2021/04/06 のログ
ご案内:「第一教室棟 教室」に照月奏詩さんが現れました。
■照月奏詩 >
夕方の教室。フラフラと歩いている男がいた。
「で、ここが異能学2の教室と……学年変わるからって教室まで変えるなよな」
分類上2年に進級した男は2年に上がり次から使う教室を色々と調べていた。
場所だとか中の設備だとか……その他諸々だ。
2級学生である自分にとって問題は大きな課題だ。学校で問題を起こして色々と調べられれば簡単に存在しない誰かさんにたどり着いてしまう。だから学校では真面目でしっかりしたいい子を貫くのが1番なのだ。
目立たず確実にそれなりの位置にいる。それが1番調べられないコツだ。
その為にあらかじめ授業で使う教室の場所やその設備なんかを知っておきたかった。
■照月奏詩 > しばし外を見ていた。なんとなくこの夕焼けを教室から見る光景というのは好きだったから。
だがあまりゆっくりもしていられない。まだまだ見る場所もやることも色々とある。
「ええっと、あとは……実験室と資料室。それに2年用の更衣室に……色々変わるなぁ2年って」
2級なんだし1年のまま残っておけばよかったかなぁなんて少し思いながら学校巡りを再開するのだった。
ご案内:「第一教室棟 教室」から照月奏詩さんが去りました。