2022/04/09 のログ
ご案内:「中庭」に伊都波 凛霞さんが現れました。
伊都波 凛霞 >  
「んっ、んん~~~…! っはぁ、…いい陽気~」

春の日差し差し込む学園の中庭

あんまりにもよいお天気だったから、今日は学友達とお昼ご飯を中庭でとって
そのまま、午後の講義の時間までをのんびりとベンチに座って過ごしているのだった

伊都波 凛霞 >  
吹き抜けるような春の風に身を晒して
ぐーっと両手を真上に組んで背伸びをすれば開放感に満たされる
伸びによって強調される何かに他の生徒の視線を集めている気がするが、当の本人はそんなことは全くの意識外
ヘンなところでの鈍さは新しい春の訪れの中でも変わらない

「ようやく暖かくなってきた感じ、お花見とかも行きたいな…」

春の暖かな陽気の下、感じられる心地良さはやっぱり格別である
公園なんかはきっと桜が咲き誇り、絶景に彩られているに違いない

辺りを見回せば、見たことのない顔もちらほらと
新しい生活の始まる季節、生徒達も先生達も新たな顔ぶれを見せていた

伊都波 凛霞 >  
のんびりと過ぎる時間
講義まではまだ時間があるし
まだぎこちない感じの新入生らしい子を遠くから眺めてほっこりしたり
風がさらってきた桜の花びらを見上げてきれーだなー、なんてありがちな感想を抱いたり
普段そこそこ忙しい身としては、なんだかこういったゆったりとした時間は貴重…かもしれない
お外でお昼食べよう、と誘ってくれた友人に感謝である

校内だったら手持ち無沙汰でついつい、時間があっても予習とかに費やしてしまうし

そんなことを考えながら、先程自分で口にしたお花見というワードについて考える
伊都波凛霞はこういったイベントが比較的好きである
新歓もかねて───
普段危険と隣合わせの風紀委員のみんなで平和な日常を
みんな忙しいだろうけど、声をかけてみるだけでもいいかな?とか…

伊都波 凛霞 >  
ぽかぽかとする陽気のなか、のんびりしているとつい、ウトウト

予鈴が鳴って、はっと意識をはっきりさせる

「とと…いけないいけない」

少しだけ慌てて、よく見たら肩や髪に桜の花びら
手にとって眺めて、くすりと笑う

うーん、春

心機一転、改めて頑張るにもよい季節
とりあえずは目の前の、次の時間の講義を頑張ってみよう

ご案内:「中庭」から伊都波 凛霞さんが去りました。