2021/10/28 のログ
ご案内:「中庭」に飛鷹与一さんが現れました。
■飛鷹与一 > 教室棟と教室棟の間にあるスペース…その一角にある中庭はベンチや花壇が備えられた憩いの場の一つだ。
そのベンチの一つに腰を落ち着けつつ、風紀委員会の制服に身を包み傍らには細長いガンケース。
手元にある何枚かの書類に目を通しつつ、時々携帯を取り出して電話を掛ける。
2,3回そんな事を繰り返し一応の目処が付いたのか、緩い吐息を吐き出しながらベンチに背中を預ける。
「…取り敢えず、報告はこんな所かな…後は――」
今一番の課題である『生命力の維持』ないし『回復』だ。
自身の異能――今、この瞬間ですら発現し続けている厄介な”死神”。
その力を制御する目処は今の所全く立っておらず、ならば代償の緩和手段を探そうとしていた。
――結果はまぁ芳しくない。単純に体力や気力、魔力を回復するのとは訳が違うからだ。
(…そもそも、削られた生命力を回復って真っ当な手段じゃ難しい気もするけど…)
心中で小さくボヤきながら、ぼんやりと空を見上げる――既に日が落ちて夜の時間帯だ。
■飛鷹与一 > 本来なら、生命力の問題は解消された筈――だったのだが、まぁ色々あってそれも振り出しだ。
その事を思い返すと、正直胸がズキズキと痛むがそれをグッと押し殺し。
「取り敢えず、勉強も委員会の仕事もブランクはあったけど、何とか大丈夫そうかな…。」
留年やら別課への異動の話も今の所は心配無さそうでほっと一安心ではある。
とはいえ、矢張り動きやら何やら鈍っているのは否めない。自主訓練は必要だろう。
(課題はやっぱり近接戦と…あと、もうちょっと魔術の応用パターンが欲しいな)
最前線で戦う事は殆ど無いとはいえ、いざそうなった時の為の自衛手段や対策は欲しい所だ。
あと、ぶっちゃければ現時点でどれだけ生命力が削れてどれだけ残っているのかも分からないのが問題だ。
せめて人並みに年を経て死にたいものだが。そもそも常時発動型というのが正直困る。自分ではどうにもならない。