2022/04/23 のログ
■芥芽ある >
「わっぷ……」
なんか美少女が抱きついてきた。なにこれ天国ですか?
いいえ、現実です。待って、待ってポリスメン、私は無実です。
……こほん
とりあえず、わたしはれいせいにこのこをつれていくのだ
「……えーっと……」
それはそれとして。
ここは保健室
……保健室だよね?お菓子の国に紛れ込んだとかないよな?
一応、ベッドもいすもあるけれど……
というか、この状況でベッドは色々とまずい気がする
倫理的にとかじゃないよ?この子のこれまでの特性的に、そのままスヤァ…しそうな気がする!
「というわけで、椅子にしました」
誰にいってるの?
■紅李華 >
「謝謝、小姐姐~!」
かわいーおねーさんに、座らせてもらった!
やったー! これでとーぶんほきゅーができるー。
とーぶん! とーぶん!
「――あむ」
ぶどーとーは大事!
んんー! 糖がまわる~!
「んむぁー、ぅみゅふふー」
おねーさんにもおれいしなくちゃ!
なにがいいかなー?
やっぱりどーなつ?
おねーさんもまんまるだし、どーなつかな?
――椅子に座らされるなり、ガラスポットの中に手を突っ込んで、白いキューブを一掴み、鷲掴みにして口の中に放り込んだ。
なお、砂糖どころかブドウ糖のキューブである。
口の中がいっぱいのままもごもごと喋るが、同時にテーブルにあったドーナツを片手に一つずつ持って差し出すのだった。
■芥芽ある >
いったー!!!キューブを直でいったああああああああ!!
それ多分……いや、間違いなくストレートに糖分っていうか、そのままだよね???
流石にやばくな……
「あ、えーっと」
目の前にドーナッツが差し出された
可愛いわあ……うん、もらうもらう!
「ありがとうございます」
受け取って乾杯?ならぬ、ダブル頂きます、をしてパクっと。
うーん、おいしい……甘味ぃ……最高……
■紅李華 >
よかった、よろこんでもらえた!
「ん――んっ!
人家、叫、紅李華!
小姐姐――おねーさんは?」
ちゃんとお礼ができたら、じこしょーかい!
んんーでものどかわいちゃった。
じゅーすじゅーす~。
――口いっぱいに頬張ったブドウ糖を溶かし切って飲み込むと、両手を振りながら自己紹介を始めた。
途中でテーブル下の小さい冷蔵庫から、『いちごみるく 練乳入り』というラベルのペットボトルを取り出して一気飲みを始めたが。
見るからに糖分過多だが、見た目は細くて小さい李華だった。
■芥芽ある >
「ん、んん。
我 叫 芥芽ある。
我 是 常世老師」
自己紹介をされて、聞かれたなら、それはもう応えるしかない。
というわけで、まずはこちらも普通に紹介
……それにしても、食べるなあ
というか、糖分そのものを摂取しているけれどそういう体質なのかな?
それは……ちょっと羨ましいかも……
ああでも、それはそれで大変なのかな……
「それにしても、よく食べるねえ。
ふふ、甘いもの、好きなんです?」
■紅李華 >
「ある!
ある老師!
人家といっしょー!
ある、ある學姐!」
わあ、せんせーだった!
えっと、せんぱい? って言うんだっけ。
「嗯!
とーぶん、大事!
脳のえいよー!」
甘いのがないと、あたまはたらかない!
とーぶん、とってもだいじ。
「あのね、學姐、人家、きょう、はじめてのじゅぎょーだったのー!」
きっとあるはすっごいせんせーなんだろうなー。
「あのね、教える、すごいつかれた!
とーぶん、たりなかった。
人家、がんばったよ!」
ほめてくれるかなー?
――同じ教員だったことで大喜びして、身振り手振りで今日の事を話す。
瞳はきらきらと、褒めてもらえるのを期待するかのように輝いてるぞ。
■芥芽ある >
「お、おお……」
こ、こそばゆい!ああ、もう。お姉ちゃんって言われるのもそうだけど、こう、こう、なに?
こんな可愛い子に、こう、ねえ?ねえ?
やっぱりおもちk……落ち着け、私!
「ん……ああ、まあ……そう、そうね。
確かに、脳の栄養は大事ね。
って、ああ、そうなんだ。初授業だったのね!」
ああ、初々しいなあ……なんて、言えるような立場ではないけれど。
「がんばったんだ、えらいえらい!
どうだった?疲れた……のは、そうだろうけれど。
上手にできたかな?」
思わず聞いてみちゃう。
なお、自分の初授業のことは……あまり思い出したくない
■紅李華 >
「嗯!
んっと、いっぱいしつもん、された。
にほんご、むずかしー、たくさん考えたー!」
うまく話せたかわからないけど、わかってもらえたみたいだから、だいじょぶー?
「もっと、うまくお話し、したいなー」
お勉強、しないとかなー?
「ある學姐~、にほんご、じょーず?
人家、もっとにほんご、じょーず、なりたい!」
學姐、中国語も話してた!
きっと喋るの、すごくじょーずなひと!
――期待の眼差しだ!
■芥芽ある >
「まあ、それは……私は日本人だからで……
我是日本人。日語是我的母語。」
そりゃまあ、母語が日本語ならうまいもなにも、ねえ?
