2020/09/01 のログ
ご案内:「図書館 閲覧室」にパンプさんが現れました。
パンプ > ………。

(夏休みが終わり、今日から後期の授業が始まる。その初日の授業は、聞いた言葉をそのままノートに書き写すだけで終わった。まだまだ学習が足りていないということは魔物にも理解できてはいるので、数日前から続けている漢字の学習を今日も進めていた。ノートも漢字の練習で数冊埋め尽くしたおかげか、分厚い漢字辞典の半分まで進んでいるようだった)

パンプ > ………。


(何度もペンを使って文字を書いてきたおかげか、文字を書く動作も大分スムーズになってきていて、それに伴い文字の歪みも比較的無くなっているようではあった。)

………?

(ふと一つ目を動かして周りを見てみると、他の利用者の人間がちらちらと見てきているように見える。後期に入ってから図書館を利用する人間が増えてきたということなのだろう。だが、特に危害を加えてくるわけでもなさそうだったので、魔物は気にせずに学習へと戻る。)

パンプ > (周りからひそひそと声が聞こえてきたけれど、特に暴れているわけでもないし、と思ったのか気にしないようにして自分の用事へと戻っていく。魔物は魔物で騒ぐわけでもなく、ペンを走らせる音とページをめくる音だけを出していて。)

………。

(しばらくして魔物が一旦ペンを机の上に置く。そして、隣に置いていた本を蔓で持ち上げて目の前で開いた。いわゆる、休憩ということらしい。星について簡単に書かれた本を、静かに読み始めた。)

パンプ > ………♪

(興味のあることに関する本を読んだことで機嫌が良くなったらしく満足げに魔物は本を閉じて横へと置いた。代わりにペンを蔦で持ち上げると、また漢字辞典へと向き合う。)

………。

(そうして学習を再開しノートの上でペンを走らせていき…しばらくしてから今日の分は終了と荷物をまとめて、住処である寮へと帰っていくのだった。)

ご案内:「図書館 閲覧室」からパンプさんが去りました。