2019/05/26 のログ
ご案内:「屋上」に日下 葵さんが現れました。
日下 葵 > 「どうにかならないのかな、この気温……」

昼間、休日の校舎、仕事の帰り。
まだ五月だと言うのに、真夏のような気温と日差しにぐったりとした様子でベンチに座る。
午前中に風紀委員として校内を見回り、拳銃を返却して今というわけだ。

いくら痛みに強く、そうそう死なない異能を持っているとは言え、この気温は堪える。
勘違いしたセミが鳴き始めるのではないかと心配になる暑さに、汗がにじんで制服が張り付き、
形容しがたい不快感を演出していた。
早く帰ってシャワーを浴びたいところだが、こんな日の高い時間、徒歩で帰宅するのは酷だ。
そんな判断のもと校舎に残ったわけだが、今日は休日。
職員室くらいしか人がおらず、無論それ以外の部屋の冷房は止まっている。
直射日光の当たる外よりましとはいえ、涼める場所もないまま途方に暮れていた>

日下 葵 > 「……今度からは休日は非番にしてもらおう」

なにも予定がないからいいか、程度に思って見回りを担当したが、誤算だった。
やはり休日は休日としてちゃんと休もう。
そんな反省をしながら鞄から麦茶を取り出す。
校舎の中の自販機で買ったものだが、その容器…ペットボトルは水滴が滴るほどに汗をかいてる。
鞄の中の荷物が濡れていないかと確認をして、特に問題なさそうだとなればキャップをひねる。
買った時に比べてだいぶ温くなった麦茶を飲み下して、午後はどうしようかと思案するのだった>

ご案内:「屋上」から日下 葵さんが去りました。