2020/11/23 のログ
ご案内:「第二教室棟 ロビー」に藤巳陽菜さんが現れました。
■藤巳陽菜 > 寒くなるとどうにも活動が億劫になる。
この身体の所為だけではないがこのラミアの肉体に責任を求めたくなるのは仕方ない。
冷たい地面に触れる面積が二本足と比べて圧倒的に広くしかも布や毛に覆われていない…
極めつけに変温動物に近い性質があり体温が上がりにくいという事でかなり寒さに弱い。
冬眠するラミアもいるらしいが幸いにも或いは不幸にも陽菜は眠らずに冬を越せるタイプで
それ故に、この時期の寒さに対する対策はかなり重要になってくる。
例えば陽菜が履いているこのラミア用のタイツ。
これは陽菜が他のラミア達と共同で現在試作している物、魔術も活用して高い保温性を保っているが一つ致命的な欠点がある……。
「……いたっ!」
凄まじく滑りやすいのだ。
破れる事を抑えるために摩擦を抑えた素材にした事が仇となりかなり滑りやすい。
慣れてないラミアが身に着ければ一歩も歩くことが出来ないだろう。
ため息をつきながら起き上がると壁際の手すりに捕まり立ち上がり手すりを持って椅子の方へと進んでいく。
■藤巳陽菜 > 「……これ絶対ここで試す必要なかったわよね。」
様々な状況での使用を考えての試用。
校舎を利用する機会はこの島の住民であれば当然多いなので校舎でテストするのは自然ではあるけども……
わざわざロビーでやる必要は無かった、間違いなくなかった。
椅子に腰を降ろしてタイツを脱ぐ。
……尻尾の先のタイツを持ってくるくると引っ張れば長いそれも簡単に脱げる。
「……結構、脱ぎやすい……と。」
紙に何やら書きこんでいく。