2020/09/08 のログ
ご案内:「第二教室棟 食堂」にフィアドラさんが現れました。
■フィアドラ > 食堂、ここは食堂という場所です。
この時間の食堂は凄く人がたくさんいて人の流れに流されてしまいそうになります。
それでも何とか頑張って今日も辿り着きました。
「『ケンバイキ』…。」
『ケンバイキ』をポチっと押せば色んなご飯と交換できる素敵な紙がもらえるのです。
でも……大変なのはここからで……。
「どれにしましょう…?」
私が元居た沼地では見たこともない、聞いたことない料理ばっかりずらっと並んでいます。
ここで私は一番迷ってしまうのです。
ご案内:「第二教室棟 食堂」に阿須賀 冬織さんが現れました。
■フィアドラ > 前食べて美味しかったものを食べてもいいんですけど……。
せっかくなので食べたことのない物を沢山食べてみたいのです!
ポチっポチっと画面を進めていきます。
オムライス、ハンバーグ、ハヤシライス、カレーライス。
食べたことがあるメニューが画面を流れていきます。
「あっこれリンゴみたいな色してます!」
目に入ったのは『マーボードーフ』という食べ物。
白いご飯とスープもついてるそうです。
「えーと辛さ……甘口、中辛、辛口、激辛…鬼辛…ドラゴン…。」
私はおばあちゃんがドラゴンで混ざっているのでドラゴンのボタンを押します!
■阿須賀 冬織 > いつもは自炊だがたまには食堂を利用することもある。
今日は食堂かな、なんて券売機に向かうと先客がいた。どうやら悩んでいる模様。
どうしようかなと思っていると、独り言が聞こえた。
……リンゴみたいな色ってどんな選び方だよ。
気になって後ろからちょっと覗いてみると画面には麻婆豆腐が。
しかも彼女はドラゴンのボタンを押した。……ぜってえ辛いぞそれ。
「おっおい……それ、大丈夫か……? 多分めちゃくちゃ辛いけど。」
思わず声をかけた。
■フィアドラ > 「えっと……わかりません!」
『マーボードウフ』は食べたことないので分からないのです。
あんまり辛いものっていうのも食べたことないので分かりません!
「でも…私ドラゴンみたいなものだから大丈夫です!!」
そう、ヒュドラもドラゴンもドラってついてるので同じです。
だから多分大丈夫なのです!
■阿須賀 冬織 > 「ええ……。」
元気よく返された返事は、しかしわからないときた。
「あ……うん。そうだけど……そうじゃない……。」
まあ確かになんかドラゴンって火とか吹くイメージあるし、辛さにも強そうではある。
てかまあそういうイメージから辛さの名前がドラゴンになってるのだろうが。
……なんでこれだけ名前の法則が違うのだろうか、何を考えてるんだこの食堂。
「んまあ、大丈夫ならいいんだけど……。
えーっと、決まったなら俺も使って大丈夫か……?」
本人が大丈夫というから大丈夫なんだろう多分。
とりあえず本来の目的を果たそうと使っていいかなとたずねる。
■フィアドラ > 「そうじゃないんですか?そうなんですか?難しいです…。」
人間さんの使う言葉は難しいです……。
そうなんでしょうか?そうじゃないんでしょうか?そうなんです?
「あっ!どうぞ人間さん!」
紙をとってそこからどきます。
……この人間さんは何を食べるのでしょうか?
気になるので後ろから覗いて見てみます。
■阿須賀 冬織 > 人間さん……。呼び方と言い、どこか不慣れな様子と言い最近来た異邦人なのだろうか……。
っと、考える前にとりあえず昼飯買わないと。
「さんきゅ。……んー、作りにくいものでなんかよさそうなの……。これでいいか。
……んあ、券渡しに行かなくていいのか?」
折角だし普段だと作らないものがいいよなーなんて思いながらメニューを眺めて、天ぷらうどんを選択する。
食券を手に取って振り向くと彼女がこちらを見ていた。もしかして使い方わかってないのかな、なんて思いながら聞いてみる。
■フィアドラ > 「知ってますよ!でも…あの人間さんはどういうものを食べてるのかなって思って…。
『テンプラウドン』…なんか!なんか!すごいです!!」
流石は人間さんといったチョイスです。
白いなんかの上に緑のやつとか黄色っぽいやつとかが載っててすごいです!
