2019/04/11 のログ
ご案内:「【常世島の現在】」に四月の常世島についてさんが現れました。
四月の常世島について >
四月に入ると三月より続いていた春季休暇は終わりを迎え、島外に出ていた学生や教員達が続々と帰還する。
初旬は新入学生を迎えるための「入学式」が行われる。これは学園の公式行事ではない。
常世学園はその性格上入学の時期は定まっておらず、必要な手続きさえ行えば月日を問わず入学が可能である。
突発的な異能発現者や異邦人の駆け込み寺的な役割はいまだ学園には残り続けているのである。
しかし、旧世紀の(主に日本国の)学校制度では四月に新入生が入学するという例が一般的であり、現在もそれを踏襲する学生も少なくない。
このため、四月初旬には有志学生が式典委員会の協力を得て「入学式」を行っている。主に式典は学舎の講堂内で行われることが多い。
入学式に合わせて学園地区では委員会や部活の新規委員・部員の募集や歓迎会が行われる。
四月に入れば講義等が再開される。
学生たちは新しく授業や演習を履修し、新しい学園生活が花開くこととなるだろう。
前期の始まりが四月であると共に、四月の融資による「入学式」に参加する学生が多いため、新入生に向けての学園生活ガイダンスが生活委員会や風紀委員会を中心として開催される。
異能や魔術の使用のための倫理規定解説も同時に行われる。なお四月以外に入学した学生については、これらのガイダンスは個別に実施される。
有志学生による新入生を対象とする学園生活相談会の開催も珍しくない。
常世学園は「地球」において非常に特殊な場所であり、異能者・魔術師・異邦人を始め、特殊な能力を持たない学生なども集まる社会が形成されている。
《大変容》から数十年を経ても、地域によっては未だ異能者や魔術師、異邦人と接触することが殆ど無い場合もあり、異能者などとの接触に抵抗を覚える新入生も一部存在する。
逆に特殊な環境に置かれ、異能などを持たない者と接触をしたことがない新入生も稀に存在する。
新入生自らこの社会に慣れていくことが学園の目的であるが、これら新入生の不安を取り払う目的で、有志学生による学園生活相談会は行われる。
四月全体にかけて、学生・職員に対する健康診断が実施される。生活委員会の保健部門の主導であり、開催場所は様々であるものの保健室が多い。
身長や体重の計測等一般的な健康診断は、基本的に学生・職員共に参加は義務である。新入生・在学生も問わない。
診断の担当者によって計測が行われる昔ながらの形も行われてはいるものの、現在は膨大な受診者を捌くために機械や魔術技術による自動計測が一般的である。
特殊な診断としては、「異能診断」が挙げられる。この診断の受診は「任意」である。対象は新入生・在学生・職員を問わない。
異能の特性や危険性を知ることができ、どのように付き合っていくべきかなどの相談も行うことができる。
入学前・入学後に発現した異能がどのようなものであるかを自ら理解するための介助であり、診断結果を受けて授業のカリキュラムを組む生徒も多い。
異能や魔術の研究はまだまだ解明すべき点が多く、100%の精度を誇るわけではないが、「異能」発現の可能性についても検査を受けることができる。
希望すれば「魔力診断」も受診が可能。魔術の素養についても調べることができる。ただしこれも完璧な精度を誇るわけではない。
健康診断では当然ながらプライバシーについては厳守される。特別な場合を除き、診断結果が外部に公表されるということもまず存在しない。
歓楽街における風紀の乱れも四月には起きやすい。風紀委員会による見回りも行われる。
ただし犯罪行為に繋がらない限りは歓楽街の利用も個人の自由である。
風紀の乱れを風紀委員が注意する場合も、特に強硬な手段が取られるわけではなく、一般的な注意が中心である。
過度に新入生などを萎縮させることが風紀委員会の目的ではないためである。
もちろん、明確な犯罪行為などについてはこの限りではない。
【PLへ】
常世島の四月の主な行事になります。上に書いたものは自由にロールプレイの材料として用いて頂いて構いません。
健康診断は設定上義務となっていますが、必ずしもロールプレイを行わなければならないわけではありません。
常世島学園年中行事
http://guest-land.sakura.ne.jp/tokoyo/academy/calendar/
入学制度、異能魔術の申告、異能診断などについて
http://guest-land.sakura.ne.jp/tokoyo/academy/system/
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