泡で滑りのいい手が胸や腹部、太ももと、
明らかに意図的に手を伸ばされると時折甘い声が漏れる。
そしてついには彼女が自身の胸をこちらの背中に押し付けてくると、
顔を耳たぶまで真っ赤にして伏せる。
心臓が早鐘を打っているのが、背中越しに伝わるのではないかというほどに
バクバクと鼓動が駆け足になって>

鈴ヶ森 綾 > 口から漏れた甘い声に満足そうに口の端に笑みを浮かべ、さらにさらにと行為を続ける。

「…こういう事の経験は?」

相手の耳元で囁いたその言葉を皮切りに、その手付きがよりあからさまなものに変わる。
それは身体を洗うというお題目を完全に無視した、愛撫と呼ぶのに相応しい動きであった。
胸に伸びた手は触れるだけだったものから手のひらで包み込むような動きに変わり、
時折指がその先端を掠めるように擽る。

反対の手は彼女が特に感じる場所を探るようにへそ周り、下腹部、腰骨、足の付根といった場所を順に撫でさすり、
さらに顔を寄せてうなじへと音を立てて口づけ、触覚だけでなく聴覚でも快感を煽り立てた。

ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「あ、ある訳ないじゃないですか……
 ずっと軍隊にいたんですから……」

経験はあるかを問われれば、否定。
軍隊にいて男の人からそういう目で見られることはあったが、
手を出そうとする輩は皆"痛い目"にあわせている。

「綾さん、ちょっと、洗うだけじゃないんですか…ッ」

こちらが答えるのが早いか、彼女の手が早いか。
その手つきが今まで以上にわかりやすい動きに変わる。
まるで一か所ずつ確認するかのように手を這わされると、
それから逃げるように身体を動かす。しかし彼女の手は逃がしてはくれない。

もう片方の手で弄ばれている、決してふくよかとは言えない胸。
その先端を彼女の指が触れるたびに少しずつ硬さが増していく。
そして彼女がうなじに口付けをしてくると、ついに体の力が抜けて、
背後の彼女に身体を預けてしまう。>

鈴ヶ森 綾 > 「そう?自分で慰めたりもしなかったの?」

そう訊ねる合間にも手は休むこと無く動き続ける。
胸に触れる手はあくまでソフトタッチ、硬さを増していく部位には殆ど触れず、
むしろその周囲を指でなぞるように愛撫し、その動きの最中に時折指を引っ掛けるように接触するだけ。

「ふふっ、だけなんて言った覚えはないけれど…っと。ラウラは、こういう事はキライ?それとも、恥ずかしかったり怖いだけ?」

もたれてくる彼女の身体をしっかりと支え、うなじから側面に回り込むように顔を近づけると、吸血鬼のように首筋へ強く吸い付いてそこに痕を残す。
太腿の辺りを探るように蠢いていた手は徐々にそこを登っていき、とうとうそれまで触れていなかった彼女の秘所へと迫った。

ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「それは……ないわけじゃないですけど……」

自分で慰めたりはしなかったのか。
そう問われると、先ほどの問いとは打って変わって言葉を詰まらせる。
そして返した言葉は何ともはっきりしないものだった。
そんなやり取りをしている間にも彼女の手は休ませてくれそうにはなく、
まるで様子をうかがいながら挑発するかのような動きをする。
そんな動きに翻弄されるうちに、だんだんともどかしさが強くなってきて。

「そんな言葉遊び…っ
 嫌いかどうかなんてわかんないですよ……今までこんなことなかったんですから……
 確かに恥ずかしいし怖いです……」

そんな意地悪な問いに不貞腐れたように答えるが、
不意に彼女がまたうなじにキスをおとす。
しかしそれは今までの音を立てるだけのモノとは違って、若干の痛みを伴った。

「これでも獣人ですから、発情期みたいなものはあります。
 今までは一人で済ませてきましたけど……」

彼女の手がついに秘所に迫るが、それを拒むそぶりはしない。
その無反応は暗に彼女を受け入れようと構える意味を持った沈黙だった>

鈴ヶ森 綾 > 「そう、した事があるのね…ふふっ、素直な子」

少々遠回しな言い方だがその答えと、恥じらう様子にこちらはいたって満足そうで、
それに対するお礼とでも言うように爪の先で軽く突起を引っ掻く。
さらに首筋につけた、普段は髪に隠れる位置のキスマークを舌先で軽く舐めあげる。

「どうして怖いの?私にされるのは不安?大丈夫よ、痛いことも怖いことも無い。私はただラウラを気持ちよくさせてあげるだけ…」

その言葉が嘘ではない事を示すように、あくまでも手付きは優しく、しかし決して止まる事はない。
拒絶の意思がない事を確かめた上で、割れ目を下から上へと軽く這わせた後、つぷりと指先をそこに埋める。
肉の襞を割って緩やかな動きで前後させ、そうして彼女の反応を窺う。

ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「どうせ素直に答えないとまた後々大変ですから……
 それ、絶対跡残っちゃいますよ……ううぅ」

こちらの返答を聞いて満足げな彼女。
その様子をみるとこちらが良いように弄ばれているのがわかる。
うなじについたキスマークがさらにそういう感覚を煽り立てるが、
不思議と嫌な感じはしなかった。

「綾さんだから不安とかじゃなくてですね……
 その、今まで誰かにこういうことをされるの、避けてきたから…」

発情期を一人で越えるのは確かにつらいものだったが、
今までずっと一人で完結させてきたものだ。
それを誰かに、となると不安にもなる。
なおさら、今は発情期ではないのだから。

彼女の指がついに己の中に割って入ってくると、その異物感に太ももを閉じてしまう。
自身のものではない体温を感じることに違和感を覚え、不安に駆られている様子で>

鈴ヶ森 綾 > 「飲み込みがいい子は好きよ」

不満そうな言葉を口にしながらも、そこに含まれる感情を察しているのか、こちらは相変わらずご機嫌な様子で軽口をきいた。

「ねぇ…ラウラは私のこと、好きって言ってくれたわよね。
 私も好きよ。その気持ちをこういう形で伝えるのは、何もおかしい事じゃないの。だから…ね?」

完全には受け入れる心の準備ができていない様子に、一旦身体を離して正面へと回り込む。
彼女の目を見ながら優しい口調で語りかけ、緊張を解きほぐすように唇を重ねる。
それからもう一度、先程と同じように彼女の局部へと指を触れさせようとする。

ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「私は不服です。
 いつか綾さんには私のこの気持ちを味わってもらわないと納得できません」

相も変わらず、こちらが困る様子を見ては楽しそうにする彼女。
いつかこちらのペースに乗せて反撃しようと誓うが、今はそれどころではない。

「ええ、好きって言いました。
 こういうことしてみたいって、伝えたいって思ったこともあります……」

彼女との距離感がわからず、直接気持ちを聞いたこともあった。
だから嫌なわけではないのだ。
それを伝えると、軽く唇を重ねる。
相も変わらず心臓は駆け足のままだが、気持ちはそれでだいぶ落ち着いたようだった。
そうして再び彼女の指が触れる。両手を伸ばして軽く抱き着くと、
小さくうなずいて彼女を受け入れようとする>

鈴ヶ森 綾 > 「あら、そういうのも新鮮で良いかもしれないわね」

彼女の反抗計画をそれすら楽しんでいるような余裕の発言。
実際に実行され時にどうなるかまでは分からないが、それも含めてのものらしく。

「んっ…私も、捕食行為としてじゃなく、純粋にこうしたかったの。」

短く告げると、その間も惜しむように再び唇を合わせた。
互いの舌を絡め、唾液を混じり合わせる深い口付けを行いながら
秘所へ埋没させた指を動かし、男性器にみたてた動作を繰り返す。
それは徐々に激しい動きへと変わり、さらに指の一つが敏感な肉芽を押しつぶすようにして刺激する。

ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「んっ…絶対に後悔させます……」

次第に激しさを増す彼女の動きに、反抗的とまで言えるほどに言い返す。
実際にそんなことができるかは全く持ってわからないが。

「むしろ、そういう捕食行為のほうがお互いに慣れているかもしれませんね……
 ん、、ちょっと、あの……激しくなって……
 あ、待ってください――――ッ」

お互いに人間ではない存在。
相手にするのも人間ではないことが多かった。
そのままの意味で食うか食われるかのやり取りのほうが慣れているというのは、
この上ないほどにひどい皮肉だった。

そして次第に彼女から与えられる快楽が増してくると、
まるで先を急ぐかのように行為の激しさが増してくる。
男の人とするとこんな感じなのかな。
そんな想像を一瞬するが、彼女以外の存在との行為を考えられるほどの余裕はなかった。
そして指で秘所の突起を押しつぶされるように刺激されると、
快楽の波がどっと押し寄せて、思わずやめるように声に出す。
しかしそのころにはもう遅かったのか、糸が切れたようにまた彼女に身体を預け、
果ててしまった>

鈴ヶ森 綾 > 「いいの。大丈夫だから、そのまま…」

限界が近いことを見て取り、相手の言葉に対しかえって指の動きを加速させる。
直後、痙攣するような震えと締め付けを指に感じ、彼女の絶頂を確認する。
その余韻が引ききるのを待たずに愛液に塗れた指を引き抜き、そこにまぶされたものを舐めとる。
ひとまずはそこまで。脱力した彼女が気を取り直すまで抱きしめてやり、その後は一度湯船で身体を温める運びとなったのだった。

ご案内:「女子寮 大浴場」からラウラ・ニューリッキ・ユーティライネンさんが去りました。
ご案内:「女子寮 大浴場」から鈴ヶ森 綾さんが去りました。