2020/06/23 のログ
ご案内:「【常世島の現在】」に生徒会広報さんが現れました。
生徒会広報 > 「前期期末試験についてのお知らせ。
 前期期末試験の期間は『7月10日から7月20日』の十日間となります。
 各生徒・教員は準備を行ってください」

常世島各所の連絡掲示板、および常世島情報通信網上などに前期期末試験の情報が掲示された。
常世学園では入学時期は個々人によって変わり、そのために試験期間は場合によって異なることもあるものの、一斉の期末試験は前期は7月、後期は2月に行われる。
試験内容は授業やカリキュラムの内容に応じて異なるが、専攻する学問領域に関する筆記試験、異能や魔術・異世界に関する筆記試験、実技試験、レポート提出などが多い。

研究をメインとする学生については、「学会」での発表も単位として認められる。
異邦人の場合は「地球」(常世学園の存在するこの「地球」を限定的に指す)の歴史などについての試験を受ける者が多いようだ。
異能や魔術の実技試験は能力の高さ・低さを測定するものではなく、それを如何に自らの意志で制御できるかが問われる。
学園の建学理念に基づき、自らの異能・魔術を外の世界=常世島の外でどのように利用し、社会と調和していくかという問題を考えさせる試験も存在する。
異能や魔術の制御については個人差が大きいため、試験結果如何によってペナルティが加わるわけではない。教師によっては何かしらのペナルティや補習を課す場合もある。

なお、委員会活動や部活動、その他課外活動の働きによって単位を十分に取得している学生については必ずしも試験を受ける必要はない。
ただし、委員会の活動のみで必ずしも卒業に必要な単位の全てをカバー出来るとは限らないため、試験を受ける必要のある委員会所属の生徒も少なくない。

試験期間発表後は常世島内はにわかに慌ただしくなる。
試験勉強を行う者、答案の作成に追われる教師、なんとか試験を回避するために策を弄する者、全てを放棄して遊び歩く者――
教室、カフェテリア、ファミレスなど、島内の様々な場所で思い思いに活動する生徒・教師の姿が見られることだろう。
演習場なども対試験用に調整され、授業の復習などが効率的に行えるようになっている。

試験前の期間には、学内に「勉強会」「試験対策連絡会議」と自称する部活・組織がいくつか現れる。
相互に試験対策を行う互助部活がほとんどであり、中には成績優秀者を名乗る者達による講義めいたものも開催されることがある。
相似した異能・魔術を持つ者/行使する者たちが集まり、試験対策を行うことも珍しくない。
一部、試験問題を教えるという組織や、解答を脳裏に自動的に浮かべてくれる呪符の販売を行う者もいるが、詐欺に等しいことがほとんどであり、注意が必要である。
異能や魔術の制御については、試験期間内に無理に制御をしようとすればかえって心身に危険を及ぼすこともあるため、必ずしも速い合格が重要とされているわけではない。
重要なのは、自らが持つ異能や魔術を、《大変容》後の世界でどのように利用し、融和させていくかという点にある。ごく自然に異能・魔術を制御できることが寛容である。
とはいえ、異能や魔術についての試験も早々に合格したいと思う生徒は少なくないのも事実である。


【PL向け情報】
試験期間までは準備期間となります。生徒・教師ともに試験の準備やリハーサルなどをご自由に行っていただいて構いません。
試験期間内に当サイトで遊べなかった場合も、試験については受けたということにしておいていただいて問題ありません。
試験会場は教室棟など既存のチャットルームに設定を加えた形で運用する予定です。
試験内容は授業によって異なります。上記の記述を参考にご自由にご設定ください。

基本的に管理者側が試験問題を出すということはせず、利用者で自由に試験を演出していただく形となります。
合否判定もご自身で決めていただいて構いません。教師PCが主催する試験イベントなどに参加する場合は別です。
試験結果によってペナルティは基本的に加わらない形になりますが、授業や教師によって補習などもありえるでしょう。
開催期間については予定となります。管理者の都合により時期が変化する場合もあります。予めご承知おきください。

なお、試験準備期間・試験期間共に強制的なイベントというわけではありません。
参加を望まないPC/PLは試験に関わらないものとして活動していただくことも可能です。
軽く流したり、単位取得済みのため受ける必要がないとすることも自由です。
強く参加を拒否する場合はPC名簿やチャットの補足欄でその旨を明示しておくことをおすすめします。

ご案内:「【常世島の現在】」から生徒会広報さんが去りました。