2022/01/14 のログ
ご案内:「第一教室棟 廊下」に伊都波 凛霞さんが現れました。
■伊都波 凛霞 >
『じゃあね!』『さよなら!』『また明日!』
色とりどりの別れの挨拶が交わされ、自分もまた笑顔で『うん、またね』と返す
廊下の窓から覗く街は茜色に染まり舞い散る粉雪はそ校舎の外の寒さを感じさせ
ああ、冬だなあ、なんて思うと共に、廊下を歩く生徒達の慌ただしさにどこか試験の季節の到来を感じる
凛霞は勉強が苦ではない
どこか時間を見つけて、図書室で目一杯やるかー、なんて思いつつ廊下を歩いていると
「(………あ、ヤな視線感じる)」
ちらりと後ろを振り返る
昇降口付近にタムロしている男子生徒数人が咄嗟に視線を逸した
こういうのはわかっちゃうモノである
───ここ最近は少なくなった気がしてたけど、完全にはなくならないもので
「…はぁ」
気にしていてもしょうがないので溜息を付きつつも前を向いて歩く
それでも、なんだかんだでやっぱり気が滅入るものだった
■伊都波 凛霞 >
『あらぬ噂』というわけでもないのだから、多少はね
そう思わないわけでもないけど
悪い噂ほど残りやすい、なんていうのは本当かなー、なんて
できればヘンな尾ひれがついていませんように
…なんてことを考えちゃうとつい足が止まって、聞き耳ぴくぴく
『なあ、あれだっけ?伊都波の姉ちゃんのほう』
『へぇ?あいつ姉貴いたんだ?全然話さないから知らなかった』
あれ、想像してたのと内容が違う…
どうも妹…悠薇の同学年?みたいだった
『なんか全然似てないな』
『妹の方は地味で全然パッとしねーのに』
ムムッ