とは思うんだけど
「……」
う……こ、この目線は……明らかに!私に!何かを求めているっ
まあ、そうよねえ……言葉の壁って大きいよねえ……
異邦人言語学だの、日本語講座だのやってるとよくわかる……
「ん、んー……
你想学日語吗?
日本語、勉強したい?」
負けました。その瞳には勝てないわ……
まあ授業のついで、でもあるし
なんなら、見学に来てもらうだけでも違うかも?
「如果可以的话我可以告诉你一点。
ちょっとくらいなら、教えられる……かな。」
ちょっとでしゃばっただろうか。
「そういえば、どうして先生に?」
■紅李華 >
「嗯! したい!
いっぱいしたい!」
そしたらきっと、いっぱい仲良し出来るよね?
「真的!?
教えて! 教えて!」
やった、學姐に教えてもらえる!
ある學姐、やさしーなー。
「んと、『みぶんしょーめーとけんりほしょうのじょーけん』って言われた。
人家のけんきゅー、ぐんじきみつ。
んぅ?
えとー、人家、户口、なかったの」
うーん、むずかしい!
でもたくさんお話ししないと。
「學姐、ある老師は、どーして?
なんのせんせー?」
語学なのかなー?
■芥芽ある >
「おお……」
ああ、浄化される……可愛い……
なんですか、こんな可愛い生き物を教師として使うとか鬼ですか?
守護らねば……っ
「身分証明と権利保証の条件……」
うあ、聞かないほうがいい案件じゃないこれ
複雑な事情を持っているのね……うーん、これはますます守護る必要がありそうな……
といっても、こんな小娘にどうにかなるのだろうか。
できる範囲で……できる範囲でなんとかしよう
「私?
んー……私はー……教任何东西。
何でも教えてる、かな。あはは。」
なんでかわからないけれど、あっちこっちの穴埋めで走り回らされているのだ。
特定科目の先生、なんて夢のまた夢……
■紅李華 >
「什么都能做!?
すごい!
學姐、太棒了!」
わあ、ある學姐、すごい!
本人、しょくぶつと、おくすりしかわかんないのになー。
「清你和人家、交朋友!
ある、人家とともだち、なろ!」
學姐、やさしーし、すごいし、なかよししたい!
――きらきら瞳を輝かせながら、袖の余った両手を伸ばして握手を待っているぞ。
■芥芽ある >
「すごいかっていうと……うーん。
一応、教えてるってくらいだし、大したことはないんだけど。
メインの先生が忙しくてできないことの穴埋めがメインだしね。」
情けない話だけれど、要するに雑用、みたいなものだ。
気づけばあちら、気づけばこちら、とあちこちに飛ばされては御用聞き、ではないけれど。
なんかそんな感じの役回りをさせられている。労働基準法ー!!!
「植物と、おくすり、かあ……漢方とかやってる感じなのかな?」
なんとなくだけど、中華っぽいのと合わせ技で予想してみる
なんともまあ、大雑把な発想であるけれど。
「うっ」
可愛い子のきらきらな瞳がちょっとおとなになった私に眩しい!
やめて、その術は私に効く!!具体的には何でもいう事聞いてあげちゃいたくなるくらいに
……まあ、お友達、なら別に断る理由とかないんだけれど
「いいよ。ポンヨウ、だね!」
握手握手
■紅李華 >
「嗯!
漢方!
えとね、超常植物学と、生物学とー、よーごきょーいんなの」
ちゃんと本人のかもく?は覚えた!
あと医学と薬学もあったっけ?
「太好了!
朋友! 朋友!
嘻嘻~、ある學姐とともだち!
ともだちで、せんせい!」
――心底嬉しそうに両手で握手をして、両手を挙げて身振りで喜びを表している。
心なしか、頭に咲いたスモモの花も色艶がよさそうに見える。
■芥芽ある >
「へぇ……なんだ、李李も結構教えてるんじゃない。
すごいなあ。」
うんうん、とうなずく
話の感じからして、まだもう少し隠し玉も有りそそうだし。
お姉さん大感心
「うん、ともだちで、せんせい、だね。
まあでも、慌てることはないから先生、はゆっくりと、ね?」
ああ……尊い……
尊いって小tバ、便利だね。このこう、言い尽くせない気持ちを一言に端的に還元してくれる感じ……
尊い……
「じゃあまずは、飲茶でもしよっか?」
■紅李華 >
「飲茶!
する、する!
學姐と飲茶~!」
やたた!
はじめてのともだち!
ともだちと飲茶~!
「ある、拜托了っ!」
えへへ、これからたくさん、おしえてもらおー!
――李華はじめての友達が出来て大喜び。
全身で嬉しさを表して、ある先生に抱きついてしまうのでした。
■芥芽ある >
「わぷっ」
また抱きつかれた。幸せ……はっ?!
もしや、こういう感情表現の子??
お姉さん心配だわ……良くない人にやってしまって良くないことになってしまうかも……
いやいや考え過ぎ考え過ぎ……
いやでも……
「他にも、教えることありそうね。
まずはこう、生活というか、うん。」
私以外に不用意に抱きつくのはやめさせようかしら……などとちょっと邪悪なことを考えるのでした
ご案内:「第一教室棟 保健室」から紅李華さんが去りました。
ご案内:「第一教室棟 保健室」から芥芽あるさんが去りました。