2020/07/23 のログ
ご案内:「図書館 閲覧室」にセレネさんが現れました。
■セレネ > 昨日の保健室での相談がどうにも引っかかり、
婦人科関係の専門書と精神・心理学の専門書、異能について書かれた専門書をそれぞれ数冊手に取って
人が疎らな読書スペースで目を通す。
関係のなさそうな部分は飛ばし、
必要そうな情報をもう一度一から漁っているのだ。
「これじゃない。
これでもない。
…これは知ってる。違う。」
文献を読みながらも頭の中で記憶を掘り起こし、
己の持っている知識と昨日の話と、読んでいる本の内容とを照らし合わせる。
ブツブツと異国の言葉を呟きながらも
一冊読み終わりすぐさま次の本を手に取り開く作業。
■セレネ > 「んー…。」
微妙に違う。
似たようなものはいくつかあれど、どれも昨日の話とは原因が違う。
スマホで時刻を確認すればもう1時間も経っていた。
…それ程まで読み込んでいたか。
少し休憩しようと手を組んで上にぐっと、身体の筋を伸ばす。
肩も首も余計に凝ってしまった。
首と肩をグルグル回して少しでも解れるようマッサージ。
背凭れに背を預けては、珍しく少しダレた姿勢。
■セレネ > 「異能の発現ねぇ…。」
魔術についてならそれなりに自信はあるけれど、異能は殆ど分からない。
人の能力というのはまだまだ可能性があるのだなと思いつつ、深い息を吐いた。
何せ己自身、有用な異能を持ち合わせていないのだ。
もしかしたら今後何か発露するかもしれないが、可能性は低いと思う。
天井を見上げてぐったり。
■セレネ > あともう少しだけ休憩したら、文献を読むのを再開しよう。
スマホでSNSや島であったニュース等を眺めつつ
暫く一人休息をして。
然したる成果も得られないまま
悩んだ表情で図書館を後にした。
ご案内:「図書館 閲覧室」からセレネさんが去りました。