2020/09/06 のログ
神代理央 >  
「まあ、私も出店した事がある訳ではないからな…。詳しくは、教務課か庶務課辺りで聞いた方が良いかもしれない」

出店の申請場所…多少なりとも風紀が絡む事はあるだろうが、己は受付だの申請だのといった業務には全く触れていない。
分かる者に聞いた方が一番早いだろう、と彼に告げる。

「気が向いたら、で構わないさ。見学程度なら何時でも歓迎だしな。まあ、それも強制はせぬがね」

最後に決めるのは彼自身なのだから。
と、小さく微笑んで。

「…と、そろそろ私は行かねばならぬ時間でな。付き合わせてすまなかった。それと、珈琲有難う」

二本とも綺麗に飲み切って、塵箱へと入れる。
軽く制服を叩くと、時計を見てから軽く背伸びして。

「ではな、葉山。放課後は、あまり遅くまで出歩くものではないぞ?」

クスリ、と笑いながら忠告の様な小言の様な。
そんな言葉を残して、校舎から立ち去っていくのだろう。

葉山翔一 > 「神代なら客が集まりそうに思うけどな。判った、そうしてみるよ」

分かる者に聞く、確かにその通りなので分かったと頷き。
何故か彼が店に立てば客がよく集まる様な気がして。

「まあ、気が向いたらで頼むよ」

正直恐ろしくはあるが見学程度なら大丈夫だろうと。
なので気が向けばと少々だけ前向きな返事。

「いや、こっちこそ引き留めたみたいで悪かったよ。
珈琲ぐらいなら何時でもやるって」

こっちこそありがとうなと二本目を飲み終えた彼に告げ。
気を付けると言うように軽く手を振れば去っていくのを見送れば、忠告の通りに今日は帰るかとロビーを後にする。

ご案内:「第三教室棟 ロビー」から神代理央さんが去りました。
ご案内:「第三教室棟 ロビー」から葉山翔一さんが去りました。