2020/06/07 のログ
ご案内:「教室」に天導 操さんが現れました。
天導 操 > 「……はい。急ぎ足だけどここまでで今日はオシマイ
運動の計算式について、先月のプリントはこの後提出

同時に宿題のプリントも持って帰ってね~。来週の授業の時に集めるわよ」


【教科書を閉じて宣誓、一時間弱喋り続け蒸れたマスクを一度指で浮かす
このクラスでは初めての授業、今月になって、日曜日すら使って】

【生徒と教師、互いの不幸は憂いつつもこれが仕事ではあるのだと言い聞かせる】


「質問があるなら、今の内にきちんと聞いて解消しておくように
ここ覚え損ねると後々響くから」

天導 操 > 【半ば補習の体を成す、今の時間に来る生徒の事だ

余程意欲的な者か、この時期に早々単位数に尻を蹴られた者か
どちらにせよ門戸の内に踏み込んできた相手を前に暗い考えを続ける事は誉められまい】
【今宵の晩酌のつまみは何にしよう、そんな風に胸浮かれる事を考えながら教卓で生徒の動きを眺めていた】

ご案内:「教室」に天導 操さんが現れました。
天導 操 > 【腕時計を見る。そろそろ時間か】

【何人か質問に来た生徒の相手をし、最後の生徒が頭を下げて教室を出ていく姿を見送って
見渡すともう誰もいない。伸びをする、昨日からの寝不足を解消するように欠伸もすると、ズレたマスクをかけ直す】


「喫煙所、寄って帰りますかァ」


【自身も荷物をまとめ、あとにしたのであった】

ご案内:「教室」から天導 操さんが去りました。
ご案内:「屋上」にヨキさんが現れました。
ヨキ > 放課後。
空気に夕方の冷ややかさが交じり、日中の強い日差しが和らぐ時刻。

もう一仕事する前の休憩に訪れた屋上で、独りベンチに座って缶コーヒーを飲んでいる。

「――ふう。仕事が尽きぬはよいことだ」

スマートフォンを操作して、タスクリストを一覧する。
授業に事務にプライベートの作家業と、予定はいつでも山積している。

ヨキ > 生徒からのメッセージ。飲み会の誘い。ソシャゲの通知。ニュースサイトのリマインド……。
仕事以外にも入ってくる情報は絶えない。

コーヒー片手に人気店の限定メニューをチェックし、ソシャゲの攻略に勤しむ姿は学生と何ら変わらない。
ただし、時計を見上げて休憩時刻を意識している点は、あとに仕事を残した社会人。

ヨキ > コーヒーを呷り、缶を空にする。

空き缶を投げ捨てるような真似はしない。
ゴミ箱の前まで歩いていって、丁重に捨てる。

「ごちそうさまでした」

コーヒー一つにも丁重だ。

ん、と大きく伸びをしてストレッチ。
ただでさえ長身のこの男のこと、腕を伸ばすとより目立つ。

ヨキ > 学園の運営は学生たちに任されていると言えども、教師は教師。
放課後の見回りを兼ねて、屋上にも異状がないかを見て回る。
この広大な学園の敷地のこと、ちょっとした散歩にもなりそうな距離。

ヨキ > 「さて。今日も平和で何よりであることよ」

平和、という語もこの騒動が絶えない常世学園の基準ではあるけれど。

見回りを終えると、そのまま屋上を後にする。
夜までは、もうひと頑張り。

ご案内:「屋上」からヨキさんが去りました。