2020/12/16 のログ
ご案内:「図書館 休憩室」に火光雷鳥さんが現れました。
火光雷鳥 > 先日、二度目の偶然、というか『また』裏常世渋谷に迷い込んだ末に某友人との偶然の遭遇で無事こちらに戻ってから。

「やっぱり、《門》についてもうちょい詳しく調べてみるべきだよなぁ。」

と、思い立って図書館へ。以前、知らず知らず禁書庫へ迷い込んでいたが、今回は流石に何事も無く調べ物に没頭できた…のだが。

(……うん、普段こういう方面の調べ物なんてしねーから、早くも知恵熱が…!)

と、いう訳で一度休憩を取る事にした。現在は休憩室にある自販機で適当に飲み物を買ってソファーでダウン中。

「つーか、人が《門》そのものっつーのは前例あんのか?これ…探してもサッパリ出てこねぇんだけど。」

この島の図書館に手がかりすら無いと非常に厳しいのだが。まさか禁書庫に…いやいやいや。
あそこは自分みたいなド素人が迷い込んで良い場所じゃない。と、いうか普通は相応の許可なく入れないと後から聞いたんだが。

「…あーやめやめ、今下手にあれこれ考えると知恵熱が悪化するわ…。」

ぐてーー…と、他に誰も休憩している人が居ないのをいい事にソファーでだらける。

火光雷鳥 > 「……つか、母さんとついでに親父に何て説明したもんかなぁ…いや、説明しようがねーんだけど。」

むしろあのクソ親父から何を言われるか分かったモンじゃない。
年末年始は一応は一度帰省して顔見せする予定、ではあるのだが…むしろ今、本土に戻らない方がいい気がしないでもなく、何とも複雑だ。

「…異能に突然目覚めた挙句に倒れて1年病院生活、退院して常世島に来たら色々あった挙句に、俺の脳内が《門》とか意味が分からん…。」

異能がある以外は普通の少年だった筈なんだが…本当、何処をどう間違えてこうなったのか。
なんて、自問自答してもしょうがないし、結局なんかうだうだ考え込んでるじゃねーか俺!!

「……よし、違う事を考えよう。そろそろクリスマス……ああ」

カップルの祭典じゃねーかこんちくしょう。本土とこちらでは大分環境違うけど、こっちでも似たようなものなのだろうか。

ご案内:「図書館 休憩室」に照月奏詩さんが現れました。
火光雷鳥 > 「まぁ、俺には縁が無いイベントだな…ケーキ買って、後は…んーー…。」

数少ない友人達にクリスマスプレゼントでも贈ってみるか、とそのくらいだ。
バイトで配達などもやっているが、このシーズンになるとやっぱり忙しくなる。
そうなると、調べ物をする余裕も流石に少し厳しくなってきそうだ。

(…つーか、数少ないダチが全員女の子なんだけど…女の子って何贈ればいいんだろうな…。)

リサーチするしかないのか!いや、リサーチしても俺のセンスとか大丈夫なのか!?
…あ、そういや本土に居た頃も友達は野郎ばかりで女子とかクラスメートレベルしか居なかったわ…。
んで、親父に「お前ホモか?」とか、からかわれてそっから庭に出て殴りあいした記憶がある。

「……俺のしょーもない記憶は大抵あのクソ親父絡みなのは息子として納得し難いものがあるな。」

飲んでいたお茶のペットボトルを思わずべこっと凹ませながら。中身は殆ど飲み終えていたのが幸いだ。

照月奏詩 >  
「ったくあの教師課題出しすぎなんだよ」

 そんなことをぶつくさと言いながら部屋に入ってくる。
 彼が今回図書館に来た目的は課題を行う為。その勉強。そしてそれにある程度区切りをつけてから少し休憩とやってきた休憩室。
 適当にココアを購入して座る場所を探していたが。
 何か悩んでいるのか考えているのかという人物を発見する。まぁ図書館なので考えている人がいるのは当然なのだが。

「へい、せっかくの休憩室なんだしもう少し肩の力抜いたほうがいいんじゃないか?」

 だがそれをやめるための休憩室なのだから力抜けよと声をかけた。
 まさかクリスマスの事を考えていると思わずそんなこと思いもよらなかったのだが。
 

火光雷鳥 > 「……ハッ!?何時の間に人が!?あーーまぁ、ちょっとクリスマスが近いからこう、色々とさ?」

掛けられた声に我に返って慌ててそちらを見る。見覚えが無い顔だから初対面だろう。
気を取り直してよっす!と、軽く右手を挙げて挨拶をしながら左手のペットボトルに気付いた。あ、モロに凹んでるわ。

「そっちは調べ物か勉強って所か?まー図書館に居るのは大抵そういう感じだけどさ。」

そう尋ねる少年も調べ物をしていた類だが、手がかりすら掴めないので小休止、とばかりに来たクチだ。
まぁ、その休憩中にあれこれ結局うだうだ考えてこのザマだったりするのだけども。初対面で何とも情けない所を見られた気がする。

