2020/11/18 のログ
ご案内:「第一教室棟 保健室」にセレネさんが現れました。
■セレネ > 放課後、保健室。陽が落ちていく様を眩しそうに室内で眺めること暫く。
具合の悪い生徒も今は此処には居ない為、少し仮眠を取る為にこっそりやってきたのだ。
この時期は色々と思い出してしまって、夜に眠れない。
結果睡眠不足でこの様だ。授業中には眠っていないだけ褒めて欲しい。
「……ねむ、い…。」
駄目だ、寝よう。
コテとベッドに寝そべると枕を抱き締めるように丸くなって眠り始めるだろう。
誰かが起こしてくれるか、自然と目が覚めるまではこのままだ。
■セレネ > 暫く後、ゆっくりと開いた蒼。気付けばもう陽は沈み暗くなってしまっている。
枕を抱き抱えたまま緩慢な動作で身体を起こし、眠気眼でぼーっとする。
寝起きは頭が働かない。もう少し寝たい所だが此処にいつまでも居る訳にはいかないので両手で目を擦って眠気を覚ます。
…本当は睡眠薬でも処方してもらおうと思ったけど、勝手に薬を持って行くわけにもいかないのでまた今度にするか。
枕を元の位置に戻し、ベッドから降りては少し覚束無い足取りで保健室から出て行こう。
己が寝ていたベッドと枕からローズの香りが暫く香るだろう事は余談である。
ご案内:「第一教室棟 保健室」からセレネさんが去りました。