2022/11/27 のログ
ご案内:「第一教室棟 ロビー」に火光雷鳥さんが現れました。
火光雷鳥 > 時刻は昼前。折角の休日なのに呼び出しを食らったので、さて何かやらかしたか?と。
恐る恐る登校して職員室に寄ったら、素敵な補習のお知らせだった…予想通りだよちくしょう!!!!

「うあ~~…やっぱり魔術方面の授業ってわっかんねぇぇ~~…これで補習何度目だよ。」

普通の授業はまぁ、程ほど。異能の講義も必死こいて付いてはいけている。
…が!魔術は本当に分からない。そもそも、全く魔術が使えない俺に必要なのか?
いや、まぁ知識があるに越した事は無いんだろうが…その知識の段階で頓挫しそうなんですが。

「…そりゃ、基礎くらいは何とか分かるが応用とかになると難易度跳ね上がるのがなぁ。
しかも、実技が自分で出来ねぇからハンデありまくりというか…。」

どうして俺に宿らなかった魔力…!!あ、はい生まれ付きらしいですごめんなさい、二度目のちくしょう!!!
そんな訳で、現在俺はロビーの端っこでぼっちオーラとマイナスオーラ全開で黄昏モードです…。

火光雷鳥 > あと、定期的に故郷の両親には生存報告…生存?まぁいいか。そんな報告を入れている僕ですが。

『あぁ?まーた補習?お前、俺と母さんの《―伏字―》から生まれたんならもっと気合入れろ!この玉無し!!』

と、クソ親父に酷い精神的罵倒を頂いたので大喧嘩になりました。うん、何時もの事だなこれ。
そもそも、人の異能を【紅蓮の支配王】とか無駄にハードル上げた命名したのはコイツのせいなんだが。
あと、周りに人が居なかったからいいものを、もうちょっと口には気を付けよう…俺が恥ずかしいんだわ。

「…母さんは母さんで相変わらずマイペースのほほんっつぅか…よく結婚出来たなうちの両親。」

いや、結婚してくれたから俺が産まれたんで感謝はしている。クソ親父はちょっと殴り合い必要だが。
ソファーは地味に良い素材を使っているから革張りっぽいのに結構ふっかふかだ。
ついつい、帰らないといけないのに中々こう、立ち上がる気になれないのが困りものなんだ…。

火光雷鳥 > しかし、気が付いたらもう11月も終わりな訳で…来月は年の瀬、そしてクリスマス…クリスマス!?

「…くっそ、バレンタインデーとかに続いてまたリア充の祭典が訪れるのか…!!」

思わずぎりっと歯軋りをして拳を握り締める。俺の異能で爆破とか出来たらカップル爆破したい。したい。
一応、女友達とか知人は何人か居るんだけど、彼女?なんて幻想は俺には居ないんだ…居ないんだ…。

「大体、何なの?この島。全員がそうって訳じゃねぇけど…男はイケメン、女は美少女or美女が多くない!?
…あ、一部ショタとか幼女も居るけど、まぁ大体顔は良いよなうん…。」

あくまで独断と偏見?に基づく俺の感想であって、一般論では無いから要注意だ!!
いや、でも知り合い思い出してもみんな顔面偏差値高いんだけど…一部はスタイルも良いし。

「くっそ、俺みたいな凡人顔には厳しい世界だ…いや、凡人望む所なんだけど、もうちょっと、こう…!」

あ、でも赤毛で赤目だから少しは目立つか……いや嬉しくねぇええええ!!!
と、勝手に一人で盛り上がってロビーの片隅のソファーで悶えてる俺ってキモいねうん…。

火光雷鳥 > と、いうより来月の定期報告(家族向け)で、絶対にクソ親父から煽られるのが目に見えている。
…帰省したら本格的に白黒付けないといけないようだな、あの野郎は…!!

「まぁ、クソ親父の事は置いておくとして…クリスマス…リア充…爆破…補修……ぬ~~ん…。」

ソファーの背凭れに寄り掛かって天井を仰いだ。悩みが尽きない…これが青春か…青春か?
魔術の講義の補習もだけど、異能に関しても相変わらず制御方面に課題が多い。
クソ雑魚発火能力者だけど、まぁ俺にもプライド?意地?はあるので、我武者羅にやってるが。

「…ま、頭で考えるより体に叩き込まれた方が覚えが早いタイプかもしれんしなぁ、俺。」

実践派というやつだろうか?魔術に関しては、そもそも使えないので実践も何も無いんだが。
これが、魔導具の扱いとかだったら、師匠からも感心されたりと筋は良いらしい。

(いや、自力で魔術は使えない俺だから、魔導具で間接的に魔術を!が、妥当だし唯一の方法なんだけどね…。)

そっちに関しては、何と言うか我ながら慣れが早い…と、思う、うん、自画自賛じゃねぇといいな…。

ご案内:「第一教室棟 ロビー」にセレネさんが現れました。
火光雷鳥 > 「そういえば、クリスマスといえば…ラピス先生が去年は保健室でサンタ?コスしてお茶会?してたな…。」

あれは衝撃的だった。いや、コスプレは似合ってましたけども!!
俺もトナカイのコスプレくらいはするべきだっただろうか?いや、してどうすんねん!!
ところで、女子のサンタコスっていいよね…露出あると尚良いけど、少なめでも味があると思います。

「あ、いかん色々考える事が多過ぎて現実逃避しそうになってたわ…しかし、補習かぁ…。」

実技でペナルティーが半ば確定している分、どうしても座学方面で何とかしないといけない。
繰り返すようだが、基礎は出来ているのだ…ただ、応用になると途端にこんがらがる。

(基礎魔術理論…は、いーんだけどなぁ。応用魔術理論とか、精霊学とか、元素魔術学とかそっちになるとサッパリだわ…。)

何か、最後まで魔術方面は落第生コースで卒業を迎えそうな気がしないでもない。
いや、でも俺がこの島に来たのって、むしろ異能の制御を学ぶのが最優先だったしなぁ…。

何せ、自分の故郷の地方都市が、なーぜか、異能持ちや魔術使いが極端に少ない地域だったのだ。
俺が、そっち方面の知識とか全然だったのはそういう土地柄というのも少しはあったり無かったり。

しかし、何時までソファーでぐだっているんだろうか俺は。でもこのソファーの吸引力がやばい。やばい。