照月奏詩 >  
「そういうこと、防御異能学でアホみたいな量の課題を出されてな。とりあえず有名どころの本やらを調べてる所。一週間も無いのにレポート5枚に合わせて最終日にテストとか1年に出していいレベルじゃないっての」

 ホント面倒ったらありゃしねぇと肩をすくめる。
 そこまで言うと適当な椅子に腰を下ろしてココアのプルタブを開くと一口飲む。

「疲れた時にはこういうのだな……で、クリスマス? あれか、プレゼントの金が足りないとかそういうの?」

 結構ああいうのって出費かかるもんなぁと言いながら苦い笑いを浮かべる。
 物価を考えるとプレゼントはそれなりの値段がする。数が多くなれば猶更だ。
 まぁ自身の場合渡す相手もなにもないわけだが。

火光雷鳥 > 「…うぇ、マジかよ?俺も1年だけど俺ん所のクラスはそこまでハードじゃねぇぞ流石に。
…あ、いや代わりに基礎魔術理論のレポート3枚と異能制御学の書物を読んで感想文提出とかはあったけど。」

異能はまだかろうじて付いて行けているが、魔術に関しては才能も素養も…そもそも『魔力がゼロ』なのでサッパリである。
少なくとも、座学はまだしも実技となるとまったくもって赤点筆頭だ。

「え?あーー…いんや、俺、まだダチと呼べる人が3,4人くらいしかいなくてさ?
んで、まぁ世話になってるのと感謝の意を込めてクリスマスプレゼントでもってな。
どうせ、クリスマスなんてケーキ適当に買って食ったりバイトで終わるだろうし。
なら、少しは有効活用した方がいいだろ?」

と、肩を竦めながら笑ってみせる。ただ、そのダチが現状では全員女子、というのが問題だ。

「あ、さっきも言ったけど俺は1年の火光雷鳥。元々本土に居たんだけど、3ヶ月前に常世島来たばかりでさ。ま、よろしくな!」

と、遅ればせながら自己紹介を返して笑う。裏表が無い分かりやすい笑顔だ。

照月奏詩 >  
「いやぁ、それもだいぶハードだと思うぜ俺は」

 一瞬楽に見えたが落ち着いて考えると自分と違って一冊読み切るのを前提にされているのはだいぶハードに感じるのである。
 そうして名前までを言われればこちらも少し落ち着いた。けれど人の好さそうな顔で。

「じゃあタメだな。俺も1年の照月奏詩。好きに呼んでくれて構わないぜ」

 これからよろしくと軽く手を振るう。
 それから手元のココアを少し揺らしながら考えるように。

「なるほど、値段じゃないとするとじゃあその3,4人のダチ相手に送るプレゼントの内容で迷っているわけか……そうなると色々と難しいよな。人によって好みなんて全くわからないし」

 というとココアの缶を見せて。

「俺だってこんな甘いのよりなんかブラックコーヒーとか飲んでるイメージだろ? でもこういうの好きだしさ。だからってプレゼントだから聞くわけにもいかない……サンタさんは悩みどころだねぇ」

 そういうとクスリと笑ってココアを傾け口に運ぶ。

火光雷鳥 > 「おぅ、しかも俺は魔力測定受けたら、こう…Z判定…いわゆる魔力ゼロらしくてさ?
一応、再検定も受けたんだが同じ結果で、担当した人から「ここまでゼロなのは逆にレアだよ君!」とか言われたんだぜ?
流石にちょっと泣きたくなったわ…。」

と、聞かれても居ないのに悲しい事実を語る赤毛少年である。実際魔力は欠片も無い。清々しいほどに無い。悲しいほどに無い!

「おぅ、んじゃソウシで!俺も気軽に雷鳥でいいぞ。苗字が少し言い難いしな。」

と、楽しげに笑って。考えたらこれは初の男子のダチ誕生のチャンスでは!?
と、それはそれとしてこちらも残りのお茶をちびちび飲みつつ、ココアを飲みながら考え込む彼の言葉を待ち。

「おぅ、しかも…あーー、何か誤解されそうだけど、全員女子なんだよなぁ。
いや、まぁ男子のダチがさっぱり出来てないのもあるんだけどさ。
まぁ、そんな訳で異性へのプレゼント、となるとやっぱセンスとか色々問われそうでさ。
俺、そーいうの自信ねーから、どうしたものかってな。まぁリサーチとか地道にしようかとは思ってるが。」

と、肩を竦めて見せつつ。割と暴露しているが、友人の名前とかは出してないからセーフ判定だ!

「あー確かに、一目見た感じだとソウシはブラックコーヒーとか好きそうかも。
けど、別に見た目のイメージと実像が違うなんて珍しくもねーしさ。ココア好きで何が悪い!ってやつだな。」