2021/04/09 のログ
ご案内:「大時計塔」に照月奏詩さんが現れました。
照月奏詩 >  
「ホント学校も大変なのな。まぁ毎回毎回掃除まで手が届かないのはわかるけどさ」

 モップとバケツを手にガシガシと時計塔を掃除している。掃除の必要があるのか? 立ち入り禁止なのに?
 埃などは機械に影響を与えるし学生が基本進入禁止なだけで業者が入ることもあるだろう。
 まぁそれ以前に警備も立てられてない時点である程度学生などの侵入を黙認しているというのもあるのかもしれない。
 
「俺も学生なのにいいのかってのはあるが……今日は業者扱いか」

 ならいいのか? と考えながらモップでガシガシとお掃除を進める。

照月奏詩 >  
「でもまぁ」

 夕方ごろ。掃除したてできれいな時計塔。そこに夕日が反射している。
 うんと満足そうにうなずく。

「1番きれいな時計塔を最初に見られるっていうのは役得かもな」

 しかもお金ももらえる。いろいろと良い事が多い。
 まぁその分機械に水が飛ばないようにとかそもそも足を踏み外さないようにとか色々と気にしなくてはいけないことが多いが。

照月奏詩 > 「っと、そんな事より仕上げっと」

 見学もいいがまだ少しだけやることが残っている。
 道具をまとめるともう一度階段のほうへ。
 下のほうの埃の掃除をまだ終えていなかった。
 そうしてここはピカピカとなっているのだろう。夜にはまた誰かが忍び込んだり飲食をしたりするのかもしれないが。
 それは別に気にしないでおこう。ゴミを捨てて帰らなければだが。

ご案内:「大時計塔」から照月奏詩さんが去りました。