2022/05/04 のログ
ご案内:「図書館 休憩室」にシャンティさんが現れました。
■シャンティ > 「……ふぅ」
女はため息を一つ、ついた。暖かくなり始めた今の時節、少々似つかわしくないものかもしれない。
しかし季節はめぐり、学園は新しい時を刻んだ。その事実はほんの少しだけ女に思索を巡らせる契機となっていた。
「……何年、経った……の、かし、ら……ね、ぇ……」
ぽつり、と口にする。
それは、聞かせるともなく漏れた言葉。誰の耳に届くものではないかもしれない。
「……私、は……ええ、私……の、まま……だけ、れど……」
そして、また吐息が漏れた
■シャンティ > 「いち、ど……考え、た……方が、いい、か、しら……」
見えない目が、遠くを見る。
「あぁ……らし、く……な、い……わ、ねぇ……」
小さく、また吐息が漏れる
「春……だ、から……か、し、らぁ……こま、り……もの、ねぇ……」
深く、椅子に腰を掛けた