2021/01/27 のログ
ご案内:「第二教室棟 屋上」に雨見風菜さんが現れました。
雨見風菜 > 「はー……」

教室棟の屋上でまったりしている雨見風菜。
平和を満喫しているようだが、その平和は一部地域が除外されていることは痛感している。

「落第街だから仕方ない、のでしょうか」

考えるのはバイト先のこと。
落第街に構える喫茶店である以上、昨今の激しい取締に営業を見合わせる判断は無理もない。
今のところは警戒にとどまっているが、取締範囲が近づいてこないとも限らない。

雨見風菜 > 「多分神代先輩ですよね。
 一角を更地にするなんて、なにか大事をしでかした違反部活でもあるのでしょうか」

伊都波凛霞が襲撃され、大怪我を負って入院したことは知る由もない。
そしてその運悪くその腹いせに更地にされたなどとも知らない。
大事は大事ではあるのだが。

雨見風菜 > 「デイドリームの辺りが取り締まられないとは限りませんし。
 困ったものですねえ……」

立地は落第街の中で比較的治安のいい場所。
とはいえ落第街に変わりない。
ましてウェイトレスの合意をとった上とはいえセクハラさせているのだ。
摘発されない保証がない。

雨見風菜 > 「神頼みでもすべきでしょうか……」

水筒のコーヒーを一啜り。
傍から見ればいつの間にか持っていたという認識になるだろう。
実際は風菜の魔術『物体収納』で収納していたものを出しただけだが。