あと名前もなんだか強そう…。
「……これでお願いします!!」
紙を渡すと料理の人がざわざわし始めます。
『大丈夫か?いや、だがあの角…尻尾…いけるか。』
…みたいな声が聞こえてきます。
それからちょっとして……
『麻婆豆腐定食!ドラゴン辛!どうぞ!!』
受け取ったトレーを手に持って空いてる席を探します……。
■阿須賀 冬織 > 「……なんかそのイントネーションだと恐竜みたいになるんだけど。」
プテラノドンの仲間かな。……他にも色々と突っ込みたいけどまあなんか楽しそうだしその気も失せた。
彼女が食券を渡すと厨房がざわついた。……ざわつくような料理メニューに載せんなよ!!
「えっと、天ぷらうどんください。……なんですかそれ? ……いや別に彼女とは違うので普通でいいです。」
彼女に続いて食券を差し出すと、マンドラコラ級じゃなくていいかと聞かれた。どうやらワサビがたっぷり乗っているらしい。
…ナニソレ。あまりの辛さに叫ぶってことなのか? どうなってるんだこの食堂は!
努めて隣の彼女が待つソレを見ないようにしながら自分のものを受け取り席を探す。
……やっぱり反応気になるから彼女の近くに座ろうかな。
■フィアドラ > 端っこの方で空いてる席がありました。
横にももう一個空いてる席があります!
「人間さん!!ここ空いてますよ!!」
席を探してる人間さんに声を掛けます。
この食堂にいる人間さんが皆、振り向きましたが気にしません!
「楽しみですね!」
真っ赤を超えた真っ赤な色の『マーボードーフ』は沼みたいにボコボコ鳴っていて赤い蒸気が出ています。
凄いです!!すごそうです!!
「いただきます。」
手を合わせていただきます。
■阿須賀 冬織 > 「あっ、ああ……そうだな。」
彼女の横に座ってソレを眺める。……コレは本当に食べ物なのだろうか?思わず凝視してしまう。
赤としか言いようがない物体を俺は食べ物だと認めることができなかった。
……食べ終わったらおしるこコーラでも飲もう。見てるだけで辛い。なんなら痛い。
なんだか彼女は楽しそうにしているが……正直俺の顔は引きつってると思う。
「いっ、いただきます。」
彼女がいただきますと呟いたのを聞いて、そうだ自分の分も食べないとと慌てて手を合わせる。
……本当にアレ食べられるのだろうか。
■フィアドラ > スプーンでその赤い沼のようなそれをひとすくい。
口に運べば…。
「ピリッてしておいしい!」
数えきれないくらいの色々な辛さがそれぞれ皆で辛さを高め合うために口の中で協力しています!
まるで口を閉じたままで炎を吐いた時みたいに口の中に広がる熱さとからさ!
ドラゴン級って感じのおいしさです!!
「『マーボードウフ』っておいしいですね!私好きになっちゃいました!」
熱くて辛くて痛いけど…とても、おいしいです!
「人間さんは『マーボードウフ』好きですか?」
■阿須賀 冬織 > うどんを啜る。うん、麺のコシも出汁の味もしっかりしている。
天ぷらを齧ればサクサクとした触感とプリプリとしたエビの味が口に広がる。
さて、隣の方はどうなのだろうか……。と思えばおいしいという声が聞こえた。
「……マジかよ。」
え、マジっすか? 思わず食べる手を止める。周りも少しざわざわしている気がする。
……横を見てみるが嘘ではなさそうだ。はえー、ドラゴンって辛いの強いのかあ。
「え? ああ、うん。まあ好きだけど。」
突然とんできた質問にそう返す。
まあ麻婆豆腐は普通に好きだ。程よい辛さは食欲をかき立てる。どんぶりにするのもおいしい。
「……あと、人間で間違ってねえけど俺には阿須賀冬織って名前があるから、できればそっちで呼んで欲しいかな。」
このまま人間さんと呼ばれるのもなんか違和感があるので一応名前を伝えておく。
■フィアドラ > 「ねー。おいしいですよね!」
『マーボードーフ』が好きな仲間です!
やっぱり人間さんも『マーボードーフ』が好きなのです。
「分かりました!阿須賀冬織!私はフィアドラっていいます!よろしくおねがいしますね阿須賀冬織!」
名前を教えてもらったので名前で呼びます。
人間さんは苗字と名前が分かれてる人が多いのですが分け方が難しいのです…。
「はい!阿須賀冬織!おいしいのこれで一口あげます!」
阿須賀冬織は『マーボードウフ』が好きな仲間なので一口食べてもいいよと勧めます。
「あっ!スプーンがないですね?」
……スプーンでなければこれは食べにくいのです…。
少し考えてから……。
「はいどうぞ!」
自分のスプーンですくって食べるように勧めてあげます!
