2022/04/28 のログ
■朝宮 小春 > 急に蒸し暑くなった。
夜は肌寒いのだけれども、朝から夕方にかけての日差しと、しとしとと降り注ぐ雨が混ざり合って最強に見える。
まあつまり、インドア派にはつらい時期だ。
「………あー。」
保健室で目を覚ましたのは、生物教師朝宮小春。
ここに来てもうしばらく経つが、異邦人でも能力者でもない、ちょっとだけ研究ができる一般人だ。
研究者としてもイマイチな成果しか残せていないがゆえに、教鞭を持ちながらの研究をしている。
すっかり教職に慣れてしまっているが、それでも根っからのインドア派。
■朝宮 小春 > 大きな荷物を運び出して、片付けて。
理科室の整理を一人でできると意気込んだところ、汗をかきすぎてバッタリと。
運動不足+自分の体力を把握していない+水分補給不足。
「………あったま、いたぁ………」
情けない声が出た。
くわんくわんと頭が揺れる。
「………も、もうちょっと、体力つけないとよね………。
今年の目標は、それかな………。」
それなりにイベントごとのたびに外に出るようにはしているのだけれど。
それでも、基本的に外に出るたびに怪我をする人種。
■朝宮 小春 > ……今度は何をしようかしら。
まだ水泳にはちょっと早いわよね………。
そんなことを考えながら、保健室のベッドの上。
今年はあんまりお世話にならないようにしなきゃ、ねえ………。
ご案内:「第三教室棟 保健室」から朝宮 小春さんが去りました。