2020/06/14 のログ
劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「そ、それはどうでもいいとしてぇ!
別に圧縮しててもいいよ?
なんかね、インターネットでみたけど私ぐらい大きい鮫のぬいぐるみがあるって聞いてるの!
あれ欲しい!」

そういうのない?と。
黄色い物体もいいが、そっちがあればそっちを買う、と。

葉山翔一 > 「全然よくないんだが?貧血になったら俺がやばいだろ。
そうか、なら一個はあるな。
……あぁ、あれか。今は持ってきてないがあるにはあるぞ」

絶賛部屋で不良在庫状態のベッドの占拠者たちを思い浮かべれ苦い顔であると告げ。
今持っているぬいぐるみも見せておこうと圧縮袋を開ければ中身は膨らみ、どう見ても手足が生えたバナナというぬいぐるみになってしまう。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「そんなに飲まないもーん。
ちゃんと餌が死なないように気を付けてはいるもーん」

餌呼ばわり。

「え、ほんと!?
じゃあ今度それ持ってきて!
ちゃんとお金払うから!
この……バナナ?これはこれで買うけど!」

葉山翔一 > 「……今本音が出ただろ?」

餌呼ばわりには流石に笑顔が引きつり。
食ってやればよかったとぼそりと。

「人気だって仕入れたんだが売れなくてな……結構あるぞ。
それは別にいいがいくつ欲しいんだ?
両方買ってくれるのは有り難いんだが金は大丈夫なのか?」

買ってくれるならと大きめの袋を取り出しバナナ?のぬいぐるみを詰めて差し出し。
高いぞと言いつつ少女の小遣いの心配をする。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「………」

またそっぽを向く。
ひきつった笑顔などみとぅない。

「事前にお値段を言っててくれれば用意できるよ?
しっての通り、ごはんにお金はあんまりかからないもの!」

どやっ、とない胸を張るが。
まぁ人よりはかからないだろう。

葉山翔一 > 「何か言ってみろ?な??」

笑ったままではあるがその笑みはどちらかと言えば怖くなり。
素直に吐けという気配を滲ませて。

「それなら大丈夫か。在庫の鮫達はな、伝えてたのに払えないって言われた悲しい連中なんだ。
鮫のぬいぐるみは運ぶ手間もあるから6000円だ。
そのバナナは3000円でいいぞ」

食事代がかからない意味をそう言う事かと呆れた目で見つめ。

「ぺったんこだな」

と、ついそんな事をさらっと告げてしまう。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「……ごはんと餌は同じ意味だし」

ぼそり、と呟いた。
反省してません。

「バナナ3000円……。
じゃあめんどうだし一万でいいよ。
……ちょうど今一万あるし」

財布を取り出し、一万円を出す。
鮫は先払いだ。
ついでに、ぺったんこといった彼の腹を殴りつつ。

葉山翔一 > 「……よし、よく言った。なら食われる覚悟もあるな?」

全く反省をしていない様子に冗談交じりにそんな事を告げて。

「先払いは気前が良いな。そんじゃ用意しとくから次に見かけたら渡すよ。
えっと釣りは……」

気前よく先払いをされると満面の営業スマイル、きっちりと用意しておくことを告げ。
釣りを取り出そうとした瞬間に腹を殴られて、その痛みに悶えて。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 悶えている彼にべーっと舌を出す。

「食べられる趣味なんてないもん!
エッチなこと言ってるとまたがぶっとするよ!」

がぅっ、と牙を出して威嚇。
こっちが捕食者だ!のポーズ。

葉山翔一 > 「この野郎……」

完全な不意打ちに腹をさえて唸り睨みつけ。

「食われる覚悟がないなら食おうとすんな。
それは吸わせたらまたキスしていいって事か?」

威嚇を見ても何のそのと恐れる事はなく。
その覚悟はあるのかと首筋を見せて挑発して。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「………」

捕食者のポーズのまま固まる。
どう返答すればいいか迷いにまよい。

「……キ、キスは恋人とするものなんだから!
好きでもない人とするのは不純なのよ!!」

うぶな回答。

葉山翔一 > どうするんだと首筋を見せたままに意地悪く笑っての挑発。
ただ前回に凝りているので視線は微妙にずらしておくのがみそであり。
固まったままの少女の返事を楽しそ言うに待って。

