2020/07/28 のログ
ご案内:「図書館 閲覧室」にセレネさんが現れました。
■セレネ > 「錬金は基礎の基礎しか勉強してなかったけど、案外面白いのね。」
魔力を素材に無から有を生み出したり、
鉄や銀を黄金に変えたり、
不老不死の妙薬、または文字通りの鉱石である賢者の石を作り出したり。
己は医術に必要かと思い多少齧った程度でしかないが
この際学んでみるのも良いかもしれない。
文献を読み漁りながら笑みを浮かべる、夕刻。
■セレネ > まぁ、己にその才があるかはまた別の話だが。
知識として持っておくのは悪い事では無い筈だ。
やはり新しい知識を得るのはとても楽しいと、知識欲の塊である己はそう思う。
帰ったら色々試してみるかと、いくつか錬成の陣を頭に叩き込みながら。
「…これはこうで、ここはこう。
で、それはああなって…成程、ね。」
図式としては魔法陣とあまり違いはないように思える。
細部はやはり異なるけれど。
指先に魔力は乗せず、机の上に描いていく。
■セレネ > 陣魔法は全ては完成させず、あと少しという所で止める。
というのも、全て完成させてしまえばそれだけで勝手に魔力を持って行かれて術が発動してしまうからだ。
魔力で描いてはいないが、可能性は充分ある。
だからあと一歩の所でやめておく。
9割9分覚えれば問題はないのだし。
何度も描いて覚えて、その繰り返し。
■セレネ > 書いて覚える、音にして覚えるというのはどの勉強でも同じ。
要は自分がきちんと覚えられれば良いのだ。
しっかりと細部まで思い出せるのなら、やり方はどうであろうと構わない。
少なくとも己はそう思っている。
よし、と小さく言葉を発したなら
手を止めてまた文を読む事に集中し。
■セレネ > 周囲に人が少なくなり、外を見れば陽が落ちる時間まで
暫くは新しい知識をつける為頁を捲る音のみ響かせて。
ご案内:「図書館 閲覧室」からセレネさんが去りました。