2021/12/14 のログ
ご案内:「第一教室棟 屋上」に白銀 隼人さんが現れました。
白銀 隼人 > 「んなぁ~」

晴天。
この季節でも日差しが差せばまだ暖かく、少し着込めば気温に耐えきれるほど。
そんな真昼間、普通の生徒なら授業を受けている時間帯に
屋上のベンチの上で寝転がる男がいた。

「ガチだりぃ~…」

あくびをしながら、目尻から涙をこぼす。
「先公に呼び出されちまったよクソ」と愚痴をこぼす。
大きく伸びをしながら、行かなくていいか~などと言ってだらだら過ごす

白銀 隼人 > 「大体よぉ、俺が授業に出席しなくたって、先公共は困んねぇだろうが
 マジで意味わかんねぇわ~」

寝転がりながら、胸ポケットから煙草の箱を取り出し、一本取り出す。
それを人差し指に乗せ、器用にバランスを取って、倒れないように。

「走りてェなァ~…にしても、競う相手居ないし…」

ため息交じりに独り言をブツブツと呟く
タバコが落ちそうにぐらぐら揺れても、バランスを取っていて、決して倒れることはなく
目を細めて、それを見据えていれば…

「つまんね」

そう、呟いて

白銀 隼人 > 呟いた瞬間、人差し指から煙草が落ちる。
煙草は一直線に地面に向かって行き

「ふわぁ~」

立ち上がって大きくあくびをする。
タバコはまだ地面に向かっている最中
…というか、空中で止まっている。

それどころか、何もかも止まっている。
校庭で行っている体育の授業も、風も、音も止まり静寂に包まれる。
その中で、彼だけが移動していて

「……遅くて、つまらねぇわ」

空中のタバコを手に取る。

白銀 隼人 > 「まァ…行くか」

ダルいが、この学園で暮らすためには仕方のないことだ
大きく背を伸ばしながら、タバコを仕舞って職員室へ行く。

先公からは、進路だの将来だの、またどうでもいい話を小一時間された。

あぁー…だるい

ご案内:「第一教室棟 屋上」から白銀 隼人さんが去りました。