■阿須賀 冬織 > 今なんて言ったと聞きたかったが、残念ながら難聴系主人公ではないので綺麗に聞こえている。
あげる……何を? えっ、このマーボードウフとかいう麻婆豆腐のようなナニカを……?
どうやら彼女の中でくれるのは既定路線らしい。スプーンの心配をし、あろうことか自分のスプーンを差し出してきた。
……ここまで言われて断るというのはちょっとあれだった。あと正直彼女が平気なのを見て少し舐めていたのもある。
これは別にそういうことじゃないからと心の中で想い人に謝りながら、周りを見渡し知り合いがいないことを確認して……
パクっと、差し出されたスプーンの中のソレを食べた。
……
■阿須賀 冬織 > 「ってえええええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?????」
■阿須賀 冬織 > イタイイタイイタイイタイ
痛い~~~~~~!!!!
魂の叫びが食堂に響き渡った。水を飲もうとすら思わない。
辛いのではない、痛いのだ。これは毒だ。学園を転覆させようとしている組織が製造した劇物に違いない。
……数分して、ようやく落ち着いた。うどんの出汁を一口飲む。
ああ、うどんってこんなに甘かったのかぁ。
「……えっと、叫んでごめん。ちょっと、人間の俺にはこれきつかった……。」
流石にこれを美味しいというのはどう取り繕っても無理だった。
■フィアドラ > 「だ、大丈夫ですか!!??」
一口食べた阿須賀冬織が叫んでます。
やっぱり、ドラゴン級は人間さんには無理なのかもしれません…。
「ご、ごめんなさい……。
『マーボードウフ』好きって言ってたから喜んでもらえるかなって……。」
結果は大失敗。
やっぱり、人間さんと私とでは色々と違うのです。
「阿須賀冬織……本当にごめんなさい…。
……あの……死んじゃったりしません??」
そう、人間さんは脆い生き物なのです……。
■阿須賀 冬織 > 「……ダイジョブ。」
某ゲームなら瀕死のような気がしなくもないが死んではいない。
「ん゛んっ……。っと、いやまあその、謝んなくていいから。
食べるって決めたのは俺だし、別に悪意あったわけじゃねーんだろ。……ゴホッ」
彼女があまりにも大丈夫そうだったのでちょっとなめていた。
だからまあ自分の問題だし別に謝る必要はないと思っている。
……それはそうとして咳き込んでしまうのは仕方がない。
「……あと、苗字が阿須賀で名前が冬織な。ごめん、そういった文化ねえのかな。どっちで呼ぶかは任せる。」
余裕が出てきて、彼女が名前と苗字をつなげて呼んでいることに気が付く。
確かに異邦人ならそういった文化がなくても不思議ではないか。
「……おまえもうどん食べるか? 口に合うかはわかんねーけど。」
一応善意で食べさせてもらった以上こちらからお返ししないというのももやもやするので聞いてみる。
■フィアドラ > 「良かった……生きてるんですね…。」
少し安心します。
少し、咳をしてるけどホントに大丈夫なんでしょうか?
「分かりました!冬織!私のところは苗字なかったので私も苗字欲しいなあって思ってます!」
どうやって苗字つくのかは分からないですけど。
「良いんですか?じゃあ少し…。」
辛さが移らないようにスプーンを拭いてから……
スプーンで『テンプラウドン』の白いやつを掬おうと……
掬おうと……何回挑戦してもちゅるんと滑ってスプーンの上から逃げていくのです!!
この白い!!この白いのが!!
■阿須賀 冬織 > 「おう。ピンピンではないけど生きてるぞ。」
「苗字……うーん、ない奴が申請とかできんのか……? てかするにしてもどこだろ……。」
そもそもこの島で申請できるのものなのかどうかわからないのでちょっと答えられなかった。
……結婚すれば多分いけるけど、流石に初対面の女子にそれを言うのはちょっとどうかと思った。
「あっはは。まあ慣れてないと掴みにくいわな。…ちょっと待ってろ。」
麺と格闘する彼女を見て笑いながら、そう告げて席を立ち小鉢をもらってくる。
そこに、うどんと汁、それとえび天を箸で割って盛り付ければプチうどんの完成だ。
「ほら、これならまあ最悪かき込めるだろ。汁こぼさないように気を付けろよ。」
そういって彼女に差し出す。これなら最悪つかめなくてもいけるはず。