2021/10/25 のログ
ご案内:「第三教室棟 屋上」に深見 透悟さんが現れました。
■深見 透悟 > 『やるかどうか悩んだときはやれ、
やってからの後悔はやるかどうか悩んでいるだけの時間よりははるかに前向きで有意である……ということわざが俺の故郷にあったりなかったり。
俺は良い言葉だなーって思ったんだけど、よく考えてみたら今俺が考えたやつだわ。そら良い言葉だなーって思うわけだ。』
夜の屋上。もはやお馴染みとなった独り言のデカい幽霊。
今日も含蓄がありそうでその実スッカスカな独り言を携えて屋上に現れた。
最近めっきり寒くなった屋上にハムスターを連れてくるなんて出来ないので独りである。当然の様に独り言を続ける。
『まあ俺が考えたんでも昔のお偉いさんが考えたんでも、結局他人にどう評価されるかが大事なわけで。
ということは逆説的に今の俺の格言っぽいのが評価されてしまえば俺は偉いって事にならん?ならんかー
うーん今日もいい天気!お化けでも出そうなどこか寂れた感じのする秋の夜長だねえ!』
よっしゃうらめしやー!と元気に叫んでみるも屋上に誰か居るかどうかは未確認。
誰か居るかもしれないし、誰も居ないかもしれない。大抵の場合居ないが、はたして。
■深見 透悟 > 『おーおー、ここは相変わらず眺めが良いねえ。
空はあいにくの曇り空だけど街の方は天気関係なくピカピカしてらあ
学生街に、ちょっと奥は歓楽街かねえ。てことはあっちのエキゾチックな雰囲気の方は異邦人街か。
広いなーこの島。行ったことないとこだらけじゃね?ほぼほぼ学校にしか居ねえからなー俺。』
ふわりと浮かび上がって転落防止用のフェンスへと腰掛ける。
どうやら周囲に人の気配はないようなので、ちょっと大胆な行動にも出たりする。
どうせ見えないし。落ちても死なないので。
『えーと、俺が行ける範囲は大体……学生街のあの辺か。
とはいえまた職質食らうのも避けたいし大通りは避けたいなー……何か裏道とか使いそうなやつ見繕って乗ってってみるか。
無賃乗車ならぬ無賃乗肩だけど。今度ポケットに小銭でも入れといてやろうかなァ。』
上から街を眺めるついでに自分の行動可能な範囲を再確認
肉体が無い幽霊故に、未知の環境ではどのような影響を受けるか分からない。そのため単独で見知らぬ道や地域には行けないのだ。
そのため遠出するには生者の肩に乗って移動する必要がある。
■深見 透悟 > 『やっぱなー、友達増やすには色んなとこ行ける様にならなきゃだよなー……
うーむ、移動用としても仮の身体が必要か……いや、ただ乗りで行けるとこまで行ってみるしかねえか。』
学校内でそれとなく人形やぬいぐるみといった人型の物を探してはいるものの。
筆記具などと違ってそう簡単に落としたり忘れたりはしないらしい。当然と言えば当然だ。
『あとはハムちゃん……
いやいや、ハムちゃんはハムちゃんのままおうちに帰してやんなきゃ……は~あ。』
ハムスターの飼い主捜しも難航中。
まあ元より探しているのが幽霊と不良では分が悪い。
現状抱える二つの問題に、さすがの透悟も溜息が出てしまう。
ご案内:「第三教室棟 屋上」にイェリンさんが現れました。
■イェリン > 「――屋上は立ち入り禁止。
らしいわよ、トーゴ」
廊下からでも聞こえていたアンニュイな声に、
屋上のドアを開けながら声をかける。
姿が見えるわけでは無いが、気配を感じるという点でフォーカスを合わせれば
どのあたりにいるのかの当たりはつけられるようになっていた。
「ただ乗りだったりハムだったり、暇はしてなさそうで何よりね」