2020/09/09 のログ
■フィアドラ > 「分からないですよね。先生に聞いても困ってました。」
苗字のもらい方は先生であっても分からないのです…。
難しいのかもしれません…。
「わあ!すごいです!ちっちゃい『テンプラウドン』ですよ!」
凄いです!!
やっぱり人間さんのこういうところって凄いです!
「おいしいですね!『テンプラウドン』!!
人間さんの料理って感じの味で私好きです!」
『マーボードウフ』はあれなのです。
ドラゴンが作る感じの味なのです。凄い『うおー』って感じのおいしさで…。
こっちは人間さんの『つくったよー』って感じのおいしさなのです!
■阿須賀 冬織 > 「口に合ったならよかった。まあ、あれ食えてこれも行けるなら大体のものは問題なさそうだよな。」
自分も冷めないうちに残っている分をさっさと食べてしまう。
それにしても、常に楽しそうである。なんだか近くにいるだけで元気を分けてもらってるような気分になる。
「ふーん。ってことはドラゴンみたいな味の料理もあるってことなのか?」
ごちそうさまでした。と手を合わせてから、気になったので聞いてみる。
■フィアドラ > 「私、今まで食べた人間さんの食べ物全部好きですよ!」
もともと全然、好き嫌いはないのです!
でも、人間さんの食べ物は全部好き!!
「はい!ちょうどコレです!!
この全力で辛くしたよ!って感じすごくドラゴンです!
それか、なにもつけない丸焼きとかが住んでた沼では多かったですよ。」
殆ど食べ終わった『マーボードーフ』を指さしながら話します。
「ごちそうさまでした。」
『マーボードーフ』も『テンプラウドン』もご飯もスープも全部食べてお腹いっぱいです。
■阿須賀 冬織 > 「うげっ。フィアドラの世界のドラゴンな料理ってそういうのなのか……。
それだとちょっと食べるのはきつそうだなあ。」
どうやら辛さマシマシが彼女の世界のドラゴン流らしい。
折角だしおいしそうな物あったら教えてもらおうかと思ったのだがダメそうだ。
…もしかしてこの食堂やってる人に同郷がいたりするのだろうか……?
「んじゃまあ飯も食ったし俺は教室に戻るわ。多分様子見た感じ来たばっかだから一年だろ?
合うことあるかもしれねーし、まっその時わかんねーことあったら頼ってくれよ。」
微妙にこの世界についての知識が足りなさそうだから一年かなとあたりを付けて聞いてみる。
それから、またなーと言って食器を片付けて教室へと戻るだろう。
■フィアドラ > 「辛くないのもありますよ!全部強いですけど。」
そう、ドラゴンの料理は大抵強いのです。
舌が強いので弱い味では満足できずに強くなりがちなのだとおもいます。
「冬織 も一年生なんですか?一緒ですね!!
はい!じゃあまた会いましょう!バイバイ冬織!!」
そういって去っていく冬織に手を振って別れを告げて…。
『まさか……あの麻婆豆腐が破られるとは……我らの眼に狂いはなかったという事か…。』
そんな会話を聞きながら私も食器を戻しに行くのでした。
ご案内:「第二教室棟 食堂」からフィアドラさんが去りました。
ご案内:「第二教室棟 食堂」から阿須賀 冬織さんが去りました。
ご案内:「第二教室棟 教室」に絵描きさんさんが現れました。
■絵描きさん > 「時間になったね。授業を始めようか。」
お昼。
先生のおにーさんは教室に立つと、優し気に微笑んで授業の開始を告げる。
「今日は『現代生活と魔法』の第二回目の授業だよ。
さて、ちゃんと宿題やってきたかい。レポートは授業開始前までに、ボクのレポートボックスに提出だ。
まだやってない子は今日の23時まで待ってあげる。」
■絵描きさん > 「さて、暑い中皆ご苦労様だね。疲れていないかい?
特にこの時間じゃあ、暑くて暑くてしょうがないって思う。」
残暑が厳しいお昼は、生徒のみんなも暑くてくたくたのようだ。
「ボクも暑いのは、あまり好きじゃあないな…」
■絵描きさん > 「………ってことで。はい、暑い中わざわざ来てくれた君たちに、
ちょっとしたプレゼントだ。飲んで良いよ。」
生徒が座っている机に、狙ったように正確に、
純粋な透明のガラス製のコップが現れる。そしてその中に透き通った水が入り、
氷が2つ浮かぶ。
冷たい水のプレゼント。
■絵描きさん > 「さて、今ボクがやった水を作り出す魔法………この魔法は凄く一般的なものだ。」
「水を作り出す魔法を見たことがないって人は、この島でも珍しいと思うんだよね。
どうかな?水を作り出す魔法を見たことがないって子、いるかい?」
ご案内:「第二教室棟 教室」に絵描きさんさんが現れました。
■絵描きさん > 「………おっと。今ボクが目の前でやってみせたんだから、
もう、見たことがないって言うのはナシだよ?」
おにーさんはちょっとばかりからかったように笑って見せる。
「まぁ、多くの魔法を見たことがある子なら、大体知っている………それが水を作り出す魔法だ。」
■絵描きさん > 「そして、その水は飲むことも出来る。水と生活は密接に関係しているからね。」
■絵描きさん > 「………ところで、君たちの中で純粋な水を作る魔法を見たことがある人は全員だと思うけど。」
「コーラや紅茶、スポーツドリンク、乳酸飲料、果物ジュースとか………そんな所謂美味しいジュースを作り出す魔法を見たことがある人って、どれくらい、いるかな?」
おにーさんは優し気に語り掛ける。
しいん………と生徒たちが静まり返る。
■絵描きさん > おにーさんはその沈黙した空気を予想していたように続ける。
「そう。」
「水を作る魔法はあっても、例えばコーラを作る魔法って………ないよね。」
■絵描きさん > 「いや、厳密には………水を作る魔法に比べると、あまりにも一般的ではない。
と言うのが正しいか。
実のところは、やろうと思えば、出来ない事はない。」
■絵描きさん > 「だけど、それを実際にやる人はほとんどいない。
もし………魔法で好きな飲み物をいつでもどこでも、
つくる事が出来たなら、凄く便利だし嬉しいと思わないかい?」
■絵描きさん > 「でも、それは殆ど実行されることはないんだ。………なんでだろうね?
さぁ、そういう事で今日のレポート課題だ。」
ちゃんとメモするように、とばかりに。
黒板に赤いチョークを浮かせて書き出す。
「問1 どうして好きな飲み物を生み出す魔法は一般化されていないのか。
問2 もしその魔法が一般化されたら、生活はどのように変化するか。
それぞれを考察してくること。ああ、自分の考えでも誰かと相談しても良いよ。
でも人のを写すのはダメだ。」
■絵描きさん > 「ボクのレポートボックスに次回の授業までに提出する事。」
幾つか課題の注意を述べてから。
「答え合わせは、次回の授業にしよう。
君たちの考えを楽しみにしているよ。」
■絵描きさん > 「さて。何もなければ授業は終わるけど、何か質問はあるかい。」
簡単に話し終わり、おにーさんは授業時間後の質問を取ろうとしている。
■絵描きさん > 5分ほど静まり返り続けて………。
「なさそうだね。それじゃあ、次回の授業までにやっておいてね。」
おにーさんはそういって教室を後にした。
ご案内:「第二教室棟 教室」から絵描きさんさんが去りました。