2020/08/09 のログ
ご案内:「第一教室棟 廊下」にイヴさんが現れました。
■イヴ >
今現在、風紀委員の大多数が慰安旅行に出払っている。
その間の警備を担うのが、イヴを始めとする風紀委員会サイバー犯罪対策課の面々。
CC対策課はほとんどがコミュ障の引きこもりなので、温泉よりネットの海を選んだ。
イヴは風紀本庁のサーバールームから複数のドローンを遠隔操作。
他の風紀委員に代わり、夏休み中の閑散とした校舎内を巡回警備している。
『……第一教室棟、異常なし』
ドローンに搭載されたカメラアイ越しに周辺状況をスキャン。
単調な仕事だが、イヴにとっては留守を任されるという大役だ。
電子生命体は温泉に入れない。しかし人間にはリフレッシュが必要と心得ている。
同じ感覚を味わえないのが惜しいと思うのは、羨ましいという感情なのだろうか。
■イヴ >
しかし、温泉というのがどういう場所なのかは気になる。
今度シミュレーションルームに温泉のロケーション設定ができないか聞いてみよう。
本物の湯に浸かることはできないが、近い気分は味わえるかもしれない。
そのためにも今は業務に集中。
■イヴ >
廊下を往復し、異常がないことを確かめると、次の巡回ルートへと飛んでいった。
ご案内:「第一教室棟 廊下」からイヴさんが去りました。