2021/09/26 のログ
■修世 光奈 > 「んー!ごめん!その日はバイトなんだー」
部室棟の一角で、背の高い女子にぺこぺこと頭を下げる光奈
いつもの通り、部活の助っ人を頼まれたのだが丁度新しく始めたバイトが入っていて断るところであった
その後ついでに常世渋谷に遊びに行こうよー、なんて誘われていたのだが仕方ない
バイトが終わっても、帰りたい場所があるのだから
『えー、光奈最近付き合い悪くなーい?学校の成績上がってんだからいいじゃんちょっとぐらいー
バイトってそんな遅くまでやってないんでしょ?それからでもいーからさー』
「い、いやー、ごめん!終わった後もちょっと…そのー」
ぶーぶー、と本気ではないものの顔をしかめる友人の部長
かと言って、噂好きの彼女らに素直に事情を言ってしまえば自分は囲まれて帰れなくなるかもしれない
(ど、どうしようかなー…)
嘘を吐けない性分ではあるから、この調子ではいつか吐かされてしまうだろうけれど
それでも、顔をほの赤くしながら少しだけ抵抗していて
光奈のそんな珍しい態度に、友人は何かを感じ取り、ぐいぐいと迫ってくる
■修世 光奈 > 『えー…?も・し・か・し・てー?』
「はっ…、いや、まって違う違う!きゃーーー!」
などと言いながら、結局包囲され、洗いざらい吐かされてしまうのであった…
その後、普段の人気故か、様々な人に囲まれてしまうのであった
ご案内:「部室棟」から修世 光奈さんが去りました。