2020/06/17 のログ
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◆第三報道部「常世島ニュース」◆

6月X日正午、第三報道部による「常世島ニュース」の放送――。
放送はラジオ、テレビ、魔術・電子ネットワーク上など様々な媒体で聞くこと、見ること、読むことが可能である。

【6月X日 天気:雨 転移荒野「門」顕現注意報:発令中】

「こんにちは。第三報道部「常世島ニュース」の時間です。
 きょうの常世島のニュースをお知らせします。
 現在、学生街にて建設が進んでいる大型百科店「扶桑」ですが、その完成・グランドオープンが間近との発表が新商業研究会より行われました。
 大型百貨店「扶桑」は地上・地下合わせて12階建てが予定され、ファッション・書店などが軒を連ねるショッピングモールから、フードコート・高級レストラン・寿司屋・異世界料理店など様々な施設を擁する、常世島の新しい商業施設として注目されています。
 大型百貨店開店計画にあたっては商店街の店舗・部活による反対もありましたが、新商業研究会との交渉により、「扶桑」に商店街の多くが格安の料金で支店を出店することができるという契約が取り交わされ、現在は反対運動もなく歓迎のムードが広がりつつあります。
 異能や魔術、異世界の技術・知識を様々な職業として活かしていくための実験的な店舗の存在が予告されており、開店が予定されている店舗では現在もオープニングスタッフの募集が行われています。
 新商業研究会は、「扶桑」は《大変容》後の新しい商業モデルの実験施設でもあると発表しており、異能・魔術・異邦人との共存・共生する《大変容》後の世界のモデルを試行錯誤していくことは、学園の理念にも十分適い、学生の進路の可能性を増やすものとして……――」
※近日中にデパート的なチャットルームを追加予定です。

「次のニュースです。
 本日未明より、転移荒野中央部に時空間の歪みが観測されています。
 転移荒野「門」観測所による解析の結果、中規模の「門」の顕現、「門」顕現よる災異や、《怪異》の出現が予報されています。
 それに伴い、生徒会・生活委員会より転移荒野全域に「門」顕現警報が発令されました。
 生徒職員、島民は転移荒野への不要の出入りは控えてください。
 現在、風紀委員会を中心として調査部隊、対策部隊が派遣されており――」
「《異邦人》は転移直後、非常に混乱し、攻撃的になる方もいます。
 意思疎通の行き違いにより攻撃が行われる場合もありますが、即座に《怪異》と判断できるわけではありません。
 不用意な接触は避け、まずは生活委員会に連絡を行ってください。破壊的な性格を持つ存在が転移した場合も、まずは生活委員会に通報し、神性・霊的な性格を有する思われる存在と遭遇した場合は《祭祀局》まで連絡を――
 ……今回の「門」顕現の期間は一週間程度と予想されています。転移荒野への出入りには十分にご注意ください」
※転移荒野に中規模な「門」が出現しているということで利用していただいて構いません。


◆落第街の噂◆
 落第街では、違法パブ「地獄の門」が営業を再開したとの噂が流れている。
 「地獄の門」は落第街の入り口、歓楽街との境界近くに構えられたパブであり、違反学生などのたまり場となっている。
 何度か風紀委員会の手入れにより閉鎖に追い込まれたが、その度に復活を遂げている。
 以前の風紀委員会の介入のために営業を停止していたものの、今回も復活を遂げて営業を再開している。
※「落第街」のチャットルームに、場所選択の一つとして違法パブ「地獄の門」を追加しました。

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