2020/09/23 のログ
ご案内:「第三教室棟 ロビー」にエルザさんが現れました。
エルザ > 夕日に照らされれば、銀髪にも見える髪。
髪の毛を僅かに揺らしても髪型は乱さないようにして、
残り枚数少ない紙と「式典委員会」と名前書きされた端末を手にしてロビーの掲示板前に女性が何かを貼り出していた。

【10月 修学旅行について】
  参加者希望者募集の告知と問い合わせ先の記載。

そんな見出しのポスターともう一際派手な張り紙が一枚。

【11月 学園祭「常世祭」】
  日程の記載と各部活動からの出し物についての参加申請やらその期日についての内容。
  確定情報はまた後日とも触れられている。


夏季休業後の業務の色々を終わらせて今日まで、
すっかり遅れてしまったと女性は嘆息する。
憂いを感じさせるその表情は最早少女というよりは大人というようであった。

隣の液晶掲示板についてる端末にケーブルを繋いで、情報を更新させていく。


「……もっと早く動いておきたかったわね」

去年まで精力的に働いてくれてた方が卒業した事で、引き継ぎ自体はよかったが行動力が例年に比べて落ちているように感じた。

(常世学園年中行事については、公式設定参照)

エルザ > 島を挙げての一大イベント、学園祭。
財団の助力もあるイベントではあるが、
その年の式典委員会の実力が問われるイベントとも言える。

学園祭を盛り上げるために各部活動、個人が何か出したりやってくれたりするかは委員会の手腕にもかかっていると言える。

「委員会とか部活動にも声がけして意識させていかないと、あっという間だからね」


毎年のことだけれど、まだ時間があるというのは『ない』に同義だ。


「扶桑百貨店も出来たし、今年は去年とはまたちょっと違う雰囲気になったりすると面白いわね」

未来に思いを馳せて表情を一変させた。

エルザ > 「それじゃ、『後輩』もちゃんと仕事しているか見回りにいかないとね」

式典委員会所属、学年は常に一年のその女子生徒は、
日々変わりゆく日常をエンジョイしている。

ご案内:「第三教室棟 ロビー」からエルザさんが去りました。