2020/09/08 のログ
干田恭支 >  
貰った名刺を物珍しそうに眺めていたら、唐突にスマホが鳴り響く。
驚きのあまり名刺を取り落しそうになり、慌てて胸ポケットへと戻して。

「はいはいはい!すいませんパイセン!サボってないでーす!!」

着信相手を確認もせずに慌てて清掃用具を手に取って。
自分の育成担当である先輩のもとへと、大慌てで向かうのだった。

数分後、こってり絞られる恭支の姿が校舎の何処かにあったとかなかったとか──

ご案内:「第三教室棟 廊下」から干田恭支さんが去りました。
ご案内:「第三教室棟 保健室」に劉 月玲さんが現れました。
劉 月玲 > こそこそと保健室を開き、右見て左見る。
よし、誰もいない。

「しつれいしまーす」

劉 月玲 > ベッドは空き。
いそいそとベッドへ向かい

「どーん!」

ベッドへダイブ。

ご案内:「第三教室棟 保健室」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
水無月 斬鬼丸 > 「しつれいしまー…」

保健室にがらりと入室した。
その瞬間。
何かが飛んでいるのを見た。
ベッドに向かって。

養護教諭はいない。

劉 月玲 > ぽいん、ぽいんと軽く跳ねてベッドで遊んでいる。
だって誰も見ていないのだしいいじゃない。
そんな感じだったが、後ろで扉のあく音。

「むぇっ」

やばい、先生が帰ってきたか、と思ったが。

「なんだ、先生じゃな………あ」

あらやだ、いつぞやの人。

水無月 斬鬼丸 > 「ひっ」

首筋を抑える。
いつかの横暴な幼女。
首の痛みを思い出す。

「……おじゃまし、ました…」

逃亡のムーブ

劉 月玲 > 「ちょっとー!人の事見て怯えて逃げるとかサイテー!」

ベッドの上でブーイング。
せめて挨拶だけでもしなさいよ。

「ちょっと血をもらっただけなのになんで怯えるのよー」

水無月 斬鬼丸 > 流石に見逃してくれない。

「ちっす…」

おざなりな挨拶。
ここにきた理由は絆創膏を貰いに来た程度なのだが…

「いやぁ…あれメチャクチャ痛かったし」

首にはとかぶっ刺されたら超痛いに決まってる。
実際超いたかった。

劉 月玲 > 「えー、そうなの?
うーん、初めての人はそうなのかな。
もう一回やったら痛くないかもだよ?」

試しにもう一回かぷっといっとく?、と牙を見せる。

水無月 斬鬼丸 > 「ぇぇぇ…」

訝しげな表情。
てか、この少女はこんなとこで何をしてるんだろう。
サボりか?

