2021/05/27 のログ
ご案内:「【常世島の現在】」に六月の常世島さんが現れました。
六月の常世島 >
五月も終わりが近づき、六月に差し掛かろうとしている常世島は、雨であった。
常世島は日本本土より南方に位置しているため、本来であれば梅雨は存在しない。しかしながら、常世島を取り巻く様々な特殊な要因により、本来想定される気候とは大きく外れた様相を呈すことも少なくない。
五月の半ばごろより、常世島は例外的な「梅雨」――正確には「梅雨」と表現するべきではないが、便宜上このように呼称がなされている――を迎えた。
原因としては常世島周辺に存在する精霊・神霊類の影響とも言われており、祭祀局による止雨の祈祷も行われているが、今の所災害レベルの降雨は確認されていない。故に、これ以上の気候の変化を防ぐための祈りやそれに類する行為が行われているのである。
晴れる日もあるが、六月の中頃までは雨の続く日が多くなると予想されている。雨を気にしない・気にする必要のない生徒や教職員も少なくはないが、「地球」出身の生徒の多くは室内で過ごすことが多い。
なお、雨が降り続いていることから、常世島内の水際に棲む妖精、魑魅魍魎や怪異などの類も活発化しており、水の中に引き込まれることがないようにとのアナウンスが生徒会からなされている。基本的に学生街などの人の多い場所では危険は少なく、人気の少ない路地裏などの水路や河川、転移荒野付近は注意が必要である。
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