「なら既にした俺たちは恋人になったりするのか?
というかな……いきなり血を吸ってくる方があれだと思うのは俺だけか?」

あまりな初心な回答に揶揄う様にそんな事を返し。
今度は不意打ちを食らわないように警戒も忘れずに。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「なーらーなーいー!」
それに、私は血を吸わないと死んじゃうんだから仕方ないじゃない!
いきなり人に近づいて『血を吸わせて』っていってもおまわりさん呼ばれるか変なことされるかの二択なんだから!」

どうやらそういう経験があるらしい。
多分最初の頃は言ったのだろうが、追われたりなんだりしたのだろう。

葉山翔一 > 「まあ、そうだよな。悪い悪い。
つまりシャオリンはそう言う種族って訳か…なるほどな。
まあ……俺でもいきなり言われたら変な奴って思いはするが…うん」

吸われたのでキスは代価だからノーカンと言う考えなので悪びれず。
大変だなと言うように何度も頷き。

「でもあれだ、死んでないって事は血を吸えてるって事なんだよな」

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「いちおう、ルームメイトに血を貰って凌いでるから。
ただ、毎日貰う訳にもいかないから輸血パックとかも買ってるけど。
……」

そんなことを言っていれば、おなかが減ったことを思い出す。
キュルル、と小さくお腹を鳴らす。
美味しそうなのが目の前にいるのに我慢しなくちゃいけない。

葉山翔一 > 「なるほどな。ちゃんと話して貰えてる訳か…。
輸血パックは流石にたまにしか扱ってないな……」

時折に流れてくる日持ちしない商品を思い出しては渋い顔。
そんな時に聞こえるのは空腹を訴える音で。

「…この前に言った条件なら吸ってもいいがどうする?」

覚えているだろうと商売人としての顔で問いかけ。
椅子に座って吸いやすい高さにすれば後の決断は任せて。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「……変な血だと、吐いたりしちゃうから変なところからは買わないけど」

ちゃんと正規の病院から買い付けている。
なぜ病院で買えるかはともかくとして。

「……えっと、いくら、だっけ?」

この前の条件、と言われてさていくらだっただろうかと。
あるぇ、お金で売ってくれるんだよね?それ以外で支払うことなんてできないよねー?

葉山翔一 > 「それは腐ってるからじゃないのか?」

血の保存は案外面倒で直ぐに駄目になるのはいつの間にか知った知識。
そう言えばどこでそんなものを買うのか気にはなるが問わず。

「キスさせろだ…本当に忘れてるみたいな」

そんなに衝撃的だったかとまた揶揄うような目。
血の金額などそもそもにつけにくく、それなら物々にしようという適当さ。
さて…どうするだろうかと見詰めて。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「わかんないけどー。
以前怪しい業者の輸血パックをかったらお腹痛めた」

それ以降、輸血パックはちゃんとしたところで買っているらしい。
あるいは直接接種だが。

「……。
……ほ、ほんとに……それだけ?」

キスだけで血を吸えるのか。
目の前の高級料理がキスだけで食べられると考えれば安いのかもしれない。
なんせ実質無料。

葉山翔一 > 「俺が言うのもなんだが……そういう物は変な所で買うなよ?」

よりによってかと思わず顔に手を当てる。
こういう商売をしているからには怪しい業者と聞くと嫌な予感しかなく。

「シャオリンがそれ以上払ってくれるなら別だぞ。
けどな、自分で言った代金の変更はしないのはポリシーだ」

この前もそれ以上しなかっただろうと思い出させるように告げて。
二級生徒のろくでなしではあるがそこは守る一線だというように。

劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「もう思い知ったから絶対買わない……」

一回学習したら二度は繰り返さない。
一回目でお陀仏したら運が悪かったが。

「……。
…………、えと、じゃあ……ここだとまずいから、場所だけ、かえる……。
そ、それ以上はしないから!」

葉山翔一 > 「それがいいな。それで懲りずに買ってるなら…流石に」

アホだぞとは言えず、腹痛でよかったなと同情の視線。
自分も仕入れる時は気を付けようと硬く誓い。

「判ってる判ってる。払う気になったらでいいぞ。
そんじゃ場所は任せる」

そう言えば何処にでも連れて行けと。

ご案内:「第二教室棟 教室」から劉 月玲(リウ・ユェリン)さんが去りました。
ご案内:「第二教室棟 教室」から葉山翔一さんが去りました。