「先生は…?」

劉 月玲 > ベッドの上で寝転びながら足をパタパタ。

「先生はいないっぽいよ?
まぁ、いないタイミングを見計らってきてるんだけどー」

おねむになったのでベッドを占領しに来ました。
堂々のさぼり宣言。

水無月 斬鬼丸 > 「そっかあ」

じゃあ仕方ない。
絆創膏だけもらっていこう
薬棚を勝手にゴソゴソ

劉 月玲 > ベッドの上でごろごろしながらじーっとそちらを見つつ。

「ねーねー」

気になることがあり、声をかけながら枕を投げつける。
とりゃ。

水無月 斬鬼丸 > 「なんすか」

あさりながら答えていると
背中に枕が直撃する
バランスを崩し棚にもたれかかり

「ぶえっ!なん…なにを!?」

劉 月玲 > 「お兄ちゃんのお名前、聞いてないよね?」

確か聞いてなかった気がする。
聞いてたとしたら忘れた。

「名前、なんてゆーの?」

まくらかえしてー、とベッドの上で泳ぎながら尋ねる。

水無月 斬鬼丸 > 「み、水無月っていったじゃないっすか…」

確かに名前はいっていない。
がたがたと落としそうになった薬箱を棚に戻す。
落ちてきたら偉いことになってた。
とりあえず絆創膏はもらった。

てか、めっちゃくつろいでるな…

劉 月玲 > 「………」

じーっと顔を見続ける。
無言の圧力。
お名前おしえろー。
そして枕返せー。

水無月 斬鬼丸 > 「………」

圧を感じる。
枕も拾って…なげかえ…
いや、歩み寄って手渡す。
投げ返したら何言われるかわかったもんじゃない。

「斬鬼丸…」

正直この、名前を名乗るときはどうも…微妙な空気だ。

劉 月玲 > 「斬鬼丸?」

返された枕を抱きしめながら、んぅーと考え。

「そっかぁ、かっこいい名前だねー。
悪いものをやっつけるって意味だよね?」

水無月 斬鬼丸 > 意外と素直にほめられた。
この少女のことだから全力で笑われると思った。

「あ、ええ、まぁ、たぶん?」

どうも、と、小さく頭を下げて。

劉 月玲 > 「あ、今『こいつ珍しく馬鹿にしなかったな』とか思ってない?
流石に名前まで馬鹿にはしたりしないしー!」

まぁ痛がって泣いてたのは馬鹿にするけど。
男の子なのになさけなーい。

水無月 斬鬼丸 > 「おもってた」

正直。

「ってか、名前しってどうするつもりなんすか…?」

むしろなんで聞いたんだ?
なんも言ってないけど馬鹿にした顔してる…。

劉 月玲 > 「うわ、正直……」

なんて人だ。

「んー、別にどうする気もないけど?
今度会った時に名前で呼べるねーってだけ」

それ以上の意味はない。
別に、個人情報を特定して追い詰めようとは思ってないぞ。

水無月 斬鬼丸 > 「まぁ、なんというか…
前回のことを踏まえて…?」

雑魚呼ばわりされたし。
まぁ、あれはあれで仕方ないのだが。

「えーと、じゃあその、そっちは…?」

名前。
教えてもらってなかったような。

劉 月玲 > 「だって斬鬼丸、よわっちかったし」

ざぁこ(はぁと)

「ん、私は月玲(ユェリン)。劉(リウ)が苗字で月玲(ユェリン)が名前。
よろしくねー、斬鬼丸」

顔の近くでピース。

水無月 斬鬼丸 > 「あのときはチョットめぐり合わせが悪かったので…」

めそら。
雑魚扱いされている…

「あ、はい、よろしく?」

月玲…。名前を聞いてよろしくされたので
思わず頭を軽く下げた。
目的の絆創膏は手に入れたが…

劉 月玲 > 「へー、じゃあ今度は勝てるところが見られるってことだねー。
今度見かけて負けてたら、またかぷっとしよっかなー」

後ろから不意打ちでかぷっと。
ゲーセンで大声で叫ばれたら困るけど。

「さてぇと、それじゃ私は次の講義までお休みしよっかなー。
斬鬼丸も、一緒に寝る?」

んふふ、と笑いながらちょいちょい、と手招きしてみる。

水無月 斬鬼丸 > 「ぇぇぇ…流石にいきなり噛まれるのはチョット…」

蚊の季節はそろそろ終わるというのに。
とつぜん女の子に噛まれたという状況は
痛くなくても周辺にバレると色々とヤバい。

「ぇ」

突然誘われた。
………いや、いやいやいや…
サボろうとは思ってたけど…そんな、まさか…

ベッドの縁に腰を掛ける。

劉 月玲 > 「大丈夫大丈夫、今度は痛くしないからー」

なお、前も痛くするつもりはなかった。
痛かったのは仕方ないね。

「よしよし、おいで抱き枕丸ー」

ぽむぽむと横を叩く。
抱き枕にしては……少しデカくて堅いかもしれないが。

水無月 斬鬼丸 > 「いや、サボりはするけど…」

そんな、だきまくらなんて。
とはいえ、ただ座ってるのもあれだ。
ベッドなんだから。
とりあえずごろ寝。

なんというべきか…こう…
なんでか知らないけどゲーセンのときから抗いがたい何かがある気がする。

劉 月玲 > 「私、次の講義が3時間後なんだー。
だから、目覚まし代わりもよろしくねぇ……ふあぁ……」

むぎむぎ、と片手を借りて抱き着こうとする。
そしておやすみなさい。
次に起きるのは3時間後。

水無月 斬鬼丸 > 「え?」

なにそれ。
このまま3時間起きてろってこと?
誰かきたら俺が説明するの?
ってかもう寝てんの?寝付き良すぎない?

片腕を取られ、逃げることも叶わず…
保健室の天井をただ見つめるのであった・・

ご案内:「第三教室棟 保健室」から劉 月玲さんが去りました。
ご案内:「第三教室棟 保健室」から水無月 斬鬼丸さんが去りました。